朝ドラ「風、薫る」第6週(5月4日~)【見所と前週復習】異人教師来日も授業は不可解の連続…「天泣の教室」泣くのは多江(生田絵梨花)か

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バーンズ先生(エマ・ハワード)(C)NHK

女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」。4日から始まる第6週「天泣(てんきゅう)の教室」(第26~30回)の見所を前週を振り返りながら解説する。

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バーンズ先生(エマ・ハワード)、松井エイ(玄理)、大家直美(上坂樹里)、一ノ瀬りん(見上愛)、玉田多江(生田絵梨花)、工藤トメ(原嶋凛)、泉喜代(菊池亜希子)、東雲ゆき(中井友望)、柳田しのぶ(木越明)(C)NHK

朝ドラ「風、薫る」第6週「天泣の教室」(第26~30回)のポイント

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バーンズ先生(エマ・ハワード)、大家直美(上坂樹里)、松井エイ(玄理)(C)NHK

スコットランド人教師・バーンズ(エマ・ハワード)やっと来日

看護の授業本格化、直美&玉田多江(生田絵梨花)通訳担当

授業は不可解の連続で生徒たちの不満たまる一方

  • 相関図・これまでの全話あらすじ

朝ドラ「風、薫る」第5週「集いし者たち」(第21~25回)ストーリー展開

梅岡女学校付属看護婦養成所の初日、第1期生7人が集まった。注目を集めたのは、おかっぱ頭で現れた直美。校長の梶原敏子(伊勢志摩)に理由を問われた直美は、捨て子の生い立ちを明かし、過去を断つ覚悟を語った。「私のような何ももたない女が生きていくためにはトレインドナース、看護婦になるしかないと思い、この養成所に入りました」。同期は多江、泉喜代(菊池亜希子)、東雲ゆき(中井友望)、柳田しのぶ(木越明)、工藤トメ(原嶋凛)に、りんと直美を加えた7人。「生きるため」にナースなるいう直美に対し、多江は「暮らしのため、看護婦の服が着たいからなどという半端な考えで来た訳ではありませんから」とチクリ。2人は初日から火花を散らした。

授業が始まるが、看護担当のバーンズの来日が遅れ「到着するまでに、最後の章の意味を理解するまで、読みなさい。それが私の最初の授業です」という課題と英語の専門書が届く。英語が得意な直美と多江の班で翻訳に取り組むが、頻出する「observe」の解釈を巡り、7人の意見が対立。険悪なまま初めての日曜を迎えた。りんは直美と青森から出てきたトメを自宅へ誘うが、直美はトメにきつい言葉を投げ、りんと衝突。「不幸ぶって不細工。苦労を自慢に使うのも。英語ができるならみんなに教えて、1人でもいい看護婦が増えるほうがいいんじゃないですか?」というりんに、直美は「優しくない私は看護婦に向いてないってこと?」と苛立つ。その後、りんは母の美津(水野美紀)と話すうちに、直美への失言を後悔する。

一方の直美は大山捨松(多部未華子)を訪ね、「observe」の訳を尋ねた。捨松は「目を付けるというか、じっとよく見るという意味なのだけど」と言い、看護婦の「看」という字について「手と目を使って、看る」と成り立ちを引き合いにし、「ナースは医者ではないから、治療はしない。病ではなく、人を看る、ということかと」と助言した。また、直美の前にりんも来て同じ質問をし、直美を傷つけたことを悩んでいたと聞かされる。捨松は「あなたたちふたりとも、もうとっくにお互いobserveしてますね」と笑い、悩める人こそ看護婦に向いていると思うと述べた。りんも外国語に詳しい島田健次郎(シマケン、Aぇ! group・佐野晶哉)から「観察する」という訳を教わり、それなら意味が通ると納得した。

結局、りんと直美は門限に間に合わず、舎監の松井エイ(玄理)に見つかり、寮内すべての掃除を命じられた。夜中、りんは直美が首から下げているお守りについて尋ねた。りんは、そのお守りがずっと気になっていた。直美は、教会で育ったが神様を心から信じていなかった。祈ったが、親、家族、お金、学校、仕事、米国、結婚など、欲しいものは何も手に入らなかったとし、このお守りは、唯一親からもらったものだと説明した。母親は女郎らしいという。「あなたの言う通り、髪と一緒に自分のこといろいろ断ち切って、みなしごだって最初から打ち明けてここで上手くやっていくつもりでいたけど、女郎の娘だとは言えなかった…不細工だね」。りんは「言わなくていいです。言いたくないことは。全部正直に言うことが正しいとは思いません」とフォローした。

翌日から直美は進んで英語を教えるようになった。苦労した「observe」の意味についても丁寧に説明。りんはシマケンから教わった「観察する」という語訳を補足。翻訳を発表する日、多江は7人を代表し、「ある一文」に「看護婦とは何か?」が集約されていると述べた。ゆきが説明した。「看護婦にとって最も基本となるのは、病人がいちいち言葉にせずとも、その顔つきやちょっとした態度の変化から、気分や体調を察する力を持つことです」

その晩、トメの実家から届いたリンゴをめぐって和やかな時間が流れるなか、多江だけが1人食堂にいた。多江は、その内容に表情を歪ませ、手紙をクシャクシャに丸めた。

同期の仲が深まり始めたある日の朝食後、「Compose yourselves at once」という英語が食堂に響いた。りんと直美たちが振り向くと、怒りの形相のバーンズが立っていた。

「風、薫る」第6週「天泣の教室」(第26~30回)見所

バーンズがようやく来日し、看護の授業が本格的に始まる。直美と多江が通訳しながら授業を進めるものの、内容は不可解なことばかり。りんが問いかけても、バーンズは答えを言わない。生徒たちの不満はたまる一方で…。

朝ドラ「風、薫る」とは?

大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり~誰が私と恋をした?~」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。