声優・中村悠一が早見沙織に10年以上“引け目”を感じていることを告白!斎藤千和からは「もう一生頭上がらない(笑)」【劇場版「魔法科高校の劣等生 四葉継承編」公開記念インタビュー】

声優・中村悠一が早見沙織に10年以上“引け目”を感じていることを告白!斎藤千和からは「もう一生頭上がらない(笑)」【劇場版「魔法科高校の劣等生 四葉継承編」公開記念インタビュー】
劇場版「魔法科高校の劣等生 四葉継承編」(5/8〜公開)で主要キャストを務める中村悠一、早見沙織、斎藤千和に独自インタビュー! 10年余り続くシリーズをともに過ごしてきた3人は、最新作の収録で何を思ったのか。キャラクター、自分自身はどう変化? “おしゃべりバトル”を通じて、固い信頼関係が明らかに? 中村が打ち明けた、早見に対しずっと申し訳なく思っていたこととは──?

『魔法科高校の劣等生』シリーズは、魔法が現実の技術として確⽴し、魔法師の育成が国策となった時代に“魔法科⾼校”に通う兄妹──魔法師としてある⽋陥を抱えた劣等⽣の兄・達也(CV.中村悠一)と、成績優秀で才⾊兼備な優等⽣の妹・深雪(みゆき / CV.早見沙織)の活躍を主軸に描かれる“スクールマギクス”。
原作⼩説 第1巻が発売されてから今年で15年。シリーズ累計発⾏部数は、全世界3,000万部を突破。TVアニメは2014年から現在までに3シーズン(計52話)が放送されたほか、2017年には『劇場版 魔法科⾼校の劣等⽣ 星を呼ぶ少⼥』が公開。2021年には《追憶編》がスペシャルアニメとして放送された。

中村演じる達也

早見演じる深雪
そしていよいよ5月8日(金)より公開される『劇場版 魔法科高校の劣等生 四葉継承編』は、シリーズの中でも屈指の⼈気エピソードとして知られ、“四葉家”の集い《慶春会》にて次期当主が指名されるという重要な局⾯が描かれる。達也たち兄妹と斎藤千和演じる四葉家の現当主・真夜(まや)らとの関わりを通して明かされる、物語の核心に迫る衝撃的な真実とは──。

斎藤演じる真夜
|スタートから10年余り…『魔法科』アニメ最新作に思うこと
──アニメ第1シーズンから数えても今年で12年。シリーズ的にもかなり重要な局面を迎える本作。長年演じてこられた皆さんにとっても、今回の収録は少し特別なものがあったのでは。まずは早見さん、いかがですか?
早見:深雪さんとしては、より一層気合を入れてのぞまねばならないと思いました。深雪さんのこれまで胸の奥に抱えてきた達也さんへの思いが、しっかりと表に出てくるシーンがたくさんありますし、“四葉家次期当主候補”として深雪さんがどう歩んでいくかも見えてくる物語なので、私自身、感慨もありますけれども少しドキドキしました(笑)

──特に物語後半は驚きの展開が待っていますよね。
早見:そうですね。深雪さんの真ん中には達也さんがずっといるんだということを再実感する物語だったと思います。四葉にまつわるお話や自分にまつわる秘密のお話、色々なことが明らかになるんですけれども、それに対する深雪さんの反応には必ず“お兄様”があり、見てくださる方々にも「あっ、やっぱり深雪さんはこういう人なんだな」と感じていただけると思います。
──ありがとうございます。では、そんなお兄様を演じる中村さんはいかがですか?
中村:僕は…今回もいつもと変わらずに臨んでいた気がします。むしろ、シリーズが10年超えていることに言われるまで気付かなかったくらいでした。そんなに経ってたんだ!って。
早見・斎藤:(笑)
中村:最初に演じたのはいわゆる”ドラマCD”で、その時の達也はふた言くらいしかセリフはなかったのですが、深雪視点の作品だったのもあり、モノローグから全てを早見さんがそれはもう沢山喋っていました(笑)

早見:《追憶編》で、オーディオドラマDVD*になったんですよね、“量”が多すぎて(笑)
*『魔法科高校の劣等生 追憶編 オーディオドラマDVD』(2012年) 収録時間は4時間2分。
斎藤:オーディオドラマDVD?! おもしろっ!(笑)
中村:そう、音声だけどDVDっていう(笑) 収録当日まで、どこを切るかの打ち合わせをずっとやっていたし、(達也・深雪の)掛け合い部分は一緒に録れたけど、早見さんのナレーションの収録は別日でしたね。
中村:なので、そこから数えるともう14年が経つんですよね。達也は、それまで演じさせていただいていた他作品のキャラクターとはまた少し違うラインのキャラクターで、特有の難しさを感じながらやってきましたけど、10年以上やってきたことで、「じゃあ、やります」と言ってすぐに“(演じる)感覚”を思い出せるようにはなっていますね。
──達也特有の難しさというのはどんな部分でしょう?
中村:達也は、感情の変化を見せることが少ない上、人に対して見せる顔がだいぶ違うんですよね。クラスメイトと“家の連中”でも違うし、それこそ真夜さんや深雪と話している時でも少しずつ違う。色々と“調整”されていて人間らしくない点が多いので、その辺りはこのキャラ特有のものだなと感じます。

