「無表情」だった保護柴犬→1年後の姿に「愛されてるのがわかる!」の声「悩んで悩んで迎えて…幸せになってもらいますっ」

【Before】保護施設から迎えた直後のぽたくん。 【After】お迎えから1年後のぽたくん(画像提供:しばいぬ_ぬんさん)(画像提供:しばいぬ_ぬんさん)
2025年5月、保護施設にいた柴犬の男の子、ぽたくんを迎えた飼い主、しばいぬ_ぬん(@48NUNtokainusi)さん。
世の中には飼い主がなかなか見つからない「保護犬」という存在があることを知り、「もし次にわんちゃんを迎えるなら保護犬がいいね」と、ご家族で話していたそうです。
「具体的にいつ頃、どんな子を迎えたいといった具体的なことを計画していたわけではないのですが、いくつかの保護犬団体の情報を調べたり、近所で譲渡会があると見に行ったりしていました。そんな時、たまたま出かけた近所のショッピングモールで行われていた譲渡会で、ぽたと出会いました」(しばいぬ_ぬんさん)
「悩んで悩んで悩んだ」末のお迎えだった理由とは?
初めて「ぽたくん」を見た時の印象について、「自分は全然興味持ってもらわなくて大丈夫です、あの、全然……みたいな顔して隅っこにいた」と、X(旧Twitter)にポストしていた飼い主さん。
その時のことを詳しく伺ったところ、「表情もあまりなく、痩せていて、人間に近寄ることもなく、おもちゃにも興味を持ちませんでした」と、当時を振り返る。
「もともと繁殖犬になる予定だったそうですが、歯の本数が足りないことがわかり、譲渡に出されたそうです」(しばいぬ_ぬんさん)
そんなぽたくんを家族として迎えることにした飼い主さんでしたが、実は「悩んで悩んで悩んで」の決断だったそうです。
「先住のオスの柴犬、ぬんが非常に繊細な子で、ぽたを迎えることでぬんにストレスがかかってしまうことを懸念していました。とはいえ、ぬんは犬に対して優しく、散歩で他の犬と嬉しそうに挨拶し合うので、もしかすると、ぽたを迎えることでぬんに良い効果もあるのではないか、と考えました」(しばいぬ_ぬんさん)

【Before】保護施設から迎えた直後のぽたくん。「僕はここにいません…興味持ってもらわなくて大丈夫です」そしてこの1年後……(画像提供:しばいぬ_ぬんさん)
いよいよお迎え……
「保護犬」は虐待や飼育放棄など、さまざまな過去や疾患、トラウマを持つ子も多く、人間に対する警戒心が解けるまでに長い時間を要する場合もあります。
そこで、先住犬であるぬんくんのかかりつけの動物病院の先生と、柴犬を多頭飼いしている保護団体のスタッフさんから「ぽたくんを迎える際のアドバイス」をもらい、ぬんくんを含む家族全員、約1ヶ月の時間をかけて、ぽたくんとの距離をゆっくり縮めました。

元保護犬、1歳半になる柴犬男子、ぽたくん(左手前)と、心優しい先住犬、4歳半になる柴犬男子、ぬんくん(右)。家族で桜を楽しみました(画像提供:しばいぬ_ぬんさん)
「保護犬」を迎えた後「心がけた3つのこと」
「家に連れ帰ってまず、先住犬のぬんに会わない部屋にぽたを隔離しました。次に、サークル内にぽたが体を隠せるハウスを用意し、掃除以外は人間もその中に入らず、ぽたの方から興味を持ってくれるまで待つ、を家族で徹底しました。本当は家族全員、可愛い新入りをそばで見ていたくて触りたくて構いたくて仕方なかったのですが(笑)、ぐっと耐えました。
3つめは、ぬんにも、家の中に他の生き物の気配がするぞ?と感じるところから、ドアの前から匂いを嗅ぐ、慣れてきたらサークル越しに匂いを嗅ぐ、という作戦でじっくり慣れてもらい、両者のリアクションを見ながら対面まで進めました。ぽたには安全地帯の確保、ぬんにも心構えの時間を確保できたことが良かったと思います」(しばいぬ_ぬんさん)
そして、今でもごはんやおやつの順番は先住のぬんくんを優先した「ぬんくんファースト」を心がけ、2匹の関係性を大事にしているそうです。
「実はぬんとの初対面からまだ日が浅い頃、ぬんが自分の縄張りだと思っている場所にぽたが侵入してしまったことがありました。怒ったぬんにすかさずぽたが、『お腹お腹お腹お腹!ほらみてこれお腹です!!!』と言わんばかりにスライディングでお腹を見せて兄犬への敬意を示し、事なきを得ました。あまりにも上手なぽたのお腹見せに思わず笑ってしまいましたが、あれが『ぬんぽた』の距離をぐっと縮めたきっかけだったと思います」(しばいぬ_ぬんさん)

ぬんくん(左)とぽたくん(右)(画像提供:しばいぬ_ぬんさん)
我が家の楽しい時間がもっと増えました
じっくりと時間をかけて家族になった、ぬんくんとぽたくんと飼い主さんご家族。
「悩んで悩んで悩んで」迎えたぽたくんについて、「もう今は毎日にこにこです」「きっと子犬の時に寂しい経験をしたはずなので、うちに来たからにはとことん幸せになってもらいますっっ」と、Xに投稿していた飼い主さん。
「ぽたがきてくれたおかげで、我が家の楽しい時間がもっと増えました。今も保護団体にはたくさんの子たちがいますが、その子たちの寂しい時間がこれ以上長くならず、どの子も幸せになれることを祈っています」(しばいぬ_ぬんさん)
しばいぬ_ぬんさんが投稿した、無表情で保護施設にいたぽたくんの幸せな変化に対して、多くの温かいコメントが寄せられた。

【After】お迎えから1年後のぽたくん。「お散歩大好きっ!家族と一緒で毎日楽しいっ!」(画像提供:しばいぬ_ぬんさん)
「いっぱい愛されてるのがわかる」
<以下、元保護犬のぽたくんの幸せなビフォーアフターに対する温かいコメントの数々>
「顔つきが変わりましたね」
「人間の愛情のかけ方でこんなに表情が変わるのですね」
「楽しんでるオーラ、幸せオーラが画像から滲み出てる」
「ぬんさんママさんパパさんに会えて良かったですね。よい笑顔になりましたね。この笑顔を見たらいっぱい愛されてるのがわかります」
「確かに左の写真だと『ほんとに僕なんかで良かったんですか?』という表情に見えますね。控えめというか自己肯定感が低いというか。今の表情はとても幸せそう(楽しそう)で何よりです」

キリッとした表情で遠くを見つめるぽたくん(左)と、にこにこ顔が可愛いぬんくん(右)(画像提供:しばいぬ_ぬんさん)
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)
関連記事
▶【アフター写真】1年後「お散歩大好きっ!家族と一緒で毎日楽しいっ!」笑顔の柴犬さん
▶【写真】先住犬ともすっかり仲良くなった柴犬さん
▶【写真】家族でお花見を楽しみました