【考察】ツーリング飯の定番「海鮮丼」なぜワクワクしなくなった?
【考察】ツーリング飯の定番「海鮮丼」 なぜワクワクしなくなった?

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【海鮮丼の「見た目」問題】

まず最初に皆さん、「海鮮丼」を思い浮かべてみてほしい(なお今回テーマにする海鮮丼は、うに丼、イクラ丼、さんま丼のような単色丼ではない、複数のネタが一つのどんぶりにちりばめられた丼のこと)…。どうだろう、イメージできたかな。だいたいの人はこんな海鮮丼を思い浮かべたんじゃないだろうか。
【派手なくせに、没個性】

海鮮丼は、派手だ。いろんな色のたくさんのネタが並び、きらきらしている。素の状態ですでに「映え」なんよね。でもこれが不思議なことに、どこの店でもだいたい同じ顔をしている。記憶の中の海鮮丼の印象って、どれも大差ない。ネタのいくつかが入れ替わったとて、結局全体としてはほとんど同じ姿にまとまっちゃう。
【「結局、平均点に収束する味」問題】

海鮮丼の魅力は、ネタの種類の豊富さだろう。マグロ、サーモン、いくら、うに…。確かにどれも旨い。でも問題なのは、それがどこへ行っても安定して同じ美味しさってこと。言いたいのは「いまここで食べる理由」が味に現れにくいってこと。最近は冷凍技術も流通も優秀で、お店も企業努力を重ねている。だから、みんなが好むネタを、いい状態で出せるようになった。
【そもそも海鮮丼のはじまりは…?】

海鮮丼の原点は漁師飯だ(諸説あるが)。漁師たちが船上で手早く食事をとるため、どんぶり飯の上にその日獲れた売り物にならないような魚たちを、さっと捌いてじゃばっと乗っけて醤油をぶっかけワシワシかっこんで食べた。これが存外うめえってことで、港のメシ屋が真似して出し始める。これが外からの客の目に留まり、徐々に見た目を整え、人気のネタを集め、だんだん洗練されてくる。
【距離と時間は正義で正直】

全てがそうとは言わないが、おいしさと距離・時間の関係って必ずあると思っていて。例えば野菜や果物は、畑でもぎたてが一番うまい。肉や魚も、「熟成」なんて話はあれど、基本的には獲れたて捌きたてがやっぱりうまい。みんなそれを分かっているからこそ、どうやって収穫直後に近い状態をキープするかが研究され、技術や物流が発展してきたのだ。
この記事にはAI技術が一部使用され、編集者の最終チェックを経て公開しています。