10万km超えの車に“今さら”添加剤って意味あるの? 11万kmのアルト×スーパーゾイル ECOで徹底検証
- 10万km超えの車に“今さら”添加剤って意味あるの?
- そもそも「スーパーゾイル」って?
- 検証車両と検証方法について
- シビアコンディション:「チョイ乗り」の繰り返し (1/2)
- シビアコンディション:「チョイ乗り」の繰り返し (2/2)
- 高速+山道の150kmロングドライブ
- 事前の燃費は27.0km/L (1/3)
- 事前の燃費は27.0km/L (2/3)
- 事前の燃費は27.0km/L (3/3)
- スーパーゾイルの添加方法は?
- スーパーゾイル ECOの使用量
- オイル総量が2.6Lとなるよう調整
- オイルごとエンジンに注入
- 【検証結果】走行時のエンジン音「こんなに静かだったっけ…?」
- 「音に見合った加速」が得られるように
- 高速走行時の騒音は?
- 低回転域での粘り感が向上
- 気になる燃費向上効果は? (1/2)
- 気になる燃費向上効果は? (2/2)
- 長距離運転での燃費 (1/3)
- 長距離運転での燃費 (2/3)
- 長距離運転での燃費 (3/3)
- スーパーゾイルは「愛車のことがもっと好きになる」添加剤だった
10万km超えの車に“今さら”添加剤って意味あるの?

「そろそろ、乗り替え時かな……」
走行距離11万kmを超え、エンジンのノイズや振動が大きくなってきた筆者のアルト。もともと快適性を期待して買った車ではなかったが、今年40歳を迎える身には「しんどい」と感じられる場面も増えてきた。
3ヶ月後に車検を控え、いっそ乗り替えてしまいたいところだが、この物価高のなか大きな出費は避けたいところ……。
そう悩んでいた矢先、編集部から「過走行の車にこそ試してほしい添加剤がある」という提案が。『スーパーゾイル ECO for 4cycle』という製品らしい。
そもそも「スーパーゾイル」って?

さてそもそも、スーパーゾイルとはどのような製品なのか。公式ホームページを見てみると、エンジンのための「アンチエイジング・サプリメント」と銘打たれている。
具体的には、エンジン内で摩耗した金属表面を「再生して強靱にする」ものらしい。それにより、エンジン本来の性能を引き出し、騒音や振動の低減、走行フィールの改善、エンジン寿命の延長といった効果が期待できるのだとか。
検証車両と検証方法について

検証車両の2017年式アルト(HA36S/NA/MT)。中古で買った際のキズやヘコミも放置したままのズボラな下駄車
今回検証に使う筆者のアルトは、主に近所の買い物や子どもの送迎といった、いわゆる「チョイ乗り」用の車である。
メンテナンスは定期的なオイル交換程度。最近はエンジン音などの走行ノイズが大きくなり、同乗者から「なんか窓開いてない?」と聞かれてしまうほどだ。
シビアコンディション:「チョイ乗り」の繰り返し (1/2)

まずは日常使いの検証。エンジンが冷え切った状態から、市街地で片道2km~5kmの往復を数日間繰り返す。筆者のように「買い物や送迎メイン」のドライバーを想定したテストだ。
なお、投入前の燃費は約56kmの走行で17.9km/L。ストップ&ゴーが多く、エンジンが温まってきた頃に目的地に着いてしまうため、常にエンジンは重苦しく回り、ノイズや騒音も大きい印象があった。
シビアコンディション:「チョイ乗り」の繰り返し (2/2)

高速+山道の150kmロングドライブ

普段はあまり走らない山道。40歳目前の身体には厳しいものがあった
次に、ロングドライブ時の燃費やアップダウンの激しい道での運転フィールを確かめるため、中央道(八王子IC~大月IC)から奥多摩周遊道路~秋川渓谷を抜ける約150kmのルートを走行。おおむね「高速:山道:流れのいい郊外の道路」を「3:4:3」程度の割合で走っている。
事前の燃費は27.0km/L (1/3)

事前の燃費は27.0km/Lと、11万kmオーバーの車としては驚異的な数値を叩き出した(満タン法では25.0km/L)。
しかし実際のドライブは疲労困憊。勾配のきつい中央道の上り坂や奥多摩の山道では、「エンジンはけたたましく唸っているのに加速していかない」というストレレスフルな状況が続いた。
事前の燃費は27.0km/L (2/3)

事前の燃費は27.0km/L (3/3)

スーパーゾイルの添加方法は?

事前のテストを済ませ、オイル交換と同時にスーパーゾイルの投入を依頼する。今回、作業と撮影に協力してくれたのは東京都の「イエローハット羽村栄町店」。
オイルの条件を合わせるため、交換する銘柄は半年前に換えたものと同じ0W-20の部分合成油。オイルフィルターも、一年前の交換時と同じものを使っている。
スーパーゾイル ECOの使用量

今回テストに用いる「スーパーゾイル ECO」は、使用量を半分に抑えながら同等の効果を引き出せるという濃縮モデル。オイル総量の5%を添加すればOKなので、コストパフォーマンスに優れている。
オイル総量の5%にあたる130mlを計量
オイル総量が2.6Lとなるよう調整

アルトのオイルフィルター同時交換時の規定量は2.6Lなので、その5%にあたる130mlがスーパーゾイル ECOで構成されるよう計量してもらう。
オイルごとエンジンに注入

