内田有紀が「レンタカーで一緒に乗りたい女優ランキング」で10位になった根本理由
世代別ニーズが映すドライブ
2025年9月17日、「レンタカーで一緒にドライブに行きたい女性芸能人ランキング」が発表され、内田有紀が10位にランクインした。票数は24票。トップの綾瀬はるかが54票、2位のいとうあさこが50票と差はあるが、この順位は単なる人気投票だけでは説明できない。
【画像】「えぇぇぇ!」 これが「ランキング結果」です!(5枚)
調査はNEXERとマンスリーゴーが実施。全国の男女1000人が対象で、期間は8月25日から9月2日まで。アンケートでは、男性芸能人・女性芸能人それぞれからレンタカーで一緒にドライブしたい人をひとり選んだ。
分析してみると、世代ごとの価値観や生活習慣の違いが浮かび上がる。そんななかで、49歳の内田有紀がランクインしたのはちょっと意外で、だからこそ興味深い。ドライブの楽しみ方や、人が移動に求める気持ちの変化が、こんな結果にも表れているのだろう。
芸能人投票に透ける価値観

全国の男女1000人を対象にインターネットで実施したアンケート調査。2025年8月25日~9月2日(画像:NEXER)
「レンタカーで一緒にドライブに行きたい女性芸能人ランキング」は次のとおりだ。
・1位:綾瀬はるか(54票)
・2位:いとうあさこ(50票)
・3位:小芝風花(44票)
・4位:北川景子(39票)
・5位:吉岡里帆(38票)
・6位:天海祐希(28票)
・7位:吉高由里子(26票)
・8位:浜辺美波 / ファーストサマーウイカ(各25票)
・10位:内田有紀(24票)
上位のコメントを見ると、単なる人気ではなく基準の多様化が浮かび上がる。安心感や共感、会話のしやすさといった要素が評価の軸になっている。
第1位は綾瀬はるか。回答には「一緒にいて楽しそう」「雰囲気に癒されそう」「楽しくて時間を忘れそう」といった声が並んだ。癒やしや自然体といった印象が、非日常のドライブを緊張ではなく安らぎに変えてくれそうだ。
第2位はいとうあさこ。コメントは「トークが面白い」「気を張らなくてよさそう」「ずっと笑っていられそう」というものが多い。車内という閉じた空間を笑いで満たしてくれそうだという安心感が、幅広い世代に支持されたと考えられる。
第3位は小芝風花。「かわいい」「楽しそう」「明るい話題を提供してくれそう」といった理由が挙がった。若手ならではの華やかさや活気が、ドライブの場を盛り上げてくれそうだという期待につながっているようだ。
第4位は北川景子。「美人で会ってみたい」「運転がうまそう」「素敵な店を知っていそう」という声が寄せられた。美貌とともに運転技術や知識のイメージと結びつけられ、頼れる同乗者として映っている可能性がある。
第5位は吉岡里帆。「京都弁で話したい」「車のCM出演が印象的」「ドキドキしたい」といった具体的な接点や感情が理由になった。親近感とときめきが同時に作用し、ドライブというシチュエーションを現実的に想像させる要因になっているのかもしれない。
内田有紀の存在価値

全国の男女1000人を対象にインターネットで実施したアンケート調査。2025年8月25日~9月2日(画像:NEXER)
内田有紀は1975(昭和50)年生まれ、東京都出身の女優・歌手。中学時代からモデルとして活動を始め、1992年にドラマで女優デビュー。1994(平成6)年には映画『時をかける少女』で主演し、歌手デビュー曲もオリコン1位を獲得。瞬く間にトップアイドルとして注目を集めた。
それ以降もテレビ、映画、舞台と幅広く活躍し、『踊る大捜査線』シリーズや『ドクターX』など話題作にも出演。最近ではドラマ『誘拐の日』で医学博士役を演じたり、映画『ちはやふる めぐり』『劇映画 孤独のグルメ』に登場したりと、変わらぬ存在感を示している。2024年には助演女優賞を受賞し、30年ぶりの始球式にも登場した。
学生時代にはフェンシングに打ち込み、東京都大会で3位入賞の実績もある。芸能界入りから30年以上たった今も、清潔感と落ち着きを兼ね備えた女優として第一線に立ち続ける。露出が少なくても、その安定した魅力が今回のランキングで10位入りする理由になったのだろう。
前述の上位陣は「癒やし」「笑い」「かわいさ」「美しさ」「ときめき」といった明確な評価軸で選ばれているが、ではなぜ内田有紀はランクインしたのか。いくつかの理由が考えられる。
ひとつは世代的な支持。1990年代に青春を過ごした世代にとって、内田有紀はドラマや映画の中で自然に車と結びつく存在として記憶されているようだ。ドライブの体験と彼女の印象が重なった結果、選ばれた可能性がある。
もうひとつは安心感や落ち着き。ドライブは非日常の時間であり、同乗者との距離感も意識される。華やかさよりも安定感を感じさせる内田は、「安心して一緒にドライブできる人物」と評価されたのかもしれない。
さらに、レンタカーやカーシェアなど自家用車以外の移動手段が増えたことも影響していそうだ。ドライブが「所有」よりも「共有」の体験として意識される今、若い人気女優だけでなく、大人の落ち着いた同乗者への関心も高まっている。内田のランクインは、そうした傾向を反映したひとつの結果ともいえそうだ。
世代別価値観の可視化

ドライブデートのイメージ。生成AIで作成。
このランキング、世代ごとに移動に求めるものの違いをあぶり出す指標としても面白い。若い世代はかわいさや華やかさに目が行き、中堅世代は笑いや安心感を重視。上の世代になると、落ち着きや信頼感が大事になってくる。
レンタカー会社や旅行会社にとって、こうした世代別の好みは広告や商品企画に直結する。たとえば、40代以上を狙った「90年代ドラマに出てきた車と当時の人気俳優」をセットにした企画は、ノスタルジーで終わらず、新しい商品価値を生むかもしれない。
票数24という数字の意味はさておき、内田有紀の10位入りは「ドライブに求める価値は若さや人気だけじゃ測れない」ということを教えてくれる。ランキングの表面だけでなく、その背後にある心理や世代の違いを読み解くことが、移動の未来を考えるヒントになる。
次回、誰がランクインするかを想像するだけでも、ドライブの楽しみ方はぐっと広がるはずだ。