フランス語辞書に登場した日本語のことば:そのままで通じる意外な日本語とは
フランスでも通じる単語たち

近年、フランス語の辞書には私たちにとって身近な日本語が続々と追加されている。ここでは、フランスで実際に使われている意外な日本語を紹介し、その背景を探ってみたい。
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IKIGAI(生きがい)

日本発祥の価値観として、フランス人にも受け入れられている「生きがい」。初めてその概念が紹介されたのは、脳科学者・茂木健一郎の著書である『生きがい』の仏語訳が、2018年に出版されたことだろう。
沖縄の長寿文化

その後、生きがいに関する本はフランスで複数刊行されており、一定の人気を保っている。「madamefigaro.jp」によれば、沖縄イコール長寿とというイメージと、生きがいの概念を結びつけた本なども出版されているという。
画像:Kyodo / Kyodo News Images
BONSAI(盆栽)

「和樂web」によれば、1878年にパリで行われた第3回万国博覧会にて初めて展示されたという盆栽。
1989年からは毎年秋に「BONSAÏ CULTURE EXPO(盆栽文化エキスポ)」がパリにて開催されており、参加申し込みをすれば誰でも自分が育てている盆栽を披露することができるのだそう。
ONIGIRI(おにぎり)

現地のスーパーでも、軽食として見かけることが多くなったおにぎり。アボカドなどフランスでも手に入る食材が中の具となっていることも多いものの、そのまま「ONIGIRI」として売られている。
おにぎり屋も多数存在

一方で日本人が経営する、本格的なおにぎり店も複数出店している。中の具材次第では、ヴィーガンやベジタリアンの人も食べられるということもあり、健康志向のフランス人にも好まれているのだ。
UMAMI(うま味)

甘味、塩味、酸味、苦味という4つの基本的味覚に加え、第5の味覚として発見されたうま味。味の素の公式サイトによれば、東京大学教授であった池田菊苗博士が、1909年に昆布だしのなかからうま味の成分を見つけ出したのだという。
フランス料理でも受け入れられている

フランス料理店のなかでも、うま味を意識して料理を作ったり、食材を選定したりというシェフも増えているそう。
GOMASHIO(ごま塩)

フランス語の権威ある辞書の1つである、 『Le Robert』の2019年版に新たに追加された「GOMASHIO(ごま塩)」。フランス語の発音では、「ごまじお」と濁るのが特徴である。
言葉から知る日本へのイメージ

遠く離れたフランスの地でも、受け入れられている意外な日本語たち。現地でメジャーな言葉を知ることで、日本人に対するイメージが見えてくるかもしれない。
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