店主に虐げられる奴隷の獣人…旅人の助言で主へ鋭い爪を向けるがまさかの展開に反響【漫画】

『獣と旅人』より

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『獣と旅人』を紹介する。作者の極楽鳥さんが、2月10日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、『犬擬人化漫画略して犬漫画』(茜新社刊)の作者として知られる極楽鳥さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

「しつけ」と言い虐げられる獣人

『獣と旅人』より

大雪の夜、首輪と鎖で繋がれた獣人は床掃除をしていた。奴隷商から獣人を買った店の主人だったが、大雪で店は客不足状態。その鬱憤を晴らすかのように「しつけ」と言い獣人を虐げていた。そこへ、店をノックし“一晩泊めてくれ”と金貨を見せる上客が現れる。

金貨を見た店の主人は旅人を泊めることに。店主は旅人の前でも獣人に強く当たり、その様子を見た旅人は、獣人に「勇気も大事だ」と伝える。旅人が帰ったあとも虐げられる獣人。しかし、“勇気”という言葉に力をもらった獣人は主人に向かって爪を立て…。

本作を読んだ人たちからは、「悲しさが押し寄せてくる」「心に残ってしまう」「旅人さんが…」「まさかの展開」など、多くのコメントが寄せられている。

作者・極楽鳥さん「読んだ人の心に刺さる獣人の話を書きたい」

『獣と旅人』より

――『獣と旅人』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

東北出身なので雪国の豪雪の辛さを人に語っていたら、そこで虐げられる獣人の話をひらめいて、 もともと獣人を描くのが好きで、読んだ人の心に刺さる獣人の話を書きたいと思い、この話が出来上がりました。

――本作では、勇気という言葉で覚醒した獣人の姿が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

獣人の子は勇気を勘違いしていますけど、最後に旅人が獣人の子に言うセリフがざっくりと切り捨てているようで好きです。雪原を四つ足で走るシーンがかわいいと思ってます。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

「どうして…どうして…」のシーンですね。旅人の言う通りに勇気を出して、それでも念願の自由をえたのにそれすら否定される。心がポキポキのポッキーですよ。そこがいいんです。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?

出したいキャラから考える時と、厳しいストーリーから考える時がありますね。優しい話はストーリーからゆっくりじっくり考えて、その後に話にあった俳優を決める感じでキャラを練ります。

――極楽鳥さんは、多くの動物や獣人を描かれていますが作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

基本的に人間とファンタジーの生き物、人間と異形が好きなので、人間にない角や異形、動物のパーツはウキウキしながら描いています。

――今後の展望や目標をお教えください。

実は獣と旅人は少し前に書いた話で、現在は体調不良であまり漫画を描けていないのです…早く良くなって沢山の漫画を量産できるようになるのが目標です!

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

みんなー!犬は好きかー!?猫は好きかー!?異形はー!?人外は好きかー!?心折られてる物語はー!?クスッとするギャグはー!?人と人外の恋物語はー!?描きまくりたいー!待っててねー!!!