【専門家に聞く】クマの出没はいつまで続くのか…今後の見通し

後を絶たないクマの出没。

この状況はいつまで続くのか、専門家に今後の見通しを聞きました。

クマの生態を研究する岩手大学農学部の山内貴義准教授(55)。

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相次ぐクマの目撃の理由として「ブナの実の大凶作」が挙げられていますが、山内准教授はこれに加えもう1つの要因を指摘します。

岩手大学 農学部・山内貴義 准教授

「初夏の時期に食べるべきであるクワの実。今年はほとんど実がなっていなかった。クマからすると、初夏くらいからずっとお腹すかせている状況」

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クマは、例年 12月には冬眠に入りはじめるということですが、この状況はいつまで続くのでしょうか。

岩手大学 農学部・山内貴義 准教授

「極度に人間のものに依存する、 人里のものにエサ資源を依存する個体に関しては、冬眠が遅くなる研究もある。日本でも2年前(ブナの)大凶作の時にかなり遅く、12月暮れになっても街中に出てきたりとか。今年もおそらく同様か、2年前よりもはるかに多くの個体が出没してかなり人慣れしている光景がみられるので、12月いっぱいくらいまでは警戒をしておいて場合によっては年をまたいで、街中に出てきてしまう個体もあるんじゃないかなとは思ってます」

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山内准教授は、2025年いっぱいは「最大限の警戒」が必要と、注意を呼び掛けています。