江口のりこ“礼子”と川西賢志郎“量平”のけんかに視聴者からは共感と絶賛の声<対岸の家事>

量平(川西賢志郎)と礼子(江口のりこ)は口論に
多部未華子が主演を務める火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第5話が4月29日に放送された。今回は、3家族が一堂に介してグランピングへ…そこで2つの対立が起きた。(以下、ネタバレを含みます)
「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」とは
本作は、2019年にドラマ化もされた「わたし、定時で帰ります。」(新潮文庫)で知られる朱野帰子の小説をドラマ化したもの。
専業主婦になることを選んだ女性・村上詩穂(多部)が、ひょんなことから働くママや育休中のエリート官僚パパなど“対岸にいる人たち”と出会い、交流していく姿を描くといったストーリーだ。
今やどんな立場であっても生きていく以上は誰かがやらなければいけない“家事”という仕事。「実はみんな同じように毎日の家事に泣いたり悩んだりしているんだ」とホッとしてクスッと笑える、“家事”という終わりなき仕事をテーマにした新たなお仕事ドラマとなっている。
エリートパパの体験格差コメントにモヤモヤ
今回は、礼子(江口のりこ)の誘いで、詩穂(多部)たち一家、そして、中谷(ディーン・フジオカ)と娘・佳恋(五十嵐美桜)、そして妻・樹里(島袋寛子)も加わり、図らずも3家族でグランピングに行くことになる。
ただ、娘に習い事をさせようとしている中谷が詩穂に、幼い頃の“体験格差”についてチクチクと意見を述べる始末。礼子と中谷が盛り上がる姿を見て詩穂は「行きません。だから、やらないですって」と突き放す。「中谷さんの正しさを、こっちに押し付けないでください」と告げるのであった

詩穂(多部未華子)は中谷(ディーン・フジオカ)の言葉にモヤモヤ

人前では家事をする量平(川西賢志郎)
礼子と量平のけんかがリアル
バーベキューを楽しむ中、礼子は夫・量平(川西賢志郎)にモヤモヤとしていた。普段は全く家事を手伝わないくせに、外面は良くテキパキと働いていたからだ。さらに帰宅後、量平は子どもたちとすぐに眠ってしまい、荷物の片付けは礼子が1人ですることになってしまう。
またある日、子どもたちを寝かしつけた礼子がリビングに戻ると、量平はテーブルの上の食器やソファに積み上げられた洗濯物をそのままにして読書。黙って食器を片付けて洗い物をする礼子に、量平はグランピングの際に詩穂の夫・虎朗(一ノ瀬ワタル)が車代を払ってくれたと報告するのだった。
この話を聞いた礼子は、詩穂がおたふく風邪にかかった子どもたちの面倒を見てくれたことに8万円を払おうとしたことを報告。これに驚いた量平が「そもそもさ、8万払って仕事に行くって本末転倒じゃない?」と反応する。この言葉で怒りが沸点に達した礼子は「なら今度は量くんが会社休んでよ」と話すものの、量平は「それは無理やって。仕事なんやから」と答えるのであった。
これには礼子、「私もだよ。私も仕事してる」と反論。共働きでありながら、家事や育児を押し付けられている彼女が「なんでいつも他人事なの? ねぇ聞いてんの!?」と怒りを爆発させた。これに「俺だって、疲れてんねん!」と量平。礼子は頭を冷やしてくると、散歩に出かけるのであった。
礼子と量平の口論に「礼子、めっちゃ分かる〜!」などの共感が寄せられたほか、夫婦げんかの描写についても「リアルすぎる」などといった声が相次いでいた。
詩穂が中谷に怒った理由が明らかに
後日、礼子は「この前さ、なんで(中谷に)怒ったのか聞いてもいい?」と尋ねる。これに詩穂は母の死をきっかけに、学生時代、父の分まで当たり前のように家事をしなくてはいけなかったこと。それゆえ、部活を辞めなくてはいけなかったことを告白。
中谷は悪くはないものの「私にはやりたいことリストがたくさんあったのになって考えちゃうんです」「体験格差の話をされた時に、あの時の父と同じように娘から機会を奪っていたら…」と胸中を明かした。
これには礼子「詩穂ちゃんが専業主婦だからあげれているものって絶対あるよ」と励ましたのであった。
さらに中谷も「勉強していたら、僕の学生生活は終わっていました。だから詩穂さんと同じです」と打ち明けた。「体験できなかったと言うのも1つの体験で、それだっていつかは武器になるかもしれないですよ」と話し、2人は和解したのであった。

「体験格差」という言葉にこだわりを持つ中谷(ディーン・フジオカ)
◆文=於ありさ