「男なんてどうせ裏切る」老女が飲み仲間に合い鍵を渡した理由に納得?/そしてヒロインはいなくなった(7)

「男なんてどうせ裏切る」老女が飲み仲間に合い鍵を渡した理由に納得?

3年前に別れた恋人への想いを断ち切れずにいる妙子。行きつけの飲み屋で出会ったのは、「アタシったら世界一不幸な悲劇のヒロインなんだから!」とくだをまく老女・トラさんでした。「やべえバァさんだ」と思っていた妙子ですが、“世界一不幸”というワードが聞き捨てならず、つい口を出してしまいます。やがて二人は、お互いが大失恋を経験し、自分の元を離れた男性への未練を抱え続けているという共通点を見つけて――。

おしゃれ好きでエネルギッシュな老女トラさんと、ボーイッシュだけど中身は夢見る乙女な妙子。過去に想いを馳せながらも、二人がそれぞれに繰り広げる恋模様を描く『そしてヒロインはいなくなった』を14回連載でお送りします。今回は第7回です。

※本記事はばったん著の書籍『そしてヒロインはいなくなった』から一部抜粋・編集しました。

まさか妻がいる人が合コンに来るなんて思わないじゃない!?

ま、いいじゃん

きれいねぇ~

だから今やり直してんの

恋人が出て行ったのが夏だったから

やーっぱり笑ってたんじゃないのっ!

あん?

男なんてどうせ裏切るってよくわかってんでしょ

しょうがないなぁっ

カラカラカラカラ

リ...リリ...リン...

リリ...リ...

著=ばったん/『そしてヒロインはいなくなった』