エルフに恋した短命の人間…一途に想い続ける話が「2人ともかわいくて気絶した」と話題に【漫画】

『リ・リ・リィンカーネーション』(読み切り掲載タイトル『転生』)より
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、さまざまな4コマ漫画を毎日連載更新するX(旧Twitter)アカウント「ツイ4」にて公開された『転生』(星海社)を紹介する。ツイ4公式アカウントが、4月24日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2.4万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。作者は「ツイ4新人賞」をきっかけに本作で商業デビューを果たした水藤流さんだ。本記事では、読み切りとして発表された『転生』が好評を博したことをきっかけに、そこから物語を広げた『リ・リ・リィンカーネーション』(星海社)の連載が6月17日よりスタートしたばかりの作者の水藤流さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
転生してエルフへの思いを伝える少年

『リ・リ・リィンカーネーション』(読み切り掲載タイトル『転生』)より
長命種族であるエルフの女性が、人間の少年に告白されるところから物語は始まる。しかし“短命の種族に興味はない”と言われエルフに断られた少年。彼は大人になり、老人になっても何度も想いを伝え続けるが、年老いて亡くなってしまう。
その数年後、ふたたび少年がエルフのもとを訪れて告白する。困惑するエルフが“亡くなった彼か?”と尋ねたところ、少年は“生まれ変わって会いに来た”と告げた。神にゴネて、近所の家に転生した事を説明すると、自分の何が良いのかエルフに聞かれる少年。そんな彼には、ある秘密があり…。
この生まれ変わって会いに来る話を読んだ人たちからは、「ゴネたの何度目なんだろう」「また来てほしいから断ってるのかな」「2人ともかわいくて気絶した」「かわいいとかわいいが出会ってる」など、多くのコメントが寄せられている。
発想の源はまた来てくれたらという思いから

『リ・リ・リィンカーネーション』(読み切り掲載タイトル『転生』)より
――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
1年前に溺愛していた小さな家族が突然亡くなってしまったんです。あまりにも急な別れで、その喪失感は計り知れないほどでした。「もし生まれ変わって、また私のもとに会いに来てくれたら…」とぼんやり考えていた時に生まれたのがこのお話でした。
――本作では、エルフのもとへ転生して再び会いに行く姿が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
コメントでピアスの数に気づいてくださった方もいましたが、実はエルフは「別れ」を経験するたびにピアスをひとつずつ増やしている、という裏設定があります。猫を拾ったときはそれほど深い別れを経験していなかったので、軽い気持ちで迎え入れたんです。そして少年と出会った頃にはすでに心を閉ざしてしまっていた…その心の変化をピアスの数で表現しています。ぜひ、そんなところにも注目していただけたら嬉しいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
「何度でも生まれ変わって、あなたの元に帰ってきます」というセリフです。別れの悲しみから心を閉ざしてしまった長寿のエルフにとって、このひと言が大きな支えになるのではないかと思います。短命な存在だからこそ言える、まっすぐな愛の言葉を込めたつもりです。
――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
読んでいて癒されるような、心が温かくなるような、そして時々ふふっと笑えるような…そんなやさしい物語を目指しています。作品を通して、少しでも読者の心がやわらかくなったら嬉しいなと思いながら描いています。
――今後の展望や目標をお教えください。
今作は『リ・リ・リィンカーネーション』という新タイトルで、6月17日(午前11:30)よりツイ4にて連載がスタートいたしました。単行本は今冬の発売を目指して制作を進めております。詳細が決まり次第ツイ4公式 (リンク参照)にてお知らせいたしますので、ぜひチェックしてみてください。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
作品を読んでくださり、本当にありがとうございます。読んでくれる方の心にそっと寄り添えるような作品をこれからも描いていけたらと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。