「マネジャー職廃止」Googleで起きたまさかの結末

ボクにはわかりませんでした, イメージが悪い方に働いて…, リーダーが自覚すること, マネジャーが最優先すべきは、命令でも管理でもない, 「マネジャーはどうあるべきか」を絶えず考える

現場のマネジャーこそが組織の要であり、ビジネスの成功を左右します(画像:『Googleで学んだ圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』)

マネジャーやリーダーに抜擢されたばかりで、「自分にできるだろうか」と不安を感じているという人。あるいは、長く管理職として働くなかで、これまでのやり方に手応えを感じなくなっている人も少なくないのではないでしょうか。
『Googleで学んだ圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』より一部抜粋し再構成のうえお届けします。
マンガの主人公・新人マネジャーハジメは、部下が思いどおりに動かない、部下が逆らってくるなど、現場のマネジャーとして、不安や焦り、疲れを感じていました。そんなとき、呼び出された管理職の99%は降格か左遷か、退職させられるという「テツコの部屋」に呼ばれてしまいました。テツコから「リーダーの資質とは何か?」について問われ、部下たちと1on1(前回:『部下に「僕をどう思う?」聞いた上司への残酷回答』)したものの……。

ボクにはわかりませんでした

ボクにはわかりませんでした, イメージが悪い方に働いて…, リーダーが自覚すること, マネジャーが最優先すべきは、命令でも管理でもない, 「マネジャーはどうあるべきか」を絶えず考える

(画像:『Googleで学んだ圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』)

イメージが悪い方に働いて…

ボクにはわかりませんでした, イメージが悪い方に働いて…, リーダーが自覚すること, マネジャーが最優先すべきは、命令でも管理でもない, 「マネジャーはどうあるべきか」を絶えず考える

(画像:『Googleで学んだ圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』)

ボクにはわかりませんでした, イメージが悪い方に働いて…, リーダーが自覚すること, マネジャーが最優先すべきは、命令でも管理でもない, 「マネジャーはどうあるべきか」を絶えず考える

(画像:『Googleで学んだ圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』)

リーダーが自覚すること

ボクにはわかりませんでした, イメージが悪い方に働いて…, リーダーが自覚すること, マネジャーが最優先すべきは、命令でも管理でもない, 「マネジャーはどうあるべきか」を絶えず考える

(画像:『Googleで学んだ圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』)

ボクにはわかりませんでした, イメージが悪い方に働いて…, リーダーが自覚すること, マネジャーが最優先すべきは、命令でも管理でもない, 「マネジャーはどうあるべきか」を絶えず考える

(画像:『Googleで学んだ圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』)

ボクにはわかりませんでした, イメージが悪い方に働いて…, リーダーが自覚すること, マネジャーが最優先すべきは、命令でも管理でもない, 「マネジャーはどうあるべきか」を絶えず考える

(画像:『Googleで学んだ圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』)

マネジャーが最優先すべきは、命令でも管理でもない

自分ではビジョンを掲げ、戦略を立て、部下をコーチングしてきたつもりなのに、現実は何も伝わっていなかった──これは何も、ハジメだけの話ではありません。

「ちゃんと説明したはずなのに、なぜか動いてくれない」「よいマネジャーになりたいのに、なぜか伝わらない」──多くのマネジャーが、ハジメと同じ壁にぶつかります。

そんな彼に、ディレクターのテツコは問いかけます。

「マネジャーに必要な資質とは何か?」

「マネジャーの資質として大事なことは『変わること』」

テツコは「マネジャー自身が変われば、チームも変わる」と言います。自分が変わることで、初めて部下の力を引き出せる。マネジャーの振る舞いひとつで部下の考えも行動も変わるのです。

そもそも、なぜGoogleはマネジャーという役割にこだわり、重視しているのでしょうか?

実はGoogleでは、創業して間もない2002年に、マネジャー職を廃止しようとしたことがありました。当時、Google創業者たちは、マネジャーがいることで組織が官僚的で非効率になり、イノベーションが妨げられるのではないかと考えたのです。

ところが、この試みは数カ月で頓挫しました。優秀なメンバーもそうでないメンバーも、成長と成果が停滞してしまったのです。特に、次の3つの点での課題が浮き彫りになりました。

・「誰に聞けばいいのかわからない」──成長機会の喪失

・「誰が決めるのかわからない」──意思決定の喪失

・「誰がやるのかわからない」──役割分担の喪失

「マネジャーはどうあるべきか」を絶えず考える

この経験を通じて、Googleは組織の成功にとってマネジャー職が重要だということをあらためて認識し、その果たすべき役割について深く考えるようになりました。

具体的には、大規模な社内プロジェクトを通じて優れたマネジャーの条件を明確化し、生産性の高い「効果的なチームの条件」について調査するなどして「心理的安全性」の重要性を検証して発表しています。

これらの調査や経験に基づいて、Googleは「マネジャーはどうあるべきか」を絶えず考え、その果たすべき役割と責任を常に見直してきました。

その中でも一貫して言えることは、現場のマネジャーこそが組織の要であり、ビジネスの成功を左右するということです。

その根底にあるのは、「大きな成果を生み出すために、マネジャーはメンバーに指示を出す存在ではなく、メンバーが最大限の力を発揮できる環境をつくるべき存在である」という考え方です。

マネジャーの究極の目的は、変化を起こすことです。そして、その数多くの変化の中に、誰も気づかなかった大きな成果の種が潜んでいます。

マネジャーはメンバーに対して、自分の考えや意志を持つように促します。そうするとメンバーは自分の考えや意志をもとに行動するようになり、自分ごととして考える姿勢(オーナーシップ)を持ちはじめます。行動によって部下本人が変わり、ものごとが変わりはじめるのです。