「宝くじ並みの熱狂から転売地獄へ」…サイバートラックがテスラ最大の厄介者になった理由とは

引用:テスラ
米ニュージャージー州の自動車ディーラーがテスラのサイバートラックをめぐる販売不振について言及した。
20日(現地時間)、ビジネスインサイダーは同州の高級車ディーラーであるジョージ・サリバ氏へのインタビューを基に、サイバートラックが深刻な販売難に直面していると報じた。
サリバ氏はインタビューで、サイバートラックが初登場した当時を振り返り、「これこそが人生最高の車だと確信していた。手に入れた瞬間は宝くじに当たったような気分だった」と語った。
一時期、サイバートラックは著名人や富裕層の間で爆発的な人気を博し、スーパーカーのランボルギーニを超える象徴的存在とされた。しかし、時間の経過とともにその熱狂は急速に冷めていったという。
「かつては24万ドル(約3,402万円)で取引されていたが、今では7万ドル(約992万円)前後まで値下がりした」とサリバ氏は話す。車そのものに大きな問題はないが、ステンレス製の角ばったデザインが実用的でないと評価されているという。「以前は地位の象徴だったが、今はそうではない」と続けた。
また、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏の相次ぐ政治的発言も、サイバートラックの人気低下に影響しているとされる。サリバ氏によると、「ステッカーを貼って走っている人もいるが、誰も欲しがらない」と話す購入者がいたほか、「サイバートラックに乗っていて石を投げられた」と訴え、転売を希望したケースもあったという。中にはトヨタのロゴを貼って注目を避けようとするオーナーまで現れている。
「かつての熱狂は影をひそめ、今ではサイバートラックはテスラにとって厄介者と化した」とサリバ氏は述べ、現在の購入は大きなリスクを伴うと市場の不安定さを指摘した。
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