植えてよかった! 長年植えっぱなしで《早春の日なた&日陰の庭》を彩る花・常緑カラーリーフ6選
園芸歴30年の筆者が育てている、お気に入りの多年草や低木を写真とともに紹介します

植えてよかった!長年植えっぱなしで《早春の日なた&日陰の庭》を彩る花・常緑カラーリーフ6選
早春の庭は花が少なく、まだ眠りの中にいるような風景です。だからこそ、寒さのなかでひときわ存在感を放つのが、力強く芽吹く多年草や冬も庭を支える常緑カラーリーフたち。
我が家の庭では、そんな頼もしい植物が10年以上も植えっぱなしのまま元気に育っています。今回は園芸歴30年の筆者が、心から「植えてよかった」と思える植物たちを6種とそのお気に入りポイントを、参考価格とともに紹介します。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「植えてよかった!お気に入りの多年草・低木」にまつわるあれこれ

うちの庭で咲くクリスマスローズ
・《日なたの庭》に植えてよかった!早春の花・常緑カラーリーフ4選
・《日陰の庭》に植えてよかった!早春・花や常緑カラーリーフ2選
・【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
※この記事では、兵庫県で筆者が実際に育てている植物をご紹介します。開花時期や育てやすさは、お住まいの地域や育てている環境、品種等によって異なりますので、ご注意ください。
《日なたの庭》に植えてよかった!早春の花・常緑カラーリーフ4選
ミニスイセン テータテート

内緒話をしているかのような花姿が愛らしい「ミニスイセン テータテート」
一般的なスイセンよりひと回り小さく、草丈15cmほどのミニスイセン。我が家の庭に咲いているのは、黄色い花が咲く「テータテート」という品種です。
「内緒話」を意味する名前のとおり、寄り添って小声で話をしているかのような姿がユーモラスで、見るたびに心が和みます。
ミニサイズなので場所を取らず、10年以上植えっぱなしでも毎年コンパクトにまとまって開花。年々自然に増えて、地面を黄色く染めていくほど強健です。
※参考価格:100円~200円前後(球根1球)
ハナニラ

丈夫で育てやすい、星形の美しい花「ハナニラ」
ハナニラはガーデニングを始めた頃からの長い付き合いで、我が家の庭でもっとも頼れる存在。とても丈夫で、砂利混じりの厳しい場所でも、こぼれ種から自然に発芽して開花しています。
星形の愛らしい花を一面に咲かせる様子は、まるで春の星空のよう。花が終わった後、夏には地上部が消えて休眠します。
放置していても毎年決まった場所に顔を出し、庭を涼やかに彩ってくれます。
※参考価格:50円~100円前後(球根1球)
クロッカス

毎年春の訪れを知らせてくれる「クロッカス」
冬の凍てつく土の間から、ほかの植物に先駆けて芽を出すクロッカス。もうすぐ春がやってくることを、毎年律儀に知らせてくれる球根植物です。
朝の光を浴びて元気よく花を広げ、家に閉じこもりがちになっている筆者に、庭に出てくるように誘う姿に愛おしさを感じます。
ただ、黄色の花は鮮やかな色が野鳥の目に留まるのか、気がつくと花を食べられていることも。よい対策がまだ見つからないため、できるだけ咲いている間にその姿を愛でるように心がけています。
※参考価格:50円~100円前後(球根1球)
ツリージャーマンダー

庭の上品なアクセント「ツリージャーマンダー」
ツリージャーマンダーは白い産毛でおおわれたシルバーの葉や茎がクールな印象。日差しを浴びるとキラキラと輝き、暗くなりがちな冬~早春の我が家の庭に明るさを添えてくれます。
緑が多い庭の中で、シルバーの丸い葉が上品なアクセントとして活躍。初夏には薄紫の花が咲き、葉色との上品なコントラストを楽しませてくれます。
四方八方に旺盛に枝を伸ばしますが、強剪定にも耐える強さがあり、自由自在に形を変えられるのも、筆者にとってはお気に入りポイントです。
※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)
《日陰の庭》に植えてよかった!早春・花や常緑カラーリーフ2選
クリスマスローズ

うっとりするほど美しい、気品ある花姿「クリスマスローズ」
我が家のシェードガーデンの主役として欠かせないクリスマスローズ。優雅で気品あふれる花姿に、毎年うっとりと見入ってしまいます。
10年以上植えっぱなしでも年々株が充実して花数が増え、こぼれ種でも新しい株をつくるほど強健です。
うつむいて咲くため花の表情が見えにくく、その奥ゆかしさも魅力のひとつ。毎年登場する新種を、ついコレクションしたくなる衝動を抑えるのに苦労しています。
※参考価格:400円~2000円前後(3号ポット苗)
ヒューケラ

色とりどりの葉で日陰の庭を彩る「ヒューケラ」
ヒューケラの最大の魅力は、ほかの植物では見かけないような、色とりどりの葉色。赤・オレンジ・黄色・紫・シルバーなど、絵の具のような色彩で筆者の日陰の庭を彩ってくれます。
10年経っても形が崩れにくく、寄せ植えの引き立て役から、シェードガーデンのアクセントまで、どんな場面でも活躍できる頼もしいパートナーです。
また、春から夏にかけて咲く繊細な花も可憐で、主張しすぎず野趣あふれる姿にも心惹かれます。
※参考価格:400円~900円前後(3号ポット苗)
早春の多年草や常緑カラーリーフで一足早い春の景色を
寂しかった冬の景色に、鮮やかな色彩で明るさを添えてくれる早春の多年草や常緑カラーリーフたち。10年以上育てていると、筆者にとって頼もしい相棒のような存在です。
毎年愛らしい花を咲かせて春を告げてくれる姿を見るたびに、「庭に植えてよかった」と実感します。早春の多年草や常緑カラーリーフで、庭に一足早い春を迎え入れてみませんか。
【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い
さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。
・日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
・半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
・明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
・日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。
可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。
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