「中東の空に激震」Su-57輸出でイスラエル優位崩壊の危機

引用:ロシア国防省
ロシアは最新の5世代戦闘機「スホーイ・Su-57」の中東輸出契約をすでに締結したと明らかにし、実際の導入国に関心が集まっている。海外メディアは老朽戦闘機中心の戦力を保有するイランを最も有力な候補として挙げている。
米軍事専門メディア「Military Watch Magazine」は9日(現地時間)、ロシアのアントン・アリハノフ産業商務相がサウジアラビアの産業展示会で「中東地域でいくつかのSu-57輸出契約がすでに締結された」と述べたと報じた。ただし契約相手国は公開されなかった。彼は輸出型モデルの「Su-57E」に言及し、「世界最高水準の戦闘機であり、実戦で検証された機体」と強調した。

引用:Vitaly V. Kuzmin
海外メディアは最も可能性が高い導入国としてイランを挙げている。流出したロシア政府文書によると、ロシアはイラン空軍再建のためにSu-35戦闘機48機を引き渡す計画を立てているとされる。
イラン空軍は約300機近くの戦闘機を運用しているが、かなりの数がベトナム戦争時期に導入された「F-4E・ファントムII」、「F-5・タイガーII」系列などの旧型機だ。最新の戦闘機が事実上ない状況で、Su-35に加えてSu-57を並行導入する場合、戦力格差を一気に縮小できるとの分析が出ている。
海外メディアはSu-35が短期戦力補強用であれば、Su-57は長期的な核心戦力として運用される可能性が高いと予測している。
ロシアのイランやアルジェリアへの戦闘機輸出状況は以前にも確認されている。昨年流出したロシア国営防産企業「ロステック」内部文書にはイランにSu-35戦闘機48機、アルジェリアにSu-57戦闘機12機を供給する計画が含まれていると伝えられた。

引用:ロステック
実際にロシア空軍のSu-57の戦力化も続いている。別の米軍事メディア「Defense Blog」は同日、ロシア統一航空機製造会社(UAC)が改良型Su-57戦闘機の追加分をロシア国防省に引き渡したと報じた。
UACによると、今回引き渡された機体は航空電子機器と統合武装システムなどが改善された新しい技術構成で製作されたという。ロシア空軍のパイロットは「新しい技術構成が適用されたSu-57は任務範囲を拡大する」とし、「新型航空武装運用能力も強化された」と述べた。
ただし公開情報によると、ウクライナのドローン(無人機)攻撃によりSu-57が1機破壊され、2機が損傷するなど一部損失も発生したと伝えられている。

引用:イスラエル国防軍
現在中東で5世代戦闘機を実戦配備している国はイスラエルが唯一だ。このためイランや他の中東諸国がSu-57を導入する場合、空中戦のバランスが大きく変わる可能性があるとの見方が出ている。海外メディアはSu-57が防空網制圧、空対空戦闘、高リスク空域侵入など様々な任務を実際の戦場で遂行したと評価している。
これまでロシアはアルジェリア空軍にSu-57を引き渡し運用を開始したとされる。アフリカに続き中東まで輸出が現実化する場合、ロシアの5世代戦闘機の輸出戦略が本格化する契機になる可能性があるとの分析が出ている。海外メディアはインド、ベトナム、北朝鮮なども潜在的な輸出対象国として挙げており、Su-57の海外拡散可能性も指摘されていると伝えた。
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