【長野で遊ぶ】子どもの好奇心が動き出す! 日常に遊びが溶け込む長野での暮らし
20年連続で読者が選んだ「移住したい都道府県ランキング」1位に輝く長野県。 インスタグラムでファミリーキャンプの魅力を発信しているさえさんは、子どもが3歳のときに家族で長野県宮田村に移住した。普段は公園や川など身近な自然のなかで遊び、月に2回はキャンプ旅へ。生活のなかに遊びが溶け込む、さえさん一家の田舎暮らしを紹介する。
掲載:2026年3月号
名前も知らない村に子育てに理想の環境が

【長野で遊ぶ】子どもの好奇心が動き出す! 日常に遊びが溶け込む長野での暮らし
さえさん
関西地方出身。2024年、夫・けいすけさんと2人の子ども(5歳、2歳)とともに宮田村へ移住。年間80泊のキャンプ旅や田舎移住について発信するインスタグラマーで、長野県広報パートナーも務める。Instagram/@_saecam_ (https://www.instagram.com/_saecam_/)
【思い立ったらキャンプ!】東京時代からキャンプを楽しんできた、さえさんファミリー。長野県に移住してからは、毎日の暮らしに遊びの要素がたっぷり詰まっている。
長野県宮田村(みやだむら)2026年版の「住みたい田舎ベストランキング」でもランクインした中央アルプス駒ヶ岳に抱かれた村。生活圏は半径2kmとコンパクトだが、公共施設や生活利便施設が揃い、暮らしやすい。子育て施策に力を入れている。
小さいころから長野県でスキーを楽しんでいたさえさん。大人になり家族ができてからは、全国各地でファミリーキャンプを楽しむようになった。それでも長野県には、いつも特別な魅力を感じていたという。
「信州って、やっぱり身近に感じます。自然が豊かでのんびりできるし、日本の真ん中にあるからどこへ行くにも便利。子どもが小学生になると転校が大変になるので、3歳のときに『移住するなら今がチャンス』と思いました」
さえさんは、移住のきっかけをそう話す。
当初は北アルプスエリアで賃貸物件を探していたが、想像以上に家賃が高く、範囲を広げることにした。
「南信エリアは通過するばかりで、これまで遊びに来たことがなかったんです。でも移住フェアに行ったとき、宮田村の担当者さんがとても親身になってくれて」
宮田村という名前を聞くのも初めてだったが、担当者の温かい対応に安心感を覚え、さえさん一家は実際に村を訪れてみることにした。
「子どもが普段遊べる場所があるかという視点で見て回ったのですが、村内には大きな公園や川遊びができるスポットがあり、スーパーも近い。想像以上に暮らしやすそうで、子育てにぴったりだと思って移住を決めました」

【冬でも快適アウトドア】長野では大きな車が持てるからと、キャンピングカーを購入! 雪中キャンプもより楽しめるようになった。

【名峰が近く登山にも興味が】移住してから登山にも興味が湧いてきたというさえさん。子どもがいても、ロープウエーを使えば中央アルプスの千畳敷カールへ楽々アクセス。

【旅行しやすいロケーション】「その日の天気を見て、気軽に周辺の絶景スポットへ足を運べるのも長野の魅力です」。写真は上高地(松本市)にて。
都心のビルの中にある保育園に通っていた息子さんにも、移住後、いきいきとした変化が表れた。
「以前は木にぶら下がる機会もなく、腕力もあまりなかったと思います。でも、こちらで木登りを覚えてから体力がついたし、登り方なども自分で考えるようになりました」
動植物に対しても、興味を持つようになった。
「前はアリを触ることもできなかったのに、今は虫を捕まえて持ち帰るくらい好きになって(笑)。草木にも目がいくようになって、観察したり名前を調べたり、好奇心の広がりがすごいですね。ずいぶんたくましくなりました」
普段は家の近くを散歩したり、公園で遊んだりしながら、月に2回ほどはキャンプ旅に出かけるという一家。渋滞を気にせず富士山や関西方面へ行けることも、長野を選んだ大きなメリットのひとつだという。
「何より、遠出をしなくても毎日小さな発見や感動があるんです。お気に入りの風景がちょっとクリアに見えたとき、『今日は山がきれいだね』って家族で話したくなったり」
生活と遊びの境界線が、緩やかに溶け合う。そんな時間を積み重ねることが、豊かな暮らしを送るということなのかもしれない。

【人気スポットへのアクセスも良好】富士五湖周辺のキャンプ場も、さえさん一家のお気に入り。「東京から行ってたときは渋滞がすごかったけど、今はそれを気にせず楽しめます」。

【絶景が身近に!】散歩の途中に見ることのできる、大好きな南アルプスの景色。2つのアルプスに囲まれているからこその日常の絶景だ。
長野暮らしにはこんな楽しみも!

【虫捕りも!】虫が苦手だった息子さんも、今では大好きに。キャンプ場に着くと、まず虫捕りに出かけるという。

【スキーも!】気軽にスキーが楽しめるのも、長野だからこそ!

【ワカサギ釣りも!】冬の楽しみはスキーだけじゃない。この日はワカサギ釣りへ。
長野で遊ぶ! アドバイス
「 以前は週末に遊びの予定を詰め込んでいましたが、長野には渋滞がないのと、遊べる場所までが近いので余裕が生まれました。天気を見て『今日スキーに行こう』もできますし、天気が悪かったらまたにすればいい。結果的に、毎回遊びをしっかり楽しめるようになりました」(さえさん)
宮田村Topics/宮田村のイベントがアツい!
無印良品グランフロント大阪店では、2023年から毎年「信州みやだむら市」を開催。宮田村の旬の農産物や特産品の販売、ワークショップ、移住相談会などが行われる。2025年はさえさんがゲストスピーカーとして参加し、2日間で約6000人が来場した。もちろん、ほかにも全国各地の移住イベントに出展の予定。

文/はっさく堂 写真提供/さえさん
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