【3月14日〜15日】今週末必見のアート&デザインまとめ!
- ●【東京】『アルフレド・ジャー あなたと私、そして世界のすべての人たち』(〜2026年3月29日)
- ●【全国】映画『しあわせな選択』(2026年3月6日〜)
- ●【東京】『みゃくみゃくとつなぐ展 ~万博とひらく未来~』(〜2026年4月13日)
- ●【コペンハーゲン】『Architecture Connecting II MEMORYSCAPES』(〜2026年5月17日)
- ●【東京】『小さな愛の物語ー豆判春画の世界ー」新宿歌舞伎町春画展WA 橋渡し回』(〜2026年3月15日)※会期中最後の週末!
- ●【金沢】『SIDE CORE Living road, Living space / 生きている道、生きるための場所』(〜2026年3月15日)※会期中最後の週末!
- ●【長野】『マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE 第1弾 映像アート祭』(〜2026年3月15日)※会期中最後の週末!
- ●【東京】『テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート』(〜2026年5月11日)
- ●【ソウル】『ROUTE3』(〜2026年4月4日)
- ●【東京】『日本の万国博覧会 1970–2025 + 描かれた未来と夢』(〜2026年3月15日)※会期中最後の週末!
March 14, 2026 | casabrutus.com
カーサが注目する、週末に注目のイベントをまとめてご紹介。始まったばかりの展覧会から会期終了間近の展覧会まで、チェックしてみましょう!
●【東京】『アルフレド・ジャー あなたと私、そして世界のすべての人たち』(〜2026年3月29日)

【3月14日〜15日】今週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
《明日は明日の陽が昇る》2025年。アメリカの旗が日本の国旗の上にのしかかるようだ。
チリ出身、2018年に「ヒロシマ賞」を受賞したことでも話題になったアーティスト、アルフレド・ジャー。彼の初期から新作までが並ぶ個展が開かれています。今、世界で起きていることに敏感に反応するアートです。
●【全国】映画『しあわせな選択』(2026年3月6日〜)
映画『別れる決心』より。ソン・ソレの家。手前がリビングで奧がキッチン。

映画『お嬢さん』より。上月(右、チョ・ジヌン)の部屋。左はお嬢様の秀子(キム・ミニ)。
韓国映画界にてプロダクション・デザイナーの先駆者として数々の作品に携わってきたリュ・ソンヒ。3月6日より全国公開されるパク・チャヌク監督の最新作『しあわせな選択』をきっかけに、これまで携わってきた仕事の一部であるパク・チャヌク作品についてインタビューを行った。
●【東京】『みゃくみゃくとつなぐ展 ~万博とひらく未来~』(〜2026年4月13日)

こみゃくたちが天に昇っていく空間構成は、クリエイティブディレクターの引地耕太が制作した万博デザインのイメージビデオの1シーンからの着想。

常設展の3Fにある『計算機と自然、計算機の自然』。シンボル展示や数ブースの展示がアップデート予定だ。

“こみゃく” だけでなく、ミャクミャクや太陽の塔をイメージした「奉納品」が集う。
展覧会に足を踏み入れた途端、「あっ、これは夢洲だ」と思う万博民は多いはず。大阪・関西万博の会場を包んでいた音「サウンドスケープ」が迎えてくれるのだ。大屋根リングの映像が流れ、人気パビリオンの展示物が並び、さらには特別スタンプやショップまで! アフター万博のイベントは閉幕4ヶ月以上経つ今なお盛んだが、夢洲の臨場感がここまで味わえる展覧会は稀で、万博に行った人はもちろん、万博未体験の人にもぜひおすすめしたい。
●【コペンハーゲン】『Architecture Connecting II MEMORYSCAPES』(〜2026年5月17日)
プロジェクトの構想過程を示すリサーチ資料と模型の展示。

収集品とインタビュー映像で、彼の思考に迫る。
世界一美しい、デンマークの〈ルイジアナ近代美術館〉で建築家・田根剛の展覧会が開催中。ともに展示するのは、北京の建築事務所〈DnA〉です。
●【東京】『小さな愛の物語ー豆判春画の世界ー」新宿歌舞伎町春画展WA 橋渡し回』(〜2026年3月15日)※会期中最後の週末!

豆判春画/江戸時代後期/浦上蒼穹堂蔵
手のひらサイズの大きさ。※豆判春画/江戸時代後期/浦上蒼穹堂蔵をもとに制作した大きさのサンプル品。
やっぱり春画はひとりでこっそり見たいもの? 江戸時代の人もそう考えたかもしれない、「豆判」と呼ばれるミニサイズの春画展が開かれます。浮世絵の世界的コレクター、浦上満氏のコレクションが歌舞伎町に再び、やってきます。
●【金沢】『SIDE CORE Living road, Living space / 生きている道、生きるための場所』(〜2026年3月15日)※会期中最後の週末!

