キャサリン皇太子妃ら英王室メンバー、コモンウェルスデーに集結 アンドルー元王子逮捕後、初の大規模公務

キャサリン皇太子妃ら英王室メンバー、コモンウェルスデーに集結 アンドルー元王子逮捕後、初の大規模公務
2026年3月9日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院において、英連邦の絆を祝う「コモンウェルスデー」の式典が執り行われた。チャールズ国王夫妻をはじめ、ウィリアム皇太子夫妻、アン王女夫妻ら、英国王室の主要メンバーが一堂に会した。今回の大規模な集まりは、アンドルー元王子の逮捕という未曾有のスキャンダル以降、王室にとって最大規模の公的行事となった。
こうした緊迫した状況にもかかわらず、寺院内では王室メンバーが笑顔で温かい挨拶を交わす様子が見られた。キャサリン皇太子妃は、国王夫妻に対し常に深い敬意を込めたカーテシーを行うことで知られている。この日も、皇太子妃はチャールズ国王に対し深いカーテシーを捧げた後、両頬に親密なキスを交わした。その姿は、国王との良好な関係を物語っている。
一方で、SNS等ではアン王女がキャサリン皇太子妃とのキスによる挨拶を避けたように見えたシーンが話題を呼んだ。デイリー・メールの王室担当記者、レベッカ・イングリッシュ氏が共有した動画を確認すると、実際には2人の大きな帽子が正式な挨拶の邪魔になっていた模様。無理にキスを試みることなく、冗談を言い合いながら、周囲のメンバーと共にくすくすと笑い合っていた場面が捉えられている。イングリッシュ氏も、皇太子妃の帽子のサイズが理由でキスを控えたと説明しており、不仲ではなくボリュームのある装いゆえの物理的な事情が生んだ微笑ましい一幕であったと言える。

アン王女と挨拶するキャサリン皇太子妃。 WPA Pool / Getty Images
この日のキャサリン皇太子妃の装いは、長年の愛用ブランド「キャサリン・ウォーカー」のネイビーブルーのコートドレスが主役。フロントの大きなボタンとプリーツスカート、そして80年代ファッションを彷彿とさせるスタイリッシュな肩パッドが印象的な一着である。

Karwai Tang / Getty Images
そして同色のハット、足元には同色のスティレットヒールを合わせ、首元にはクラシックなパールのネックレス、耳元にはエリザベス女王が所有していたとされるパールのイヤリングを合わせた。

WPA Pool / Getty Images
なお、寺院の外では反王室デモ参加者たちが集まり、「チャールズ、何を隠しているんだ?」などといったアンドルー元王子の件を暗示するプラカードを掲げるなど、不穏な空気が漂う場面もあった。また、1989年以来、例年式典を放送してきたBBCが、資金難を理由に放送を見送るという異例の事態も重なった。
アンドルー元王子の逮捕などスキャンダルに揺れる状況下で行われた今回の式典は、現役のワーキングロイヤルたちが一丸となり、王室の結束を国内外に示す重要な機会となったと言えよう。
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