八代亜紀の”プライベート写真”入りのアルバムが発売:批判に晒されながら高額転売も
2023年にこの世を去った八代亜紀

2023年に惜しまれながらこの世を去った、日本を代表する演歌歌手である八代亜紀。現在、そんな彼女の尊厳を揺るがす大きなトラブルが発生している。
画像:八代亜紀公式Instagram
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歌手だけでなく画家としても才能を発揮

1971年に『愛は死んでも』でデビューして以降、数々のヒット作を連発。1980年に『雨の慕情』で第22回日本レコード大賞を受賞し、演歌歌手として確固たる地位を築き上げた。一方で画家志望だった父の影響を受け、画家としても才能を開花させている。
画像:Kyodo / Kyodo News Images
プライベート写真を封入したCDが発売されることに

今年4月21日、鹿児島市のレコード会社であるニューセンチュリーレコードが、約25年前に撮影された、八代亜紀のきわめて“プライベートな”写真が封入された追悼CDの発売に踏み切り、物議を醸している。
鹿児島県の塩田知事もコメント

「MBC南日本放送」によると、レコード会社が本社を構える鹿児島県の塩田知事は「直接的に(販売を)中止させる権限はない、尊厳を尊重するとかみなさんの声を受け止めて良識的な判断をしてほしい」と常識的な対応を求めた。
画像:写真AC
オンライン署名活動も開始

オンライン署名サイト「Change.org」では、八代亜紀さんの尊厳を保護し、販売を阻止するという目的で署名活動が発足。現状では8万を超える署名が集まっている。
CDは流通中止に

Amazonや楽天などの通販会社では、CDを購入することは現状不可能だ。ハフポスト日本版の取材に対し大手CDショップチェーンのタワーレコードは、「仕入先様(流通会社)にて取り扱いを中止されましたので当社においても取り扱いできない商品となっております」と回答している。
CDは予定通り発売された

多くの批判が殺到したもののCDは当初の予定通り4月21日に発売開始。ニューセンチュリーレコードは問題となっている写真の所有権や販売の正当性を訴え、通信販売を続けている。
熊本県八代市長も反発

八代の出身地である熊本県八代市の中村市長は、発売翌日の定例記者会見でこの件について言及。「読売新聞オンライン」によると、八代の所属事務所や弁護士らと対応を協議しており、販売をやめるように訴えていく方針だという。
画像:写真AC
高額転売されるCD

また現在では、市場に出回ったCDがフリマサイトなどで高額転売されるという事態に発展。「日刊スポーツ」によると、定価3,700円のところ、1枚で定価の4.5倍以上の1万7,000円、2枚組で3倍以上の2万8,000円などで落札されているそう。
橋下徹も警鐘を鳴らす

「スポニチアネックス」によると、弁護士の橋本徹は今回の件について法的観点から解説。「CDと写真を購入した人は、権利侵害になる可能性も後に出てくるということを覚悟の上で購入してもらいたい」と注意喚起した。
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