アーケード風巨大コントローラーでVRゲームしてみたくない?

Image: Adriano Contreras - Gizmodo US
最先端でクラシック。ゲーム系ハードウェアメーカーのX-Arcadeが開発する、アーケードゲームのような巨大PCコントローラー「Arcade2TV-XR」が実現するのは、まさにそんなゲーム体験です。
VRヘッドセットを装着して、ジョイスティックを握る。なんともいえない奇妙なゲーム感覚。米Gizmodo編集部が体験してきました。
以下、体験談の翻訳です。
一昔前、ゲーマーと呼ばれる人たちは、ゲームセンターのゲーム機の前に立ちプレイしていました。ブラウン管画面からほんの数cmのところまで顔をくっつけ、ジョイスティックを握ってきました。画面からほんの数cmの世界が、もしヴァーチャルになったら…。
400ドル(約5万7000円)のArcade2TV-XRを使ってみました。
Arcade2TV-XRは、スクリーンなしでコントーラーのみ。Meta Questと連携させて使用します。
組み立ても設定もめちゃ面倒

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正直、VR系周辺機器ってあんまり得意じゃないんですよね。ただ、今回に関していえば、ゲームコントローラーというシンプルさと安定感は評価したいところ。コントローラー単体なら300ドル(約4万3000円)で買えます。今回はスタンドなどもセットのタイプなので400ドル。
このスタンドがあるゆえに組み立てをしたわけですが、これ、1人でやると結構たいへんで、小一時間はかかります。

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でも、完成すると満足感高し。あのころのクラシックなアーケードゲーム感がすごいんです。
ジョイスティックは丈夫ながらもクリック感とスムーズさあり。ボタンも変に力を入れる必要もない押しやすさ。ただ、昔のアーケードゲームのゴムボタンというか、ムチっとした感覚はないので、クラシックゲーマーの中には物足りなさを感じる人もいるかも。トラックボールはあれこれ設定が可能。全体的に触り心地がとてもいいです。

Image: Adriano Contreras - Gizmodo US

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スタンド組み立てで一汗かいて、触り心地でまったりした後は、また一仕事。システム連携もなかなかたいへんなんです。
Tankstickと呼ばれる本体部分は、どんなゲーム機とも連携可能。この「どんなゲーム機」にはセガのドリームキャストすら含まれるほど、ありとあらゆるゲーム機とも一緒に使えるのです。SwitchもXbox Series X/SもPlayStation 5も使えます。ただし! 80ドルの別売りアダプタを購入すればという条件付き。

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PCとつないでゲームしようとすると、不思議なことに接続が「キーボード」だと認識されてしまいます。なるほど、確かに広い意味ではこれもキーボード…なのか? となると、各ボタンに手動でキーの割り当てをしなければならず、はちゃめちゃに面倒くさそう。
てことで、最も楽なのはエミュレータを使ってVRヘッドセットと使うことです。Arcade2TV-XRに同梱されているドングルを使えば簡単。これをMeta Quest 3に刺せば、Bluetooth経由で自動接続完了。
Questのゲーム『Arcade Ranger』入りの説明書、オープンソースエミュレータをインストールできるX-Arcadeのアプリも入っています。ですが、使うにはユーザー自身がパソコンにつないで、手動でMeta QuestにROMをアップロードしなければなりません。何をするにしても簡単じゃないのがネック。

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これをすると、例えば『Arcade Ranger』だと、エミュレータによってQuest 3のカラーパススルー技術を使ったヴァーチャルアーケード端末が見えます。ヴァーチャルアーケードが出たからといって、頭に巻いているヘッドセットが軽くなるわけではありませんが、やっぱり臨場感と楽しさは上がります。これ、アーケードゲーム機好きにしか刺さらないやつです。
エミュレータあるあるですが、どしても歪みというか問題はあちこちに出ちゃうので、エミュレータでゲームしたことないという人には、最初(設定)から最後までずっとツライと思います…。
コントローラ自体はシンプル

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スタンドの組み立ても、ゲーム始めるまでの準備も、とにかくすべてが面倒くさくて時間がかかります。しかし、コントローラとしては非常にシンプル。そもそもアーケードゲームの操作って単純なのが魅力なわけで、Arcade2TV-XRもそこはよくわかっています。
スティックやボタンの触り心地、操作感は先述の通り申し分なし。
操作以外のすべてが複雑…

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ゲームを始めるまでが、もう本当にたいへん…。でも、組み立てがたいへんでも、アーケードゲームを探して買う方がもっとたいへんでしょと言われるとそうなんですけど。
たいへんさはさておき、400ドルのコントローラーに、VR端末自体が300ドルから500ドル。複数ゲームプレイできるアーケードゲームが1,000ドル超えなことを思えば、お得といえないこともない。まぁ…ニッチな商品なことは間違いないですね。
いいところ:スティックもボタンも触った感じが非常にいい。ゲームを始めさえすれば臨場感と没入感は高い。価格の割に安定したボディ
残念なところ:ゲームしやすくはない。エミュレーターやROMsのインストール・設定がめちゃくちゃ面倒くさいし時間がかかる。別売りのアダプターが必要
Source: X-Arcade