チェーン店のモーニングおすすめ3選。とっておきの店舗で朝から幸福に!
チェーン店はどの時間帯に行くことが多いだろうか。昼、夜という方が圧倒的に多いだろう。だが、モーニングを提供するチェーン店は多い。普段朝ごはんを食べない僕も楽しんだ、とっておきのおすすめ3軒を紹介します。
食べ過ぎ注意!な贅沢(ぜいたく)モーニング『ロイヤルホスト 八丁堀店』

朝食ビュッフェ1980円。(価格は店舗により異なる)。まずは洋食からスタート。
充実したモーニングメニューにファンが多い『ロイヤルホスト』がホテル併設の全国7店舗のみで実施している朝食ビュッフェ。和洋の定番メニューに、サラダ、フルーツ、さらには「ジャワ風ビーフカレー」も揃う約50種のメニューにしっかり満たされる。おすすめは一枚ずつ焼き上げる「パンケーキ」。カリカリのベーコンにパンケーキシロップ、ホイップマーガリンも添えれば朝から大満足だ。

序盤で頑張りすぎて失速。かと思いきやこのあとカレーとパンケーキも食べました。

実施店舗
八丁堀店、新横浜駅ビル店、横浜駅前店、天神西通り店、東新宿駅前店、仙台花京院店、名古屋納屋橋店。
『ロイヤルホスト 八丁堀店』店舗詳細
ロイヤルホスト 八丁堀店(ろいやるほすと はっちょうぼりてん) 住所:東京都中央区八丁堀1-13-7 ホテルサードニクス東京1F/営業時間:6:30~23:00(朝食ビュッフェは6:30~9:30LO、10:00~11:00は一時閉店)/定休日:不定/アクセス:地下鉄日比谷線八丁堀駅A4出口から徒歩2分
中華定食でエネルギー補給『熱烈中華食堂 日高屋 池袋北口駅前店』

玉子焼き定食510円。名脇役のザーサイと味付け海苔、中華スープ。
プレーンオムレツのような、あるいは出汁巻き卵のような飾り気のない“中華風玉子焼き”をメインに据えた『日高屋』の朝定食は、うれしくなるほど素朴で無骨。箸で切り分けるとずっしり重く、「卵何個分?」と思うほどデカくて分厚い。素材の味を楽しむもよし、皿に添えられたマヨネーズやテーブル備え付けの調味料でカスタマイズしながら食べ進めるもよし。とにかく、空腹状態で行くべし!

何層にも折り重なった断面。ふわふわな食感にごはんがすすむ。

実施店舗
池袋北口駅前店、大宮すずらん通店。
『熱烈中華食堂 日高屋 池袋北口駅前店』店舗詳細
熱烈中華食堂 日高屋 池袋北口駅前店(ねつれつちゅうかしょくどう ひだかや いけぶくろきたぐちえきまえてん) 住所:東京都西池袋1-28-1 第2西池ビル1F/営業時間:24時間営業(朝定食は6:00~11:00、金は24:30~翌2:30に一時閉店)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩すぐ
「朝焼き肉」という新たな選択肢『焼肉ライク 新宿歌舞伎町店』

朝焼肉セット 550円。生玉子は納豆に変更可。
朝からカルビを焼いて、白米とともに食べたことはあるだろうか? 僕は初めて経験した。“焼肉のファーストフード店”をコンセプトに掲げる『焼肉ライク』の朝焼肉セットは、“朝から焼き肉をしている”という、やや背徳的な行為そのものにテンションが上がる。無煙ロースターで朝からジュウジュウと肉を焼き、黙々と一人焼き肉に没頭していると、背徳感は消え去って、むしろ活力が湧いてくる。

ごはんは大盛り、おかわりともに無料。

実施店舗
新宿歌舞伎町店、新橋本店、中部国際空港セントレア店(内容、価格は異なる)。
『焼肉ライク 新宿歌舞伎町店』店舗詳細
焼肉ライク 新宿歌舞伎町店(やきにくらいく しんじゅくかぶきちょうてん) 住所:東京都新宿区歌舞伎町1-16-2 富士ビル1F/営業時間:24時間営業(朝焼肉は5:00~11:00)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄新宿駅より徒歩3分
いつもの店の、違う表情にドキッ
普段は夜、あるいは深夜に足を運ぶいつものチェーン店で朝ごはんを食べる。椅子にテーブルに壁紙、どの店舗もよく知った内装だが、朝日が差し込む店内には既視感がなく、パラレルワールドに来たような気分で着席する。

『ロイヤルホスト 八丁堀店』の店内。あれもこれも食べようとワクワク。
『ロイヤルホスト』の朝食ビュッフェは皿を構築するのにすごく頭を使った。結局ほぼ全種コンプリートしたわけだが、窓際の席で新聞を読み耽(ふけ)る常連っぽいご老人は、パンケーキにホットコーヒーのみのストロングスタイル。いつかこうなりたいものだ。『焼肉ライク』の朝焼肉セットは量・味ともにすごくフィットし、朝こそ焼き肉、と布教したい気分になった。『日高屋』の玉子焼き定食も、玉子とご飯の王道コンビのネクストステージを感じられて、新鮮な驚きがあった。

『熱烈中華食堂 日高屋 池袋北口駅前店』の「ダブルエッグ定食」も気になる。

『焼肉ライク 新宿歌舞伎町店』にて。熱源に近いからかすぐに焼ける。無煙ロースターのおかげかにおいも気にならない。
そしてどの店も、満足感に対してお財布にやさしい。入店してすぐは慣れない環境にソワソワしたけれど、気づいたときには、すっかりその魅力の虜(とりこ)になっていた。
一日をチェーン店のモーニングから始めると、自分ではない誰かの日常を体験しているようで楽しい。少しの背徳感と高揚感を引きずりながら朝の街へ。人もまばらなオフィス街や繁華街を歩きながら、次はどのチェーン店で朝ごはんを食べようか考えていた。
取材・文・撮影=重竹伸之
『散歩の達人』2026年1月号より