朝ドラ「あんぱん」5月9日第30回【あらすじ】愛国の鑑として注目を集めるのぶ(今田美桜)嵩(北村匠海)も図案コンクールで佳作入選

小川うさ子(志田彩良)、朝田のぶ(今田美桜)、宍戸杏(瀬戸芭月)、元木桃子(西畑澪花)(C)NHK

女優の今田美桜がヒロイン朝田のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合など)の第30回が9日、放送される。のぶのアイデアで女子師範学校の生徒たちで慰問袋を作ることに。一方、幼なじみの柳井嵩(北村匠海)は図案コンクールで入選し賞金を手にする。

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昭和12(1937)4月、嵩が東京高等芸術学校に入学。のぶも女子師範学校で2年に進級したが、担任の黒井雪子(瀧内公美)から愛国心を叩き込まれる日々に戸惑いを覚えていた。嵩は担任、座間晴斗(山寺宏一)の授業を受けながら学校生活を満喫。刺激的な日常を手紙につづり、のぶに送った。日々「大和魂」を叩き込まれるのぶにとって、嵩の生活はまさに別世界だった。

小川うさ子(志田彩良)、朝田のぶ(今田美桜)(C)NHK

7月、日中戦争が勃発。朝田石材店で働く石工、原豪(細田佳央太)のもとに召集令状が届いた。朝田家に動揺が広がるなか、豪に思いを寄せるのぶの妹、蘭子(河合優実)も「おめでとうございます」と“祝福”。学校の寮から戻ったのぶは、蘭子が抱く豪への思いに気付いており、その気持ちを豪に伝えるべきだと迫ったが、蘭子は何も答えなかった。

ある日、嵩は同期の辛島健太郎(高橋文哉)と銀座にあるパン屋「美村屋」を訪問。そこで高知県の朝田家にいるパン職人、屋村草吉(阿部サダヲ)らしき人物が写る写真を見つけた。朝田家では、豪のために壮行会をやろうという話が浮上。豪と一緒に屋根裏部屋で暮らす草吉は豪を釣りに連れ出し「勇ましく戦おうなんて思うなよ。逃げて逃げて逃げ回るんだ。戦争なんて、いいヤツから死んでいくんだからな…」と伝えた。そして「地獄に行くと思って、やりたいこと全部やってから行った方がいいぞ。食っときたいもんとか、会っときたい女とかいないのか?」と続けた。これに豪は「毎日会ってます」と答えたが、その人物が誰かは明かさなかった。

朝田メイコ(原菜乃華)、釜次(吉田鋼太郎)、くら(浅田美代子)、のぶ(今田美桜)(C)NHK

豪の壮行会が行われる日がやって来た。のぶの祖父、釜次(吉田鋼太郎)は弟子の豪をにぎやかに送り出したくてたくさんの客を招いていた。豪はギリギリまで仕事。のぶは、仕事でもしてないと変になりそうだともらす蘭子の背中を押す。蘭子は勇気を出して豪のもとへ向かうが、互いが思いを伝えることができず、ぎこちない空気が流れた。

大勢が集まった宴の席で、豪は「こんなわしを、家族同然にかわいがってくださった朝田家のみなさん、ほんまにありがとうございます。その恩返しもできんと、兵隊に行くことだけが心残りです」とあいさつし、頭を下げた。そしてのぶ、メイコ(原菜乃華)、蘭子の三姉妹にも「ありがとうございました」と感謝した。

その後、宴たけなわのなか、三姉妹がよさこい節を披露した。豪は蘭子と目が合うと、たまらず離席。1人部屋を出て荷物を持って出発しようとした。蘭子はその後を追い、意を決して「きっともんてきてよ。きっとやのうて、絶対や」と言った。すると豪が「わしからもお願いがあります」と切り出し、「無事もんてきたら、わしの嫁になってください」と自分の気持ちを伝えた。蘭子は動揺して言葉が出ない。そして追ってきたのぶに背中を押され「うち、おまさんのこと、うんと好きちや…。豪ちゃんのお嫁さんになるがやき。もんてきてよ」と返答。豪は「もんてきます。絶対に!」と力を込めた。母の羽多子(江口のりこ)に送り出された蘭子はその晩、豪と2人で過ごした。

「あんぱん」第30回あらすじ

のぶの発案で、女子師範学校の生徒たちは慰問袋を作ることに。休日には献金を呼びかけるなど、意欲的に取り組む生徒たち。その様子がのぶの写真付きで新聞に載ると、のぶは「愛国の鑑」として注目を集める。

一方、図案コンクールで佳作に入選し、賞金をもらった嵩は、銀座のカフェから柳井家に電話をかける。弟の千尋(中沢元紀)から、のぶが新聞に載ったことを聞いた嵩は…。

「あんぱん」とは?

人気アニメ「アンパンマン」の原作者として知られるやなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロインとその夫の人生を描く。脚本は中園ミホさん。主題歌「賜物」をRADWIMPSが歌い、「語り」を同局の林田理沙アナウンサーが務める。