テレビ視聴データから“本当に観られている”冬アニメが判明 一番“予約消化されている”作品とは?

©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

TVSレグザは17日、テレビ視聴データを活用したアニメ作品の評価企画「Anime Data Award」の2026年冬アニメ版の中間結果を発表。同クールが折り返しを迎える中、現時点でどの作品がどの層で盛り上がっているかなどの報告を行った。

【画像】新作、シリーズもの、それぞれの中間地点でのランキング一覧(+動画リンク)

この調査は2026年冬アニメから同社の「みるコレ編集部」が行ったもので、レグザブランドのレコーダーやテレビ機器における約63万サンプル(東京都、神奈川県、埼玉県のみ)の視聴データを分析。実際の視聴状況に基づいて今期アニメの人気作品を選定する取り組みとなっている。

近年は動画配信サービスも主流となっている一方、ソーシャルメディアやネットでは捕捉することのできない「テレビでのリアルな見られ方」を探るというもの。配信番組では、吉田尚記ニッポン放送アナウンサーも出席して、主に総合・性別・年代別上位を発表した。

結果、どの作品が最もよく視聴されているかを調べた総合ランキングでは続編部門は『葬送のフリーレン(第2期)』が、新作部門では『勇者パーティを追い出された器用貧乏』がそれぞれ首位だった。

全ランキング一覧

このうち新作部門は『貴族転生〜恵まれた生まれから最強の力を得る〜』『魔術師クノンは見えている』が続き、ファンタジー・異世界ジャンルの強さが光った。

なお、ランキングでは「作品をちゃんと見た」「放送回以上見た」の2種類で統計を取っており、続編部門では『葬送のフリーレン』が次点の『呪術廻戦』にいずれもダブルスコアほどの差をつけている。テレビの視聴動向という点もあり、金曜23時の比較的見やすい時間帯が奏功しているようだ。

“予約消化=早く見たい”ユニークな調査のトップとは

また、番組では「予約消化賞」と呼ばれるテレビデータならではの発表もなされ、結果『貴族転生〜恵まれた生まれから最強の力を得る〜』が獲得した。

こちらは番組の録画予約後一週間以内に再生する率が最も高い作品を選定する部門となっており、視聴者がどれだけ「早く続きが見たい」「とにかく面白い」と感じるのかを指標として設定されている。同ランキングは3位が『器用貧乏』となり、前記の総合ランキングと順位が逆転した。

これについてTVS REGZA 株式会社フェローの片岡氏はいずれも続きが観たくなる作品としつつも、後者の『器用貧乏』が人間ドラマ的な展開もあることから気軽さでは差が生まれた可能性を指摘。このほか、異世界ジャンルがいずれも順位を上げるなどの傾向も見えていた。

本アワードは毎クール約70作品もある新作アニメの中で、ネット上で話題になりやすい作品だけが人気作品とは限らないとしており、視聴データを公開することで作品を応援し、視聴者に「今からでも見てみよう」と思ってもらうことを目的としてこのイベントを企画したとしている。

調査の実施要綱や各部門の詳しい週別での視聴動向などはライブ配信のアーカイブから確認できる。

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※本記事は「オタク総研(https://0115765.com)」で掲載された内容の二次配信です