ぬめりを味方に! サトイモで体の中から整えよう しかも低糖質・低カロリーでヘルシー

ぬめりを味方に! サトイモで体の中から整えよう しかも低糖質・低カロリーでヘルシー

 こんにちは。管理栄養士の山口真弓です。

 サトイモがおいしい季節です。煮っ転がしや筑前煮、けんちん汁など、サトイモは日本の食卓にとても身近な食材の一つですね。縄文時代に中国大陸から伝わったとされ、山で採れる山芋に対し、里で栽培されることがその名の由来とも言われています。

 皮むきが面倒、ぬめりがあって調理しづらい……そんな印象がありますが、その“ぬめりパワー”が私たちの健康を支えてくれるのです。

 サトイモ特有のぬめりは水溶性食物繊維が主成分で、腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を緩やかにしたり、コレステロールを抑えたりするなどの効果が期待されます。

 下処理をする際、触って手がかゆくなる方も多いでしょう。そんな時はビニール手袋をするのが一番良いのですが、皮をむく前に加熱する(電子レンジ、ゆでる、蒸す)、酢水や塩水で手を湿らせてから皮をむく、厚めに皮をむくなども有効なので試してみてください。

 また、調理が苦手な方は冷凍のサトイモを使うのもお勧めです。ぬめり成分の効果が多少弱まる可能性はありますが、効果を最大限に生かすために、汁物に使うと良いでしょう。みそ汁など汁物を作る際、冷凍のまま鍋に入れて煮ればOKです。

 他のイモ類と比べて低糖質で低カロリーなので、カロリーや糖質が気になる方は、ジャガイモやサツマイモのレシピをサトイモに置き換えて作ってみてはいかがでしょうか。

サトイモと塩昆布の炊き込みごはん

ぬめりを味方に! サトイモで体の中から整えよう しかも低糖質・低カロリーでヘルシー

 サトイモに含まれる成分をしっかり体に取り込めるレシピをご紹介します。塩昆布を使うことで調理が苦手な方も作りやすく、塩昆布のうま味とサトイモのねっとり感が年齢を問わずに食べやすいメニューです。

作り方

ぬめりを味方に! サトイモで体の中から整えよう しかも低糖質・低カロリーでヘルシー

(1) 米は研いでおく。サトイモは皮をむき、小さめの一口大に切る。

(2) 炊飯器の内釜に米、塩こうじを入れてから水を2合の目盛りまで入れ、サトイモ、塩昆布を加えて炊飯する。

(3) 炊き上がったら、全体を混ぜ合わせる。

(4) 器に盛り付け、青ネギをかけて出来上がり。

【写真4枚】サトイモと塩昆布の炊き込みごはんの作り方