朝ドラ「風、薫る」4月29日第23回【見所と復習】直美(上坂樹里)多江(生田絵梨花)翻訳に苦戦…りん(見上愛)の提案と母・美津の再出発

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一ノ瀬りん(見上愛)、大家直美(上坂樹里)(C)NHK

女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(総合など)。29日に放送される第23回の見所を解説する。

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一ノ瀬環(英茉)、りん(見上愛)(C)NHK

朝ドラ「風、薫る」第23回(4月29日放送予定)ポイント

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松原喜介(小倉史也)、柳川文(内田慈)、清水卯三郎(坂東彌十郎)、一ノ瀬美津(水野美紀)(C)NHK

直美と玉田多江(生田絵梨花)、ナイチンゲールの著書の中にある単語の訳し方に苦戦

りん「協力し合ってはどうか?」と提案するが…

りんの母・美津(水野美紀)「瑞穂屋」社長・清水卯三郎(坂東彌十郎)に雇用頼む

  • 相関図・これまでの全話あらすじ

朝ドラ「風、薫る」第5週「集いし者たち」(第21~25回)ストーリー展開

梅岡女学校付属看護婦養成所の初日、第1期生7人が教室に集まった。注目を集めたのは、女性が髪を切ることがご法度だった時代におかっぱ頭で現れた直美。校長の梶原敏子(伊勢志摩)に理由を問われた直美は、捨て子という生い立ちを明かし、煩わしい出身や未来を断ち切るために髪を切ったと告白した。「私のような何ももたない女が生きていくためにはトレインドナース、看護婦になるしかないと思い、この養成所に入りました」。梶原は直美の覚悟を受け入れ、「ここにきてよかったと思えるものに、各々でなりましょう」と激励。教師・松井エイ(玄理)からは、朝5時起床、夜10時消灯、炊事は当番制で日曜のみ午後7時まで外出可能という、厳しい寮生活の規則が伝えられた。

同期は、多江、泉喜代(菊池亜希子)、東雲ゆき(中井友望)、柳田しのぶ(木越明)、工藤トメ(原嶋凛)の5人に、りんと直美を加えた7人。医師の娘で医療向上を志す多江、夫と縁を切り娘を育てる元家老の娘・りん、ナース服に憧れる呉服屋の娘・しのぶ、直美と同じキリスト教徒の喜代、青森出身で農家の娘のトメと、背景はさまざまだが、自己紹介の場で早くも対立が生まれる。「生きるため」という直美に対し、多江は「暮らしのため、看護婦の服が着たいからなどという半端な考えで来た訳ではありませんから」とピシャリ。初日から火花を散らす2人をりんが慌てて止めに入ると、子爵令嬢のゆきが「ナイチンゲール女史は深い慈しみを持った優しい人ですわ!」と声を張り上げ、一同を驚かせた。ゆきは通っていたフローレンス・ナイチンゲールに憧れ、女学校を退学して養成所に入学していた。

その日、りんと直美が炊事を担当。りんは直美に入学の理由を尋ねた。直美は、自分はつくづく人を見る目がなかったとし、「だったら私の思う私じゃなくて、大山(捨松)さまの言う私を信じて看護婦になってみようと思っただけ」と答えた。

翌朝、看護担当の教師・バーンズ(エマ・ハワード)の来日が遅れていることがわかった。松井は英語の本「NOTES ON NURSING」を2冊渡し、「私が到着するまでに、最後の章の意味を理解するまで、読みなさい。それが私の最初の授業です」というバーンズからの指示を伝えた。バーンズはナイチンゲールの看護教育を受けたスコットランド人で、授業はすべて英語だという。多江は「英語とドイツ語なら父にも教わっていますので、私は問題ありません」と述べると、直美も「I have also studied English for many years」と応戦。2人は対抗心むき出しで、クラスは英語が得意な直美班と多江班の2班に分かれて翻訳することになった。

寮に帰る途中、ゆきの友人である女学生たちが「お医者さまになるならまだしも、看護をするために女学校をお辞めになるなんて…」と、看護の仕事を見下すような言葉を投げかけた。多江も反論できないなか、直美は機転を利かせた嘘で反撃するが、寄付金を盾にする彼女たちには通用しなかった。

その後、多江は1人で翻訳に励むが、「The very alphabet」の意味が分からず「veryは“甚だ”、アルファベットは“ABC”のことよね。“甚だABC”ってどういうこと?」と苦しんでいた。りんは直美に「多江さん、苦労してるみたいです。The very alphabet of a nurse の一文。今も1人で辞書引いて…」と伝えた。直美は「頭の固い人には訳すの難しいだろうね。アルファベット。日本語で、いろは。看護婦のいろは、看護婦の基本って訳せばいいのに。ざまあみろ」と毒づく。りんは教えてあげればと促すが、「みなしごの私からなんて教えてほしくないでしょ。奥医師様のお嬢さまは」と直美。これに対し、りんは「髪と一緒にいろいろ断切ったって…そう自分に嘘ついてるみたいで、かえって疲れそう」と本音を漏らしてしまう。「あ、間違えた。私、昔からでれすけって怒られちゃって…」と謝罪するりんを尻目に、直美は「でれすけ」と言い捨てて教室を出て行った。

朝ドラ「風、薫る」第23回見所

直美も多江も、ナイチンゲールの著書の中に何度も出てくる単語の訳し方に頭を抱えてしまう。りんは、協力し合ってはどうかと提案するが…。

一方、美津は瑞穂屋を訪れ、卯三郎に自分を雇ってほしいと願い出る。

朝ドラ「風、薫る」とは?

大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり~誰が私と恋をした?~」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。