【白菜大量消費】きじま流フライパン肉豆腐なら、あっという間に作れて味しみしみ

白菜たっぷり
テレビや雑誌を中心に活躍する料理家のきじまりゅうたさんが、料理の基礎やコツをご紹介!
調理がラクになるちょっとしたコツや、料理が飛躍的に上手くなるノウハウ、誰も教えてくれないマル秘テク、目からウロコの簡単レシピなど「料理はおもしろい」ことを伝えたいと語るきじまさんのYouTubeチャンネル「きじまごはん」から、編集部厳選の記事をお届けします。
ボリュームたっぷりでお手頃な旬の白菜、ついスーパーで手に取ってしまいますよね。今回は白菜を使った肉豆腐をきじまさんに紹介していただきます。とろとろに煮えた白菜と煮汁をたっぷり吸い込んだ豆腐は、ご飯もお酒もすすむこと間違いなし。まだまだ寒い日が続くこの季節、手軽に作れる「白菜と豚バラの肉豆腐」であたたまってくださいね。

短時間で味がしみる ▶︎材料をチェック
短時間で煮込んだとは思えない、とろとろ味しみ白菜に驚き!
今回は、冬の人気レシピ「肉豆腐」に冬の代表野菜である「白菜」をプラスします。白菜と焼き豆腐の切り方と煮込み方を紹介しますよ。煮込み時間はたったの8分ですが、じっくり手間をかけて煮込んだような仕上がりに驚くはずです。ぜひ作ってみてください! 
材料
【材料】
豚バラ薄切り肉:150g
焼き豆腐:1丁(350g)
白菜:300g
細ねぎ小口切り:3本分
七味唐辛子:少々
しょう油:大さじ2
酒:大さじ2
砂糖:大さじ1
水:150ml
作り方

1/4個で売っている白菜の外葉3〜4枚分を使う
1/4個で売っている白菜の外葉3〜4枚分を使います。だいたい300gです。

白菜は軸の部分と薄い葉の部分で切り方を分ける ▶︎仕上がりに差が出る切り方とは?
白菜の切り方が今回の“ちょいコツポイント”!
白菜は軸の部分と薄い葉の部分で切り方を分けるです。

白菜の葉は、分厚い軸の部分と、薄い葉の部分がある
白菜の葉は、分厚い軸の部分と、薄い葉の部分があります。今回は別々の使い方をします。

包丁をV字に入れる ▶︎軸をとろとろにするコツ
包丁をV字に入れ、軸と薄い葉で分けます。

軸はそぎ切りに
軸はそぎ切りにします。

断面が大きくなり火通りがよくなる
そぎ切りにすることで、断面が大きくなり火通りがよくなります。白菜の軸をとろとろに煮るために、断面が大きくなるよう意識して切ります。

切り方はどちらでもOK
そぎ切りは、包丁の刃先を奥に向ける切り方でも、横に向ける切り方でも、どちらでもOKです。

5〜6センチ大のざく切りに ▶︎もうひとつの“ちょいコツポイント”は…
薄い葉は、5〜6センチ大のざく切りにします。

豆腐と豚肉を切る
豆腐と豚肉を切ります。

木綿豆腐と比べると焼き豆腐は水分が抜けているため、煮込んだときに味が薄まらない
今回は、焼き豆腐1丁を使います。木綿豆腐と比べると焼き豆腐は水分が抜けているため、煮込んだときに味が薄まらないのでおすすめです。

食べやすい大きさに切ればOK
1.5センチ幅くらいに切りますが、食べやすい大きさに切ればOKです。

豚バラは10センチくらいに切る
豚バラ薄切り150g を切ります。牛肉や豚ロース肉など好きなお肉で作ってもおいしいですよ。豚バラ肉は脂のうま味が出ます。10センチくらいに切ります。

フライパンの中で煮汁を作る
材料を切り終わったら、フライパンの中で煮汁を作ります。
しょう油大さじ2、酒大さじ2、砂糖大さじ1 、水150mlを入れます。出汁を使わない、簡単に作れる鍋つゆです。

