「米軍はもはや隠せないのか」――中国AIが作戦ルートまで暴露、「戦場の主導権」が揺らぐ

引用:Weibo

中国の人工知能(AI)・衛星画像分析スタートアップが対イラン戦争を展開する米軍の戦闘機と航空母艦の詳細な仕様と作戦ルートを公開している。

中国の先端産業都市杭州にあるミザールビジョンは、高解像度衛星画像のAI分析を通じて米軍の軍事的動きの情報を中国版X(Weibo)を通じて中継している。

特に今年2月28日のイラン戦争発生以降、米軍の輸送機、空中給油機、戦闘機だけでなく、空母「エイブラハム・リンカーン」や強襲揚陸艦「トリポリ」の動きまで捕捉し、AIで分析しているという。

ミザールビジョン側はWeiboを通じて、「非定型シナリオに対するAI判読機能を継続的にアップデートし、顧客とリモートセンシングデータの最後の接続点を提供する」とし、軍事動向分析の目的を説明した。

引用:Weibo

米空母から戦闘機が離陸する写真を撮影したミザールビジョンの技術について、中国のあるネットユーザーは「あなたは事実上、米国の卑劣な手口を暴いている」と評価した。

ミザールビジョンは先月28日、米海軍の航空母艦ジェラルド・R・フォードがギリシャのクレタ島を出航する写真を投稿し、航空母艦の修理が3日間で行われた事実を明らかにした。

フォードは300日以上の長期派兵により、洗濯室で火災が発生し、トイレが詰まるなど非戦闘的な問題を抱えていた。

航空母艦の本格的な大修理はイラン戦争以降に延期されるとの見通しとともに、米海軍の迅速な対応能力がミザールビジョンの情報によって明らかになった。

引用:Weibo

さらに同社は、米国がC-17グローブマスターIIIを通じてヨーロッパと中東に物資を継続的に輸送している事実も公開している。

ミザールビジョンはAI分析の結果として、3月13日から23日の間に約200機の米軍輸送機が、ドイツのラインラント=プファルツ州のラムシュタイン空軍基地とヨルダン、イスラエルの間を飛行したと伝えた。

また、イスラエルから湾岸地域へ移動する米空中給油機の飛行経路や、同地域でのKC-135空中給油機の特定の再給油軌道についてもWeiboに投稿したが、その後削除されたという。

2021年に設立されたこの中国企業の情報分析技術は、現代戦のパラダイムを完全に揺るがすものだとの評価を受けている。

特に同社の技術は、0.5メートル級の高解像度衛星画像を用いることで、50センチ単位の物体まで識別可能とされ、空母甲板上の戦闘機の数はもちろん、艦橋の位置や損傷箇所まで精密に分析できるという。

その結果、戦場において部隊配置を隠すことが事実上不可能となり、格納庫の拡張や欺瞞戦術など、従来の軍事的な秘匿戦略の再構築が必要になるとの指摘まで出ている。

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