トランプ氏「中国と今朝、協議した」 関税交渉あった?食い違う見解

2025年4月24日、ホワイトハウスでノルウェーのストーレ首相と会談したトランプ米大統領=AP
トランプ米大統領は24日、中国との関税をめぐる交渉について「(中国側と)今朝、協議をした」と記者団に述べた。中国側が協議は始まっていないとの見解を示すなか、トランプ氏が反論した形だ。米中間の「貿易戦争」への対応をめぐって双方の食い違いが露呈している。
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これに先立ち、中国外務省報道官は24日の会見で「中国と米国は関税についていかなる協議や交渉も行っておらず、ましてや合意に至っていない」と述べ、米中が交渉を開始したとの米側の見方を否定していた。
トランプ氏は24日、「我々は中国側と協議をしてきた」と反論。ただ「(協議に参加した)彼らが誰かは重要ではない」とし、詳細は明かさなかった。ロイター通信はホワイトハウス当局者の話として、今週、米中の事務レベルでの対面と電話による協議が行われたと伝えている。
米中間で関税のかけ合いが続くなか、トランプ氏は23日、「中国と特別な合意を結ぶ可能性がある」などと記者団に語り、累計145%に達する対中追加関税の引き下げを示唆した。米国内世論や市場の反発を踏まえ、中国との合意を急ぐ狙いもあるとみられている。一方、中国側は「貿易戦争は米国が一方的に引き起こしたものだ」(中国商務省報道官)として強硬姿勢を維持している。(ワシントン=清宮涼)