「ビジュ最強の気象予報士」穂川果音(40歳)が激白 「『美しすぎる』と呼ばれるまでに実践してきたこと」

「美しすぎる気象予報士」として知られる穂川果音さん(40歳)が、発足当初からレギュラー出演してきたネットニュース番組「ABEMA Prime(旧AbemaTV)」を、10年の節目となる3月末で卒業する。

10代でモデルデビュー。23歳で気象予報士試験に合格すると、持ち前のGカップのバストを武器にレースクイーンやグラビアに挑戦した経歴を持つ。

2月に40歳を迎えた今、新たなキャリアを見据え「『美しすぎる』の向こう側へ行きたい」と語る彼女は、外見が先行して語られがちな肩書きのその先に何を見据えているのか。赤裸々に語ってもらった。

グラビアのオファーもありますが……

――この10年間を振り返ってみると、いかがでしたでしょうか。

この番組で本当にいろいろな経験を積ませていただき、人としても成長させてもらった10年間でした。ネット配信のテレビがちょうど過渡期を迎え、業界全体が試行錯誤しながら前に進んでいくような、業界史に残るような激動の時代でもありました。その現場に携われたことを幸せに思っています。

「ビジュ最強の気象予報士」穂川果音(40歳)が激白…「『美しすぎる』と呼ばれるまでに実践してきたこと」

――新たなキャリアに向けて慌ただしい日々かと思いますが、グラビア復帰の可能性はありますか?

ありがたいことにオファーを頂いているのは事実ですが……そのつもりはありません(苦笑)。定期的にお誘いはあるものの、ずっとお断りしているんです。私よりふさわしい方はたくさんいらっしゃいますし、これから自分が進もうとしている方向とも少し違うかなと思っています。

――ただ、穂川さんのSNSには肩出しの衣装やボディラインが強調された写真も投稿されています。ひょっとして……と勘ぐってしまう人もいそうです。

これは本当に信じてほしいのですが、自分に合った服、好きな服を選んでいるだけなんです。それがオフショルダー(肩出し)だったり、身体のラインが出る服だったりするだけで、結果的に男性が好きそうな雰囲気に寄ってしまうのかもしれません。むしろ、他のタイプの服が着られない事情もあるんです。骨格診断によると『ストレートタイプ』なのですが、身長(171センチ)やバスト(Gカップ)の関係もあって、合わない服を着て外出したら、人から見られる印象が大きく異なることもありました。

「美しすぎる」と呼ばれてるけど……

――そんな事情を知らず、ネットニュースでは毎日のように穂川さんのファッションが取り上げられていますね。

ありがたいなとは思うんですよ。でも、私はバラエティー番組への露出はほとんどないので、知名度といわゆる“コタツ記事”の供給量が見合っていないようにも感じています。お仕事でお会いした方から「(ネットニュースで)ランキングの上位にいたよ!」と教えてもらって驚くことも少なくありません。知名度と記事の供給量が合っていないなと感じることもあるのですが、取り上げていただけることは感謝の気持ちでいっぱいです。

――ひょっとして、「美しすぎる」というキャッチコピーも内心では快く思っていなかったとか。

これは難しいですよね。今のご時世、ルッキズム(外見至上主義)は憚られるようになっていますし、例えば女子アスリートの外見に焦点を当てるメディアも減ってきていますよね。メディアに携わる側として率直に言えば、「美しすぎる○○」という表現はもう時代に合っていないと感じます。ただ、やっぱり私は女性なので(笑)。本音を言えば、評価としてうれしい気持ちもあるんです。それに、美容としっかり向き合ってきた成果でもあると思う。私にとっては頑張った証だなって。だからこそ、今後は「美」をどう活用していくか、そのプランを温めているところです。

