生姜の効果は使い方でここまで違う!「生・加熱・パウダー」知らなきゃ損な正しい使い分け

出典:写真AC

寒くなると自然に「生姜」を取り入れる人も多いですよね。でも実は「生のすりおろし」「加熱した生姜」「ジンジャーパウダー」では、体への働き方が違うって知っていましたか?

薬膳では、生姜は使い方で効能が変わる珍しい食材。今回は、女性の冷えや疲れ、胃腸の弱りに役立つ「生姜の賢い使い方」を看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこがご紹介します。

なぜ、温活に生姜がいいの?

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薬膳でいう生姜は「生姜(しょうきょう)」と「乾姜(かんきょう)」という呼び名で分類されます。どちらも体を温めるけれど、「作用の深さ」が違います。

生姜という生の生姜は胃腸を温めて気血の巡りを助ける「表面を温める食材」。

乾姜という熱を加えた生姜は体の芯から温める「内側の冷え」に強いタイプ。

つまり、体質や冷え方によって、選ぶべき生姜の使い方が変わるのです。

賢い生姜の活用法を薬膳師が伝授

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生のすりおろし生姜

・体の表面を温め、発汗を促す

・風邪のひき始めや冷たい雨の日の冷えをやわらげます

・胃腸の働きを整え、消化を助けます

薬膳的には「外からの冷えを追い出す」役割があると考えます

おすすめの使い方は、朝の白湯に少量混ぜたり、紅茶にすりおろし生姜やはちみつを足すこと。

ただし、摂りすぎて汗をかくと、体内の潤いを奪ってのぼせや乾燥を招くこともあります。

加熱した生姜

・じっくり体の「芯」から温める

・冷え性・生理痛・腰の冷え・慢性的な冷えに効果的です

・血流を促し、代謝アップ効果も期待できます

薬膳的には「体の熱を高める」力がある食材と考えます

おすすめの使い方は生姜焼き、スープに入れたり、煮込み料理にスライスを加えてもよいでしょう。

また、電子レンジよりも「鍋などでじっくり加熱」すると効果が高まります。

ジンジャーパウダー(乾燥生姜粉末)

・加熱、乾燥で生姜オイル成分が凝縮され、ポカポカ効果が長持ち

・仕事中や外出先で手軽に使えるのが嬉しいPOINT

薬膳的には「体内の冷え」「慢性疲労」を和らげる効果が期待できます

おすすめの使い方は、紅茶やスープにパパッとふりかけましょう。

ただし、パウダータイプは成分が凝縮されていることもあり、たくさん摂取すると胃腸の負担になる場合があります。1日1~2g程度の使用に留めておきましょう。

同じ「生姜」でも、調理法次第で効果が変わってきます。冷えを感じる季節こそ、自分の体調やライフスタイルに合わせて「生・加熱・パウダー」を使い分けることが、薬膳的「温め美人」への近道です。

まずは、毎日の一杯の白湯に混ぜることから取り入れてみませんか?

■執筆/薬膳ナースけいこ

大人女子が疲れにくい体と心で生きていくために東洋医学、西洋医学、脳と心の仕組みを使った暮らしに溶け込む健康習慣を発信。看護師、薬膳師として25年以上の実践経験を持ち令和元年生まれの息子を子育て中のママでもある。

Instagramは@keiko89zen

編集/サンキュ!編集部

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