中世時代のおもしろくもゾッとする話

中世時代には驚きの習慣がいくつかあった。例えばアーチェリーが義務だった時代や、家賃の支払いにうなぎが使えたこともあった。一般的には暗黒時代として知られているが、このギャラリーでは中世の生活の一端に焦点を当てたいと思う。中世に関する興味深く、一風変わった、ちょっと背筋が寒くなるような発見をお楽しみください。
名字なし

名字は常にあったわけではなく、1066年のノルマン人による征服によってもたらされた。それ以前は人々は1つの名前だけかニックネームで呼ばれていた。
アーチェリーは義務

中世において、アーチェリーは単なる娯楽を超えた意味合いを持っていた。1363年には勅令が下され、すべてのイングランド人が毎週日曜日に定期的に長弓の練習をすることが義務づけられた。
命がけの化粧品

当時の女性たちはオシャレに不可欠だった、色白の肌にするため化粧をした。しかし不幸なことに多くの化粧品には鉛が含まれており、早死ににつながった。
動物の裁判

動物たちはさまざまな罪で裁判にかけられることがあった。追放、投獄、さらには死刑など、人間と同じような扱いを受けた。
農民の定義

中世には「農民」という言葉は存在しなかった。一般的に歴史上の低階級の市民を農民と呼ぶが、この言葉は彼らにとっては聞き慣れないものであっただろう。
床屋のサインポール

キャンディのようにも見える理髪店のサインポールのはじまりは、思いのほかほの暗い。理髪師はかつて外科医や歯科医でもあった。白い棒は血を抜くときに使うもので、理髪師は止血のために布を使用し、棒に巻いて外に干していた。それが現在の姿につながったのである!
百年超え戦争

いかにも宣伝文句のようなタイトルだが、実際の戦争は125年ほど続いた。もしかして四捨五入しただけ?
魔女狩り

魔女狩りといえば中世を連想しがちだが、この時代の教会はまだ魔術は存在しないと説いていた。魔女狩りが盛んになったのはエリザベス朝時代になってからである。
聖アントニウスの火

当時は神の思し召しとされた病気、聖アントニウスの火はライ麦に生えたLSDに近いカビが原因だった。ぶっ飛んじゃう!
イケてる靴

中世時代、身分と身なりは密接に結びついていた。この時代に流行したファッションは男性が長い靴を履くことで、靴の長さがその人の裕福さを示していた。
もうちょっと毛があると良いのに

中世時代の女性たちは丸みのあるおでこの美しさを重んじ、まつげや眉毛、髪の生え際まで抜いておでこを強調した。この美容行為はこの美しい額に焦点を当てることを狙ったものだった。
サッカー禁止

かつてサッカーは「モブフットボール」と呼ばれ、暴力的なスポーツとして悪名高かった。エドワード2世がこのスポーツを禁止したのはそのあまりの過激さによる。主に規則やチームの制約がなく、大怪我をすれば死に至ることさえあったからだ。なんとも物騒な話だ!
電子うなぎマネー

中世時代のイギリスではウナギが大量に採れ、通貨の1つとして家賃の支払いにも利用されていたことが、歴史的記録として残されている。
間髪を入れずヅラ

中世、カツラは日常的なアクセサリーとして浸透していた。シラミの蔓延により頭を剃らざるを得なかったために、かつらをかぶっていたというから驚きだ。
タイムトラベル

中世時代の時間の測り方は今とは違っていた。日照時間は日の出から日没までを7等分にしていた。よって1時間の長さは冬と夏で大差があった。
地球平面説派の発祥ではない

暗黒時代というからには、中世の人々が地球を平らだと信じていたに違いないと思う人が多いだろう。しかしそうではない!これはよくある俗説だが、しばしば否定されている。
文章を書くのは肉体労働

当時、文字を書くことは肉体労働の1つであり、明晰な頭脳は必要ないと考えられていた。そのため学者たちは口述をもとに文字に書き起こす書記に頼っていた。
やばいほどの思いやり

ハンセン病患者の傷を舐めたとされる聖女もいる。人々はそれを謙虚な行為とみなしたらしい…。
フォークなんてないよ

中世のヨーロッパではフォークはその珍しさと、貴重な材料で作られることが多かったため、あまり普及していなかった。
イルカ料理

中世の人々はイルカを食生活に取り入れていた。古い文献には、イルカの血とさまざまな材料を混ぜ合わせた、ハギスの作り方が記されている。このような文献は現在も残っている。
貯蓄銀行

ブタさん貯金箱は中世時代に初めて誕生した。この硬貨入れは「ピッグ」と呼ばれる粘土で作られ、いつしかブタに結びついた。
馬上槍試合

馬上槍試合は常に危険と隣り合わせだった。いかつい鎧を着て槍の打撃に耐え抜くだけでなく、馬は時速30マイル(約48キロ)を超えるスピードを出すことができるのだ。
超過疎化

中世のイングランドの大部分には人が住んでいなかった。当時人口は増加したが、黒死病の甚大な被害により多くの都市や村が廃墟と化した。
拷問器具

中世にはノコギリ、膝裂き機、恐怖のユダの揺りかごなど、さまざまな拷問器具が刑罰に用いられた。これらの拷問はこの時代独特の独創性を示すものであった。
人粉

中世時代、カニバリズムはタブー視されていなかった。むしろ飢えに苦しむ十字軍の兵士たちが戦死した敵を食べたり、「ミイラの粉」と呼ばれるものがさまざまな病気の治療に用いられもした。
最先端ファッション

コッドピースは男性が股間に着用する袋として中世時代に登場した。さらにこの時代の男性はコルセットを着てみたり、非常に短いチュニックを着ることもあった。
ヒグマ

ヒグマはその昔、イングランドを自由に歩き回っていたが、中世時代初期に絶滅したと言われている。
不衛生

中世はとりわけ不潔な時代というイメージがあるかもしれないが、そのほとんどは大衆文化の影響である。実際の中世時代の人々は衛生面をとても大切にしていた。可能な限り入浴し、こまめに櫛を使った。