具を入れる順番がとっても大事!
今回は、フライパンで時短で味しみに仕上げる作り方です。
それをかなえる“ちょいコツポイント”2つめは、
具を入れる順番がとっても大事!です。

加熱する前に煮汁の中で肉をほぐす
フライパンに作った煮汁に、お肉を入れてほぐします。熱い煮汁にお肉を入れると固まってしまうので、加熱する前に煮汁の中でほぐし、フライパン全体に広げます。

白菜の軸の部分を入れ、混ぜる
次に、白菜の軸の部分を入れ軽く混ぜます。

豆腐が重ならないように並べる ▶︎これが短時間で味染みのヒミツ
そして豆腐を入れます。豆腐はなるべくフライパンの真ん中に並べ、全体の味を染みさせたいです。なので、まずは豆腐を並べる空き地を作り、豆腐が重ならないように並べます。

白菜の葉で蓋をするようにかぶせる
最後に白菜の薄い葉の部分を入れます。全体に広げて載せ、葉で蓋をするようにします。この葉が落と蓋と同じ効果になり、煮汁が滞留して、味が全体にしっかり馴染みます。

中火で8分煮る
具材をすべて入れたら、フライパンの蓋をして中火にかけます。煮立ったあと、8分くらい煮ます。

豆腐にいい色がついています
豆腐にいい色がついています。重ね蒸し効果ですね。白菜の軸の部分もとろっと煮えています。

手軽に作れる「白菜と豚バラの肉豆腐」 ▶︎作り方の“ちょいコツポイント”を紹介
お皿に盛りつけ、ねぎと七味唐辛子をふったら「白菜と豚バラの肉豆腐」の完成です。
試食

いただきます!
たった8分煮ただけですが、しっかりいい色がついていますね。いただきます!

焼き豆腐で作ったので、ホロホロッとした食感で、中まで味が染みていておいしいです
焼き豆腐で作ったので、ホロホロッとした食感で、中まで味が染みていておいしいです。

豚バラの甘み、白菜の軸のとろとろ感もばっちりです
豚バラの甘み、白菜の軸のとろとろ感もばっちりですね。切り方と、フライパンに材料を入れる順番がポイントです。寒い季節の普段のおかずにぴったりですよ!
今回、教えてもらった「白菜と豚バラの肉豆腐」について、気になるポイントをきじまさんに伺いました。
__材料を入れる順番が重要ですね! 一度も具材を返さず完成するので驚きでした。豚ロース肉や牛肉を使う場合も同様ですか? また、鶏肉で作ってもいいでしょうか?
きじまさん:豚肉でも牛肉でも脂が多い部位がオススメです。薄切り肉であれば同じように作れます。鶏肉を使う場合はもも肉を一口大に切り分け、皮目だけ先に焼いて裏返し、残りの具材と調味料を入れて煮るといいと思います。
__焼き豆腐ではなく、木綿豆腐でも作れますか? その場合、気をつけたほうがいいことはありますか?
きじまさん:木綿豆腐でも作れますが、焼き豆腐に比べて水分が多く柔らかいので煮崩れやすいことをご了承ください。

きじまりゅうた
料理研究家。
祖母と母が料理研究家という家庭に育つ。
オリジナリティあふれるレシピと、わかりやすいトークを武器に、男性のリアルな視点から考えた「若い世代にもムリのない料理」の作り方を提案。現在は「NHKきじまりゅうたの小腹すいてませんか」「NHKきょうの料理」「NHKあさイチ」「CBCキユーピー3分クッキング」などのテレビ番組へのレギュラー出演をはじめ、WEB・雑誌上でのレシピ紹介や、料理教室やイベント出演などを中心に活動している。著書『極狭キッチンで絶品!自炊ごはん』(新星出版社)。YouTubeチャンネル『きじまごはん』を配信中。
取材・文=ジョッキー