イタリアのメローニ首相、イスラエルとの防衛協定停止を発表

イタリアのメローニ首相、イスラエルとの防衛協定停止を発表

【AFP=時事】<内容更新>イタリアのジョルジャ・メローニ首相は14日、イスラエルとの間に結ばれている防衛協定の自動更新を停止すると発表した。同国通信社ANSAが報じた。

ANSAによるとメローニ氏は、出席したベローナでのイベントの傍らで記者団に対し、「現在の状況を考慮し、イスラエルとの防衛協定の自動更新を停止することを政府として決定した」と述べた。

イタリアのメローニ首相、イスラエルとの防衛協定停止を発表

停止が発表された貿易協定には、イスラエルとの軍装備品のやり取りの他、技術研究の交流などが含まれるとされる。

イタリアの外交筋はAFPに停止を確認。「政治的に続けるのは難しかったと思われる」と述べた。

両国の関係はここ1週間で緊張が高まっている。きっかけとなったのは、レバノン南部で国連平和維持活動に従事していたイタリア軍の車列に対し、イスラエル軍が威嚇射撃を行ったことだ。

イタリアのメローニ首相、イスラエルとの防衛協定停止を発表

この威嚇射撃により、少なくとも1台の車両が破損した。負傷者は出なかったが、イタリア政府はこの一件を問題視し、イスラエル大使を呼び出して抗議した。

一方のイスラエルも13日、イタリアのアントニオ・タヤーニ外相がイスラエルによるレバノン市民への攻撃を「容認できない」と非難したことに反発。イタリアの大使を呼び出して抗議している。

タヤーニ氏は13日にレバノン・ベイルートを訪問し、ジョセフ・アウン大統領らと会談。その後、X(旧ツイッター)に「市民に対するイスラエルの攻撃を容認することはできない。イタリアの連帯を伝えるためにここにいる」と投稿していた。(c)AFP

【翻訳編集】AFPBB News