「礼儀作法の感覚がまったくない」トランプ、バイデン、ゼレンスキーがフランシスコ教皇の葬儀でバチカンのドレスコードに違反したと非難される理由は?

「礼儀作法の感覚がまったくない」トランプ、バイデン、ゼレンスキーがフランシスコ教皇の葬儀でバチカンのドレスコードに違反したと非難される理由は?

世界中がフランシスコ教皇に最後の敬意を表していた中、ドナルド・トランプ米大統領、ジョー・バイデン元米大統領、そしてウクライナのゼレンスキー大統領が、バチカンが定めたドレスコードを守らなかったとして非難を受けた。

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フランシスコ教皇の葬儀でのトランプ大統領とメラニア夫人。(バチカン、2025年4月26日)」photography: ABACA

彼らはバチカンが定めた厳格なドレスコードを無視した。4月26日(土)、サンピエトロ広場で行われたフランシスコ教皇の葬儀で、ドナルド・トランプ米大統領、ジョー・バイデン元米大統領、そしてウクライナのゼレンスキー大統領の3人が意外な理由で注目を集めた。バチカンのドレスコードを守らなかったことが理由である。

バチカンは非常に細かいドレスコードを設けていた。ヨーロッパのニュース専門放送局のユーロニュースによると、式に参列する男性は「ダークスーツに長めの黒ネクタイを締め、ジャケットの左襟に同色のボタンをつける」ことが求められていたという。女性の場合は、できるだけ丈の長い黒いドレスに黒い手袋、黒いベールを着用し、アクセサリーは「真珠のネックレスだけが許可される」と同局は報じた。

「敬意が感じられない」

最前列に座ったトランプ大統領は、特に異彩を放っていた。到着時、彼はアメリカ国旗をかたどったブローチを胸に付け、光沢感のある青いネクタイを締めた、ミッドナイトブルーのスーツを着ていたのだ。「なぜトランプだけが、世界の男性指導者の中で唯一、ブルーのスーツを着ているのか? 礼儀作法の感覚がまったくないのか? 恥を知るべきだ」と、『デイリー・メール』紙は政治学者アリソン・グラハムの非難の声を伝えた。

スペイン国王フェリペ6世(右から2番目)やレティシア王妃などの各国のリーダーたちと共に着席するトランプ大統領とファーストレディのメラニア夫人。(バチカン、2025年4月26日)photography: MANDEL NGAN / AFP

他のネットユーザーも不満を表明している。「葬式にブルーのスーツを着るなんてトランプは失礼だ」と言う人や、マダエレーヌ(Madaelene)というネットユーザーは「彼は黒いスーツを着ていなかったの? せめて濃いブルーでは? 敬意が感じられない」と付け加えている。

一方、夫とともにバチカンに足を運んだメラニア夫人は、黒いダブルブレストのコートに黒いレースのベール、そして手袋を合わせたことで、特に失礼な行動を取った様子は見受けられなかった。ジュエリーは、ダイヤモンドが施された十字架型のシンプルなペンダントのみを身に着けていた。

ゼレンスキー大統領はネクタイなし

しかし、トランプ大統領だけが批判されたわけではない。ジョー・バイデン元大統領のも青いネクタイを選んでいた。しかし、彼の場合、落ち着いた黒いスーツを着用していた。

ジョー・バイデン元大統領とジル夫人がフランシスコ教皇の葬儀に到着。(バチカン、2025年4月26日)photography: ISABELLA BONOTTO / AFP

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ドレスコードに反して、ネクタイなしで現れた。

ウクライナのゼレンスキー大統領とオレーナ・ゼレンシカ夫人。(バチカン、2025年4月26日)photography: ISABELLA BONOTTO / AFP

ウィリアム皇太子もまた批判を免れなかった。黒いネクタイというルールは守ったものの、イギリスの王位継承者の彼はダークネイビーブルーのスーツを着用していた。危うくドレスコードを違反しそうになった。

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text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi