水卜麻美アナ『ZIP!』生放送で突然の謝罪…大物女優への神対応と圧倒的な人間力

日本テレビの水卜麻美アナ

「ごめんなさい」――。日本テレビ系朝の情報番組「ZIP!」で総合司会を務める水卜麻美アナ(39)による、生放送での唐突な「謝罪」が話題を集めている。番組冒頭の短いフリートークのなかで飛び出したこの言葉だが、その裏には日替わりパーソナリティーたちを優しく包み込む圧倒的な「受けの技術」と、彼女の豊かな「人間力」が垣間見えた。

瀬戸朝香

大物女優のピンチを救った「私の問題で…」の一言

ハナコの岡部大

4月13日の放送では、冒頭でまさかの“謝罪劇”があった。

新しく月曜パーソナリティーに就任した女優・瀬戸朝香に対し、「3週目になりましたね。慣れましたか」と水を向けた水卜アナ。これに対し瀬戸が「緊張はだいぶないんですけど、朝のごあいさつがなかなか合わないんですよ(笑)」と、生放送ならではの苦労をこぼしたのだ。

すると、水卜アナはすかさずこう返した。

「瀬戸さん。ごめんなさい。これは、わたしの問題で、現状、どのパーソナリティーとも1回しか合っていないんですよ。ごめんなさい」

瀬戸も「いや、わたしのせいでもあるんですよ」とフォローに回るも、水卜アナは「ちゃんと練習して、必ず来週はあわせますから。みてください」と宣言し、スタジオの笑いを誘ったのである。

生放送でタイミングが合わないことを、ベテラン女優のせいには決してせず、即座に「自分の責任」として被る見事な対応ぶり。さらに「どのパーソナリティーとも合っていない」と自虐を交えることで、瀬戸のプレッシャーや引け目を一瞬にして消し去ったのだった。

水卜アナがなぜ謝罪したのか。その裏には彼女ならではの極めて高いホスピタリティーがあったといえる。

芸人相手には一転! ネットも沸く「いつから半袖着るか問題」

一方で、相手が変わればアプローチもガラリと変わる。翌14日の放送では、火曜パーソナリティーを務めるお笑いトリオ・ハナコの岡部大と、見事な“共鳴”を見せたのだ。

冒頭、気温の上昇について触れ、「もうちょっと涼しい感じが続いてくれても……」とこぼす岡部に対し、水卜アナが「もしかしてですけど、岡部さんは暑がりですか」と直球の質問を投げかける。岡部が「暑がりです」と即答すると、水卜アナは相好を崩して、こう応じた。

「あたしもです。そんな気がしてました。よかったです」

岡部が「速いんですよ、暑くなるのが」と被せると、水卜アナも「半袖の出番がもう来ちゃいそうって感じなんですが…」とテンポ良く打ち返していく。

これは、ぽっちゃり体型で食べっぷりが良いという、どこか似た愛嬌を持つ2人ならではの「暑がり共鳴」だ。実は、季節の変わり目において「水卜アナがいつから半袖を着るのか」は、ファンの間でも毎度話題に上るおなじみの懸案事項。それだけに、「半袖の出番がもう来ちゃいそう」という言葉には、彼女自身の切実な思いと隠れたユーモアが込められていた。

チケット応募殺到…裏方が明かす「天才的で繊細」な本当の素顔

相手のキャラクターに合わせて自在に距離感をコントロールする水卜アナのトーク術には舌を巻くが、こうした圧倒的な「対応力」の根底にあるのは、彼女自身の豊かな「人間力」に他ならない。

その素顔を物語るエピソードがある。

お笑い芸人で放送作家の佐藤満春が、自身のインスタグラムで水卜アナについて言及したのだ。佐藤は12日に都内で行われた水卜アナの単独イベント「ミトトークライブvol.2 まだ下書き保存」の構成を担当していた。そんなイベントの終了後に、感想を書き込んだのだ

佐藤によると、元々は雑談中の「私、ライブやりたいかも」という一言から始まった同企画。昨年1月に開催した第1弾は2ステージで800人動員だったが、今年は1000人キャパの2公演で2000人を動員した。しかも申し込み数は倍以上だったという。「たった1人のトークライブで何をするかもわからないままこの数は本当にすごいこと」と佐藤は感嘆する。

さらに佐藤は、水卜アナの魅力についてこう綴っている。

「とても明朗活発で仕事をテキパキこなす天才的な一面と、色々なことに頭を巡らせるとても繊細な部分をお持ちでそこ両立しているという稀有なアナウンサーさんです。そしてとても優しい」

ライブの客層は10代から70代以上と幅広く、男女比も半々。「みんな優しくマナーも守り上品なお客さんが集まるなんて水卜さんのライブ以外ではありえないのではないか」と佐藤が語る通り、集まったファンの温かさと品の良さもまた、水卜アナの人間力を鏡のように映し出しているのだろう。

「朝の生放送という緊張感のある現場で、新パーソナリティーが抱えるプレッシャーを優しく解きほぐすことができるのも、彼女の“明朗活発さ”と“繊細さ”、そして根底にある“優しさ”の賜物といえるでしょう。日々のたった数十秒のやり取りや、老若男女が集う温かいライブ空間にこそ、水卜アナが不動の“朝の顔”として愛され続ける理由が詰まっているのです」とテレビ誌編集者は指摘する。