【横須賀】おろし金で削る?もちもち食感がクセになる自家製パスタ Osteria Il giglio

【横須賀】おろし金で削る!? もちもち食感がクセになる自家製パスタOsteria Il giglio
横須賀・米が浜通りにあるイタリア料理店「Osteria Il giglio(オステリア イルジリオ)」。カジュアルにイタリア郷土料理を楽しめる人気の一軒です。ここでぜひ味わってほしいのが、少し珍しい製法で作られる“もちもち食感”の自家製パスタです。
おろし金から生まれる自家製もちもちパスタ

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「【横須賀】おろし金で削る!? もちもち食感がクセになる自家製パスタOsteria Il giglio」の画像を見る「これ、イタリアの郷土料理のパスタなんです」と教えてくれたのは、オーナーシェフの井谷さんです。卵と小麦粉を合わせた生地を、沸騰した鍋の上で“おろし金のような専用器具”を使い、直接すり落としていきます。器具の穴からニョロっと顔を出す生地は、そのまま鍋の中へ。数分茹でると、粒状のもちもちパスタが出来上がります。

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合わせるのは、和牛の希少部位・三角バラとスジ肉を、トマトとともにじっくり煮込んだソース。時間をかけて引き出した肉の旨みが、やさしくも奥深い味わいを生み出します。
素材そのものの力を大切にするイタリア郷土料理の魅力をダイレクトに感じられる一皿です。
ミニャクリス ポロネーゼ(1,700円)

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こうして完成するのが、「ミニャクリス ボロネーゼ(1,700円)」です。
スプーンですくって口に運ぶと、まずはつるんとした喉越し。そのあとに続くのは、思わず頬がゆるむ“モチッ”とした弾力です。どこかすいとんを思わせる心地よい食感が印象的です。肉の旨みとコクが溶け込んだソースは、パスタによく絡み、噛むほどに味わいが広がります。削りたてのチーズと、きりっと効かせた胡椒が全体を引き締め、ワインとの相性も抜群。「おつまみにもなる一皿です」という井谷さんの言葉にも、自然とうなずいてしまいます。
イタリア郷土料理とワインが楽しめる

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横須賀中央駅から徒歩8分の「Osteria Il giglio(オステリア イルジリオ)」は、2022年にオープンしました。落ち着いた雰囲気の中で、イタリア郷土料理と現地ワインを気軽に楽しめる一軒です。

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オーナーシェフの井谷謙太さんが料理の世界に入って約20年。イタリア各地で3年間修業を重ね、神楽坂では料理長も務めてきました。数々の経験を経て、最後に選んだのが、生まれ育った横須賀です。店名の「イル・ジリオ(ユリの花)」は、修業地フィレンツェと横須賀、ふたつの市花に由来。これまで歩んできた道と、これから根を張る場所。その両方を大切にしたいという想いが、店名に込められています。
「いい食材が入った時や、“おいしい”って言ってもらえた瞬間が一番楽しい」そう話す姿は、どこか少年のよう。料理へのまっすぐな誇りと、横須賀という街への深い愛情が、言葉の端々から伝わってきます。
ワインがほどく、心の距離

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店内には、赤・白あわせて常時10種類ほどのワインが並び、グラスでも赤・白それぞれ3種類ほどを用意。オレンジワインなど、気分や料理に合わせて幅広く楽しめるのも魅力です。セレクトしているのは、家族経営などの小さなワイナリーが、手間ひまを惜しまず丁寧に造り上げたワイン。「一般の酒屋ではなかなか出合えない」と言われる、希少な銘柄が揃うのも、この店ならでは。
開店当初から定期的に開催しているワイン会では、シェフとインポーターが惚れ込んだ小規模生産者のワインを6〜8種類、料理とともにゆっくり味わいます。回を重ねるごとに顔なじみが増え、今では30名以上が集うほどの和やかな会に。ワインをきっかけに、自然と人のつながりが生まれていく温かな時間が流れています。
この場所で、これからも

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「いつか2階席を整えて、家族の集まりやワイン会、ちょっと特別な食事会にも使ってもらえたら」
そう話す井谷さんの言葉から伝わってくるのは、この場所で過ごすひとときを、より心地よいものにしたいという想いです。誕生日や記念日、久しぶりの再会、気の置けない仲間との食事。そんな“少しだけ特別な日常”を、さりげなく受け止めてくれる場所でありたい。料理とワインを囲み、自然と笑顔がこぼれる。その光景が、井谷さんの目指す店のかたちです。

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肩ひじ張らずに本物の味を楽しめて、ふとした瞬間に思い出し、また足を運びたくなる。
「今日はイルジリオに行こうか」。そんな何気ない一言が、自然と口をついて出てくる一軒です。
並ぶ料理はすべて、手間ひまを惜しまず丁寧に仕込まれたものばかり。普段なかなか出合えないイタリア各地の郷土料理が揃い、メニューを眺めているだけでも心が弾みます。どれを選んでもきっと満足できるから、次はあれもこれもと、訪れるたびに楽しみが増えていきます。横須賀の日常にそっと寄り添いながら、これからも変わらず愛され続けていく店です。
ランチタイムは、前菜からメインまで楽しめるコース(1,900円〜)を中心に、気分に合わせてアラカルトの注文も可能。夜は前菜や小皿料理をつまみながら、グラスワインをゆっくりと。食事としても、軽く一杯の場としても使える懐の深さが、また足を運びたくなる理由のひとつです。
取材日 2025/11/17
※掲載されている商品・情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
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