慣れた手つきでスムーズに交換作業を終えてくれた若い男性スタッフ。車を引き取り、いざエンジンをかけると……。
まずその時点で、「あれ? かかりがよくなった?」という直感があった。「ブゥン」という始動音のあと、アイドリングに至るまでのバタついた音が消え、スッと安定した回転数を刻んでいる。
スーパーゾイルの公式HPはこちら
【検証結果】走行時のエンジン音「こんなに静かだったっけ…?」

実際に、スーパーゾイルを添加することで運転フィールや燃費はどう変わったのか。
乗り出してまず抱いたのは、「なんか、いやに静かだな……」という違和感。以前は景色の変化とともに、「ブォオオ」「カラカラ」「キーン」などなど、耳障りなノイズが入り乱れ、ウンザリしたような気分になっていた。
しかしスーパーゾイル添加後は、そうしたノイズがスッとまとまり、シンプルにエンジンの回転音が耳に入ってくるだけ。むしろロードノイズの方が気になるようになっている。明確に、入ってくる音の種類が減ったのだ。
投入前:平均66.4dB
投入後:平均64.6dB

事前の平均値は66.4dBだったが、添加後には64.6dBと、約2dBの改善が見られた。これは人間の耳にとって「注意して比べればわかる」くらいのものだというが、実際には音量のほかにも音質がマイルドになり、音の種類も減っているため、実感として「ずいぶん音が落ち着いたな」という印象がある。
「音に見合った加速」が得られるように

とくに顕著だったのが、高速道路の合流や上り坂。常用とは異なる高回転域を使うため、以前は同乗者から「このまま車がバラバラになるんじゃ……」などと漏らされることがあった。
一方、添加後もやはり若干のパワー不足は感じるものの、これまでのような「限界感」は相当に抑えられている。前回のテストで慢性的なパワー不足を感じていた中央道下りの相模湖IC~談合坂SA周辺の上り勾配でも、ある程度肩の力を抜きながら駆け上がることができていた。
前回は「一山越えてきた」という疲労感があった談合坂SAだが、今回は難なくたどり着けた印象だ
高速走行時の騒音は?

参考までに、高速道路を走行中に車内に入ってくる音量をチェックしたので、結果を報告しておきたい。添加前後とも、相模湖IC~談合坂SA周辺の上り坂が続く区間で、約6分間にわたり音量を計測。速度は基本的に80km/hで、左車線を走行した。
投入前:平均67.4dB
投入後:平均66.1dB

検証前後とも、もっとも大きく感じる音はロードノイズと風切り音だったので、絶対的な音量としてはさほど変化は見られないように思われたが、事前の走行時には平均67.4dB、添加後には66.1dBと、約1.3dBの低減が確認できた。この結果は、「ノイズの種類が減り、全体的に静かになった」という実感とも一致する。
低回転域での粘り感が向上

鬼門だった奥多摩周遊道路を上ったあと、奥多摩湖の景色を楽しむ余裕が生まれた
添加後は、低回転域での粘りが増したことで、大抵の区間を「3速ホールド」のまま前回と同じペースでクリアできてしまったのだ。
体感としてはわずかなトルク感の違いだが、山道ではこの差が決定的な「ゆとり」をもたらしてくれる。つまり、エンジンノイズやシフト選択に煩わされることが減り、山道を走るストレスも激減したのである。
気になる燃費向上効果は? (1/2)

片道2km~5km程度のチョイ乗りを数日間繰り返し、合計50kmほどを走行する燃費テスト。距離が少ないため参考程度にはなるが、事前に測定した17.9km/Lから、添加後には20.2km/Lと改善が見られた。
近距離移動がメインのユーザーにとって、2km/L程度の差はそこまで大きな問題ではないかもしれない。しかし物価が激しく高騰する昨今、「ガソリン代を抑えながらエンジンの状態を良好に保てる」というのは明確なメリットになるだろう。
気になる燃費向上効果は? (2/2)

長距離運転での燃費 (1/3)

150kmの長距離運転ではどうか。事前のテストでも27.0km/L(満タン法で25.0km/L)と十分に優秀だった燃費が、今回はなんと28.8km/Lへと伸びていた(満タン法で26.9km/L)。
これはエンジン内部の摩擦抵抗が低減されたことはもちろん、山道で「無駄なシフトダウンによる高回転の使用」が減ったことも大きいと思われる。運転が楽になって、さらに燃費までよくなるのだから文句のつけようがない。
長距離運転での燃費 (2/3)

長距離運転での燃費 (3/3)

スーパーゾイルは「愛車のことがもっと好きになる」添加剤だった

エンジンの調子がいいと、どこか間の抜けた表情も愛らしく感じてくる
検証前、「11万kmを超えた車に、今さら添加剤なんて」と疑っていた筆者だが、今では期せずして「この車も悪くないな」と思ってしまっている。
もちろん、49馬力の軽自動車が突然高級車やスポーツカーになるわけではない。だが、エンジンのガサツさが消え、運転の疲労感が激減したことで、「まだ乗り続けられる」という確かな実感が芽生えたのだ。
スーパーゾイルの公式HPはこちらスーパーゾイルの製品一覧はこちら
取材協力
店舗名:イエローハット羽村栄町店
場所:東京都羽村市栄町1-13-1
営業時間:10:00〜20:00
電話:042-578-1611
URL:https://www.yellowhat.jp/yellowhat/store/storeinformation?storecode=0722
この記事にはAI技術が一部使用され、編集者の最終チェックを経て公開しています。