《living road》2025年。東京から能登半島に向かう旅を撮影した新作の映像インスタレーション。日本最古の民間高速道路「KK線」などが登場する、ある種のロードムービー。

森田貴宏《PLAZA》2025年。美術館でスケートボードができる作品。上部のモニターには森田が能登半島で滑ったときの映像が上映されている。

スティーブン・ESPO・パワーズ《I Left A Message》2025年。アメリカで冷蔵庫に貼られているアルファベット型のマグネットをモチーフにした作品。会期中に受け付ける来場者からのメッセージによって文章が変わっていく参加型作品。
近年、数々の芸術祭で存在感を示しているSIDE CORE。〈金沢21世紀美術館〉で開かれている展覧会は「道」やストリートカルチャーを扱ったもの。まだ復興半ばの能登への入口にもなる展覧会です。
●【長野】『マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE 第1弾 映像アート祭』(〜2026年3月15日)※会期中最後の週末!

近藤聡乃《KiyaKiya》(2010-2011年)©Akino Kondoh

ソン・フィソン《地下鉄のオーディション》(2019年) (C)Hui-song Son

惜しくも2019年に45歳で亡くなった佐藤雅晴の《HANDS》(2016-2017年)。さまざまな手の行為を撮影・トレースした作品。
冬の長野県松本市を舞台に展開してきた同芸術祭。第4回となる今年は『マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE』と銘打ち、初の試みとして冬と秋の2期で展開される。〈松本市立博物館〉で行われる1弾目。
●【東京】『テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート』(〜2026年5月11日)

デレク・ジャーマン《運動失調―エイズは楽しい》1993年、テート美術館蔵 Photo: Tate © The estate of Derek Jarman. Courtesy of The Keith Collins Will Trust

ジュリアン・オピー《ゲイリー、ポップスター》1998-99年、テート美術館蔵 © Julian Opie

グレイソン・ペリー 《私の神々》1994年、テート美術館蔵 © Grayson Perry. Courtesy the artist and Victoria Miro
1988年、ロンドンで当時美大生だったダミアン・ハーストが同世代の作家を集めた「フリーズ」展を企画する。この展覧会の参加者を始めとするアーティストたちは後にYBA(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)と呼ばれるようになった。『テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート』は彼らを中心に1980年代後半から2000年代初頭にかけて制作されたイギリスの現代美術に焦点をあてる展覧会。約60名の作家によるおよそ100点の作品が並ぶ。
●【ソウル】『ROUTE3』(〜2026年4月4日)
平面性の強い画面でありながら、視覚的なレイヤーを生み出す。

最小限の情報で奥行きを出すために選ばれた鏡越しのモチーフ。
育った都市の風景と人物像を対に描く新作を携えた、KYNEの個展が開催中。タイトルに込めた思いとは?
●【東京】『日本の万国博覧会 1970–2025 + 描かれた未来と夢』(〜2026年3月15日)※会期中最後の週末!

2025年大阪・関西万博のシンボル、大屋根リングの夜景。

2025年大阪・関西万博『建築文化と循環経済の未来〜この子たちなら大丈夫〜』のワークショップで制作された子供の作品『宇宙の中の星を繋ぐ建造物』。

〈国立近現代建築資料館〉の特徴的な円環状のケース、ここに大屋根リング周辺の写真が飾られる(写真は、2025年開催の『日本の万国博覧会 1979-2005』の展示状況)。
大阪・関西万博の閉幕から4ヶ月。関西を中心に続いていた熱気は今や東京、そして全国に伝播して、各地で関連展示やイベントが行われている。その中で、独自の視点から注目を集めるのが〈文化庁国立近現代建築資料館〉で2月28日から開催される『日本の万国博覧会 1970–2025 + 描かれた未来と夢』展だ。
●【台中】『A Call of All Beings: See you Tomorrow, Same Time, Same Place』(〜2026年4月12日)
アトリウムに展示中のヤン・ヘギュの《Liquid Votive – Tree Shade Triad》。photo_ANPIS FOTO.

7フロアを占める図書館にはエスカレーターでアクセスできる。photo_Megumi Yamashita
台湾第二の都市・台中に、SANAA設計の美術館と図書館の複合施設〈台中緑美図〉が誕生。そのオープニング展となる『A Call of All Beings: See you Tomorrow, Same Time, Same Place』は、台湾、ルーマニア、韓国、アメリカを拠点にするキュレーターによる共同企画で、20カ国から70組のアーティストによる多彩なメディアを使った作品を展示している。