目標は300種ゲット! 仙台の小学4年生は『耳石』ハンター、「サカナの宝石=耳石」ってなあに?
10年前、パパとママに見守られて産まれてきたかわいらしい女の子。
小学4年生に成長したいま熱中しているのは、 サ・カ・ナ。
コレクションするのは、「サカナの宝石」と呼ばれるもの。
みなさんは、ご存じですか?
新年度新しいことを始めたいと思っている方も多いのではないでしょうかー。
仙台に、こんな小学生がいるんです。
白く輝く巻貝のようなものに、
透明感を帯びたサクラの花びらのようなもの。

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実はこれ、すべてサカナの『耳石』なんです。
『耳石』とは、人間の耳の内側にもあり、体のバランスを保ったり音の振動を感じ取ったりするための石状の組織のことで、サカナの『耳石』はその美しさから「サカナの宝石」や「海の宝石」と呼ばれているんです。

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詩花さん(小4)
「おススメは、巻貝みたいな形のエゾイソアイナメ、ドンコ。あとは、ハート形のホウボウ、ギザギザで大きいマダラも好きです」
お気に入りを語るのは、仙台市内に住む耳石ハンター・疋田 詩花さん 小学4年生。
これまで集めた耳石は、なんと100種類以上です。

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そもそも、詩花さんはサカナが大好き!
スーパーについて行くと、走り出す詩花さん。
詩花さんが一目散に向かったのは、常時30種類以上が並ぶスーパーの鮮魚売り場。

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サカナ売り場の店員)まいど、いらっしゃい。しいかちゃん、まいど
仕入れ担当で仲良しの店員さんが、いつも迎えてくれます。
ヨークベニマル鮮魚仕入担当・石井雄一さん
「店に通い続けてくれて、珍しいサカナや美味しいサカナをいつも話をしながら買い物してくれる」

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サカナについて話したり、食べ方を教わったり、耳石ハント用の魚を探すのが楽しみだという詩花さん。
それでは、耳石ハントの様子を見せてもらいましょう。
使うのは、今が旬のマダイ。
3月~5月にかけて産卵期を迎え、体の色が鮮やかなピンク色に輝くことから、サクラダイとも呼ばれるサカナです。

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詩花さん(小4)
「耳石の魅力は、白い色や年輪が好き。耳石は年輪で年が分かるようになっていて、いろいろな形になっているところが好き」

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耳石ハントには一定の決まりがあるといいます。
詩花さん(小4)
「1、お魚を美味しく食べること。いただきます、おいしい」
耳石ハンターとは、宮城県がサカナの消費拡大を目的に、2018年から独自に認定制度を設けているもので、サカナを美味しく食べてあげること、フグなどの毒のある魚には手を出さないこと、などのルールがあります。

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ハンターのランクは、コレクションの数に応じた三段階で、最高ランクの三ツ星(100種類)はわずか7人。
その中で、詩花さんは最年少!三ツ星耳石ハンターなんです。
詩花さん(小4)
「2、自分で食べたサカナから、自分で耳石を取り出すこと」
サカナの頭の中に2つ隠れている『サカナの宝石』を、箸やピンセットを使い探していきます
詩花さん)まずは頭蓋骨だけにしていきます

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エラや残った身を外していくとー。
タイの頭蓋骨が出てきました。
詩花さん)そのあとは、頭蓋骨を半分に割って脳みそを取って、その近くで耳石を探します
作業を始めること4分。
♪)カラン
ありました!コロンとした約1センチの耳石を発見。
この日も、ハント成功です。

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詩花さんが、耳石に初めて出会ったのは今から2年前。
東北大学で開かれた科学イベントでのことでした。
一目見た瞬間から、その美しさに魅了され、2025年6月から収集を開始。
たった半年で100種類もの耳石を集めました。
詩花さん(小4)
「(Q次欲しい魚は?)ヤガラです。アカヤガラ、アオヤガラ、アカメが欲しい。(Qこれまで難しかったのは?)マグロ、メカジキ、ウナギ、ドジョウも小さいから大変だった。(Qウナギの耳石はどのくらい?)1ミリ」

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詩花さんの耳石ハントを支えるのは、家族です。
父 憂磨さん
「もともといろいろなものを集めたがる子で、釣りをきっかけに家族で出かけたりできるので、家族の会話も増えたりみんなで楽しく集められているので良かった」

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母 一葉さん
「新しいサカナを食べたいと言われると、食べさせたい気持ちになる。いろいろな所を探して食べながら楽しんでいた」
母)今は何をしたい?
詩花さん)耳石
母)新しいサカナを200種食べたい
詩花さん)300種だよ!
母)300種⁉300かあ…300種を応援するのが親の務めかな

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目標は、耳石300種類。
詩花さんの耳石ハントは、まだまだ続きます。