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──斎藤さん演じる真夜様は本作におけるキーキャラクターの1人ですが、収録を振り返るといかがですか?
斎藤:真夜様はもう“最強おばさん”で、見た目から何から年齢を感じさせないし、キャラクターとしてもブレることがなかったんですが、今回の劇場版で真夜様の本質に触れる部分が生まれたのかなと思っています。
──本作では真夜様についても色々と明らかになりますよね。収録に臨む前は、ワクワクした思いがあったのでは?
斎藤:それが、とにかく言ってることは難しいし、すっっっ…ごい喋るので、純粋に楽しみだったかと聞かれると「うわー!」っていう気持ちの方が…(笑)
中村:「来たかー」っていう感じね(笑)
斎藤:そう、「終わるかな?」っていうプレッシャーの方が大きかったですね(笑) でも、役柄としてはすごく楽しかったです! (達也役の)中村君との掛け合いも、あんなに“おしゃべりバトル”することは普段のアフレコでもなかなかないので(笑)

──その“おしゃべりバトル”、中村さんはいかがでしたか?(笑)
中村:斎藤さんだったら心配することがないので、スムーズでした! テレビシリーズの第3シーズンで真夜様が厚めに出始めた時から、そのセリフ量の多さも、話す内容が難しいことも知っていますし、そのセリフの処理をしっかり行えている方なので。斎藤さんがこの役を任されているということで、安心して一緒にお芝居できる心強さがありました。
斎藤:(やや照れた表情で)「ありがとうございます」とお伝えください(笑)
中村・早見:(笑)
──作品を通して互いの信頼関係も築かれてきたんですね。
早見:私も、おふたりがすごく尊敬する先輩だからこそ、『魔法科』のアフレコが始まった頃はまだ気軽に話しかけていいのかという思いを抱えていましたが、この10年余りの中で──例えば、中村さんとご一緒する時に、お仕事に対する考え方を教えていただくタイミングや、どういう視点で物語を見ているのか伺える機会があったり、千和さん(斎藤)とも、本当に色々なことをお話させていただく時間を持つ機会をいただけたので、個人的にはより心の距離が近づいた状態で作品にのぞめるようになったことがすごく大きいと感じています。
中村:(早見さんは)もともと何かを言わなきゃいけないような子じゃないですからね。安心できる子なので、(この10年余りを経て)よりこちらも頼れるという思いが強くありますよね。

中村:ただ……僕は最初のテレビシリーズの時から本当に申し訳ないと思ってることが一点ありまして、早見さんに。
早見・斎藤:(?)
中村:僕は飛行機に乗るのが嫌苦手なんですよね、少し頭が痛くなっちゃうんですよ。だから、海外へは早見さんに1人で行ってもらってるんです(笑)
斎藤:(爆笑)
早見:そうそう(笑)
中村:最初のシリーズの時は、ロスかニューヨークに…。
早見:いえ、ボルチモアですね(笑)
中村:全然違う!全然違ってた(笑)なんかそういう話が出た時に、「ああ…俺、絶対無理。もう頭割れちゃうから無理です」って、早見さん1人に行ってもらったんですよね。まだ(アニメシリーズも)立ち上げの時だったから大変だったと思う。
斎藤:もう一生頭上がらないね(笑)
早見:では今後も、何かあったら…(笑)
中村:僕は頭割れちゃうので、すみません(笑)
***
《中村悠一 Profile》
香川県出身。2月20日生まれ。インテンション所属。 主な出演作として『呪術廻戦』五条悟、『ONE PIECE』ロキ、『日本三國』賀来泰明、『とんがり帽子のアトリエ』オルーギオ、『逃げ上手の若君』諏訪頼重、『葬送のフリーレン』ザイン、吹き替えでは『アベンジャーズ(シリーズ)』キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)など。
《早見沙織 Profile 》
東京都出身。5月29日生まれ。アイムエンタープライズ所属。アニメ『桃華月憚』2007年で声優デビュー。主な出演作として『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ、『呪術廻戦』伏黒津美紀、『SPY×FAMILY』ヨル・フォージャー、『ONE PIECE』ヤマト、『聲の形』西宮硝子、『賭ケグルイ』蛇喰夢子、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』新垣あやせなど。2015年からは、アニメ『赤髪の白雪姫』OP曲「やさしい希望」を皮切りにアーティストとしても活躍。
《斎藤千和 Profile 》
埼玉県出身。3月12日生まれ。アイムエンタープライズ所属。
主な出演作として『物語』シリーズ・戦場ヶ原ひたぎ、『魔法少女まどか★マギカ』暁美ほむら、『Rewrite』神戸小鳥、『ダンガンロンパ』朝日奈葵、『ONE PIECE』ボア・サンダーソニア/チムニー、 『魔法少女リリカルなのはStrikerS』スバル・ナカジマ、、『暁のヨナ』ヨナなど。
劇場版「魔法科高校の劣等生 四葉継承編」
2026年5月8日(金)ROADSHOW
©︎2024佐島勤/KADOKAWA/魔法科高校四葉継承編製作委員会取材・文:entax編集部
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