――もともとモデルをされていましたが、いつ頃から「美しすぎる」と呼ばれるようになったのですか。

35歳くらいからネットニュースに載せていただけるようになりました。こうして評価していただく一方で、メイクの重要性を痛感して研究を始めたのは30歳の頃。かなり遅い方だと自覚しています(笑)。大きな転機になったのがABEMAへの出演でした。

20代はスキンケアとは無縁の生活で、化粧したまま寝てしまうこともザラだった。そんな時にABEMA出演が決まりまして……。本当に申し訳ないのですが、当時のABEMAって「スマホで見るモノ」くらいの印象だったんです。画面も小さいし、まぁ大丈夫だろうとタカをくくっていたら、これが大誤算でした。自分の出演シーンを見返したらゾッとしましたね。ニキビなどもクッキリ映っているんです。「これはまずい、隠しきれない!」と(笑)。そこから美容を本格的に研究するようになりました。隠すメイクから「内側からの予防」にシフトしたきっかけとして、高画質時代は隠せば隠すほど不自然になる。だからこそ土台(肌質)を予測して整える必要があると感じたんです。

――メイクを学び始め、「美しすぎる」という称号を手に入れた。そのノウハウを今後の新たな仕事に生かしたいということですね。

はい。私は、「美しすぎる」という形容詞の向こう側に行きたいんです。先ほどルックスの評価についての感想をお話ししましたが、正直に言うと、「外側」だけで見られているようで寂しく感じることもあります。ですが、美容に関しては私なりに積み上げてきた武器やノウハウがある。そうした影の努力をあまり周囲に明かしてきませんでしたが、これからは前面に出していきたいと思っています。私自身の新しい道にもつながるでしょうし、きっと誰かの背中を押すことにもなると信じています。

「予防美容」こそコスパが良いんです

――穂川さんならではのノウハウとはなんでしょうか。

とにもかくにも「予防美容」の一言に尽きます。私は気象予報士、防災士、薬膳コーディネーターという資格を持っているのですが、これらはすべて「予防」につながっています。防災は気象災害を防ぐための備えですし、薬膳(中医学の理論に基づき、季節や体調に合わせて食材を組み合わせる食事法)も、体調が悪化するのを未然に防ぐという東洋医学の「未病(病に至る前の状態)」の考え方がベースにあります。気象も予測できるからこそ予防できる。私、とにかく予防が好きなんですよ(笑)。美容も同じで、シワシワになる前に、髪がパサパサになる前に、太る前に、前もって手を打つ。これが一番コスパがいいんです。後回しにするほど美容のコストは指数関数的に跳ね上がる。だから今、予防に投資するのが最も賢明とも言えます。

――もう少し具体的に教えてください。

たとえば虫歯治療が分かりやすいですが、日頃からしっかりケアをしていれば、1本10万円のセラミックなど必要ないじゃないですか。私自身も美容に目覚めた頃、顔のシミはいったんレーザーで除去してリセットせざるを得ない状態で、財布に大打撃を受けました(笑)。予防の重要性を痛感した瞬間です。研究を重ねるうちに、私の持つスキルが「予防」と非常に相性がいいことに気づき、元ズボラでも大きな我慢をすることなく取り組める美容法を実践しています。

――「美しすぎる」と言われるようになっても研究を重ねた成果ですね。本業も大変なのに、その原動力はどこにあるのですか。

モデルには綺麗な人がゴロゴロいる世界なので、何か私だけのスキルがなければ生きていけないと感じたのです。気象予報士を目指したきっかけの一つは、テレビで見たお天気お姉さんに憧れたことです。あれだけ美しい方が専門スキルを武器に活躍していてすごいと思ったんです。そこから始まったキャリアなので、「美しすぎる」だけでいいとは思っていません。40歳になり、仕事でも大きな節目を迎えたことで、これからはその先の姿をお見せしたいですね。

(取材・文/竹ノ塚豊)

【後編記事】「美しすぎる気象予報士」穂川果音(40歳)が激白…美ボディの秘訣は「スクワット」だった!につづく