ヘンリー王子&メーガン妃、米“SNS依存裁判”の前例のない判決に歓喜。「この判決は社会への警鐘です」

ヘンリー王子&メーガン妃、米“SNS依存裁判”の前例のない判決に歓喜。「この判決は社会への警鐘です」

現代を生きる人々にとって、今や欠かせない存在となっているSNS。先日、アメリカで行われた「SNS依存症」をめぐる裁判で、プラットフォーム企業の責任が問われる判決が下され、ヘンリー王子とメーガン妃が声明を発表。夫妻は、子どもや若者の安全を守ることの重要性を訴え、裁判所の判断を支持する姿勢を示した。

SNS依存で前例のない勝訴判決

日常生活の一部となったSNSは、楽しく便利な反面、依存や精神的負担といった問題も少なくない。こうした状況を受け、各国では若年層の利用を制限する取り組みが進められており、オーストラリアでは子どもたちのSNS利用を制限する規制が導入され、イギリスでも16歳未満への利用禁止の試行プログラムが進められている。

2026年3月25日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州の地方裁判所が、子どもの頃のSNS依存をめぐってMeta社とYouTubeを訴えた20歳の女性に、前例のない勝訴判決を下したことが話題となった。

Photographer, Basak Gurbuz Derman / Getty Images

『BBC』の報道によれば、陪審員団は、Instagram、Facebook、WhatsAppを運営するMeta社と、YouTubeを運営するGoogle社が、意図的に中毒性の高いSNSを設計し、女性のメンタルヘルスに悪影響を与えたと認定。Meta社は420万ドル(約6億7,000万円)、YouTubeは180万ドル(約2億8,700万円)の賠償金を支払うことになった。

ヘンリー王子夫妻も声明を発表

この判決を受け、ヘンリー王子とメーガン妃は『People』に声明を発表し、判決への支持を表明した。

(以下引用)

「この判決は社会への警鐘です。長年、子どもたちのことを顧みず作られたプラットフォームの代償を、家族が払ってきました。私たちは、声を上げることを諦めなかったすべての親と子どもたちと共にあります。今日、真実は明らかにされ、前例が築かれました」

(以上引用)

Michael Loccisano / Getty Images

さらにヘンリー王子夫妻は、公式サイトでも声明を発表し、「これをきっかけに、同様の訴訟や改革への要求、責任を問う声がさらに広がるでしょう。もはや議論すべきは『SNSは変わるべきか』ではなく、『いつ、どのくらいのスピードで変わるのか』なのです」と述べている。

以前から、SNSが若者に及ぼすリスクについて公に警鐘を鳴らしてきたヘンリー王子夫妻。最近名称を変えた財団「アーチウェル・フィランソロピーズ」では、特に子どもやティーンの心の健康に与える影響を含むオンラインの安全対策を、活動の中心テーマとしているという。

2026年2月には、ヘンリー王子がInstagramやYouTubeなどのプラットフォームを相手に法的措置を取った家族と面会。『BBC』が公開した映像の中で、ヘンリー王子は「皆さんがしてくれたすべてに感謝します。何度も自分たちの声を届けてくれてありがとう。今回の結果から生まれるのは、真実・正義・そして責任です」と語った。

ヘンリー王子とメーガン妃は、SNSが若者に与えるリスクへの意識を高めるため、さまざまな公的な取り組みも行っており、2025年にニューヨークを訪れた際には、「ロストスクリーンメモリアル」を公開。

ここでは、SNSの有害な影響で命を失った子どもたちのロック画面写真を表示した50台のスマートフォンを展示し、アーチウェル財団の「Parents’ Network」に参加する保護者たちと協力して制作された、オンライン上の安全性強化を訴えるものとなっている。

『People』によると、イベント内で記者に「子どもとSNSについて、新米の親にどんなアドバイスをするか」と聞かれたヘンリー王子は、こう答えたという。

(以下引用)

「一番簡単に言えるのは、子どもをSNSから遠ざけることです。ただ悲しい現実として、SNSを使っていない子どもは、学校で周りと同じ会話に入れないことでいじめに遭いやすいんです」

(以上引用)

(以下引用)

「人生はSNSから離れている方がずっと良い。これは親として言っていますし、ここで話を聞いた多くの子どもたちの兄弟姉妹がSNSの影響で命を落とした話も知っています。でも明らかに、まだ十分ではありません。やるべきことはまだまだ足りていないのです」

(以上引用)

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