カリスマ婚活アドバイザーが語る「異性の友だちを定着させる極意」下品は一発アウト、敬語は2回目でやめる植草美幸流“関係を深める技術”

 これまで1300組以上を成婚に導いてきた恋愛・婚活アドバイザーの植草美幸さん。長年“結婚”のサポートをしてきた植草さんが、いま大切だと考えているのが“異性の友人”の存在です。既婚未婚を問わず人生を豊かにする人間関係として欠かせないといいます。コラム「婚活アドバイザーが指南! 40代からの異性の友だちの作り方」では、“植草流”の友だち作りのコツをお伝えします。

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■人を誘いやすい「春」 心地よい範囲で線を越える

 みなさん、こんにちは。婚活アドバイザーの植草美幸です。春の兆しを感じるようになりましたが、外に出る準備はできていますか? 暖かくなったり新年度を迎えたりと、春はなにかと人を誘いやすい季節です。今回は、異性の友人との関係を定着させるために必要なことをお話ししたいと思います。

 異性の友人との関係を「定着させたい」「深めたい」と思ったときに、どう相手に踏み込めばいいのか。これは正直、会った頻度では測れません。お互いの性格によるところが大きいからです。

 1回目で一気に踏み込める人もいますし、5回、10回会っても表面的な会話しかできない受け身の方もいます。結婚相談所でも同じで、1回目のデートでプロポーズして1カ月以内に成婚退会する方もいれば、何年も決められない方もいる。

 仲を深めるポイントはノリと相性です。さらに言えば、どこで出会ったかも大きい。例えば、趣味のコミュニティーで定期的に顔を合わせていれば、2人で会ったときに自然と「実はね」と言い出す雰囲気にもなります。逆に、定期的に会っていなくても、夜の食事やお酒の席で一気に距離が縮まることもある。

 みなさん、意外に「ここまではOK」「これ以上はNG」と自分の中で区別していることが多いものです。だからこそ、相手にとっても自分にとっても心地よい範囲で、その線を越えていくことを意識するといいのではないでしょうか。

 私が強調したいのは、下品になってはダメだということ。女性同士の友だちでも、下品なことを言う人がいますが、私はその瞬間に「さようなら」です。あけすけに性事情を話す「女子会」や「男子会」もありますが、その類いが私は嫌でたまらない。「おなかが痛い」と途中で帰ったこともあります。同性同士でも私と同じように嫌な気持ちになる人は少なからずいます。だから、男性が女性に、あるいは女性が男性にやったら絶対にNGです。

 下品同士の場合は「あり」かもしれませんが、仲が深まることはないでしょうね。双方があちこちで品の無さを言いふらして、ジ・エンドです。その場は楽しいかもしれませんが、その後のさまざまな人間関係もある。冷静になるようにしましょう。

■“仕事だと思う”だけで「差」がつく

 では、どうやってその線を越えていくか。「この人と仲良くなりたい」と思ったときに大切なのは、異性だと思いすぎず、相手を人として見ること。結婚相談所の会員さんに私はよく、「仕事だと思ったらできませんか?」と言っています。仕事だったら初対面でも2、3回会った相手でも、アポを取り、必要なら電話をして、メールの返事がしばらくなかったら追いメールをし、「そろそろ会食を入れようかな」と淡々とできませんか?

 そして、会ったときは上っ面の話だけでなく「最近仕事で……」とか「こんなことがあって」と、重すぎない話題から徐々に深い話題に展開していってください。

 仕事ならできても、プライベートの人間関係になると、できない方がすごく多いんです。ですから、“仕事だと思う”だけで、ほかの人と差をつけることができるわけです。

 さらに具体的なテクニックを話すと、仲を深めたいなら、敬語は2、3回目でやめること。「そうですよね」を「そうだよね」に変える。それだけでも空気は変わります。可能なら下の名前で呼び合う。これはとても効果的です。結婚相談所でも2回目から敬語をやめるように私は勧めています。「今日から下の名前で呼び合おうよ!」と、宣言してしまうくらいでいいんです。自然にできないタイプの方は、意識的にやらないと、一生そのままでは踏み込めませんよ。

■「真逆な人のほうが合う」は嘘

 ただし、誰にでも踏み込めばいいわけではありません。まず大事なのは、自分や自分の話に興味を持ってくれていそうな人を選ぶことです。そうでなければ、ただの“距離感がおかしい人”になってしまいます。目安はシンプルに「笑ってくれる人」。表情が動かない人、リアクションが薄い人とは、残念ながら知人止まりでしょう。

 そして重要なのは相性や波長が合うこと。つまり似ている人のほうがいい。「真逆な人のほうが合う」といった俗説をよく耳にしますが、私の経験ではズバリ嘘です。生活習慣も含めて合わなければ人間関係を続けるのは厳しいです。例えば食器。「グラスはデパートに売っているバカラのような高級食器じゃないと」という人と、「グラスは割れるんだから100均でいい」という人は価値観が違うので続かないし、そもそも話が通じない。

 また人間関係では、失礼なことをしたわけでもないのに嫌われることがあります。だから、必要以上に嫌われることを恐れる必要はありません。むしろ「嫌われてもいい」というくらいの気持ちでいるほうが健全です。無理に好かれようとすると、かえって関係がこじれてしまいます。こうした考え方のサイクルが身につけば、異性との友人関係も自然と安定していくはずです。

(構成/Kaori Terada)

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