先代猫が亡くなり、猫用ミルクなどを譲りに保護猫カフェへ…そこで出会った猫との物語が「導かれたご縁」と話題【漫画】

『新しい家族をお迎えすることになりました』より
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『新しい家族をお迎えすることになりました』を紹介する。作者の天真夜さんが、1月27日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.9万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、『オネエ系ヤクザに毎晩溺愛されてます』(シーモアコミックス刊)の作者として知られる、天真夜さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
保護猫カフェへ猫用ミルクやおやつを譲りに行った天真夜さん

『新しい家族をお迎えすることになりました』より
2025年11月に愛猫の“どんぐり”を肺がんで亡くしてしまった、作者の天真夜さん。どんぐりが直前まで食べていたドライフードや猫用ミルク、たくさんのおやつやパウチが残ってしまった。そこで天真夜さんは、以前から行きたいと思っていた保護猫カフェに、これらを譲ることに。
すぐに新しい子を迎える予定はなかったものの、1時間だけ滞在する天真夜さん。元々サイトを見て気になっていた子がいたが、その日はお休みだった。するとふと、高齢で目が見えず耳もほとんど聞こえない子の話が聞こえて来る。「大変だな」と思いつつ15歳という年齢がどんぐりと同じということに、その場から離れられなくなってしまい…。
このエピソードを読んだ人たちからは、「とても素敵な名前」「幸せになってほしい」「帝釈天ちゃんにとって穏やかな日々が送れますように」「導かれたご縁」など、多くのコメントが寄せられている。
作者・天真夜さん「漫画にしたのは、文章で説明するよりも大事なことをお伝えしやすかったから」

『新しい家族をお迎えすることになりました』より
――『新しい家族をお迎えすることになりました』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
いきなり帝釈天の写真を上げたらフォロワーさんを困惑させてしまうだろうと思っていました。帝釈天が複雑な事情を抱えていることは明らかでしたし、先代の猫が亡くなってからまだ日が浅かったので。この子を紹介するなら、お迎えした理由や経緯をきちんと説明すべきだと考えました。漫画にしたのは、文章で説明するよりも大事なことをお伝えしやすかったからです。
――本作では、保護猫カフェでスタッフさんの話を耳にした天真夜さんの姿が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
フォロワーの皆さんに帝釈天を引き取った経緯を知っていただくこと、また帝釈天自身を受け入れていただくことを第一に考えました。
――新しい家族の帝釈天ですが、名前を提案された際にピンと来るものがあったのでしょうか?また、決め手がありましたらお教えください。
提案を受けて最初は戸惑いました。しかし、既に友人達にも帝釈天と呼ばれ始めていましたので、最終的には「この子が親しみを持って呼んでもらえる名前が1番」という考えに落ち着きました。
――エッセイ漫画を描く際にこだわっていることや、意識していることはありますか?
私は日常的にエッセイ漫画を描いているわけではないのですが、今回に限っては大切な人達に大切な子を紹介するつもりで描きました。
――今後の展望や目標をお教えください。
特に目標はありませんが、エッセイ漫画はもともと描きたいと思っていたものの1つですので、今後も描きたいことがあれば描くつもりです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
皆様、帝釈天への優しいお言葉をありがとうございました。彼女が落ち着いて過ごせるよう、今後ともあたたかく見守っていただけましたら幸いです。