「撃たれる前に撃つ時代へ」──日本が長距離ミサイルと新型潜水艦を同時強化、変わり始めた「自衛隊の戦略」

出典:ロイター通信
日本、反撃能力強化を本格化
日本自衛隊は新型潜水艦の就役と長距離地対艦ミサイルの配備を推進し、軍事能力の強化に乗り出している。政府は有事に敵の軍事拠点を攻撃できる「反撃能力」を確保するという戦略を推進しており、こうした動きは北東アジアの安全保障環境にも影響を与える可能性が指摘されている。

引用:YouTube
防衛省は最近、新しい潜水艦と長距離ミサイルの配備を通じて自衛隊の作戦能力を強化する計画を進めている。日本はこのような軍事力の増強が中国と北朝鮮の安全保障上の脅威に対応するための措置だとの立場を明らかにしている。
最新型たいげい型潜水艦の就役
海上自衛隊は10日、最新型潜水艦である「ちょうげい」を正式に就役させた。この潜水艦は日本の最新型通常型潜水艦であるたいげい型潜水艦の5番艦として知られている。
ちょうげいは神奈川県横須賀基地に配備され、警戒と監視任務を遂行する予定だ。この潜水艦は水中排水量約4,300トン級で、リチウムイオン電池を使用して潜航時間を大幅に延ばしたのが特徴だ。また、新型ディーゼル発電機と組み合わせた推進システムにより、さまざまな気象条件でも安定した運用が可能だと評価されている。
たいげい型潜水艦は魚雷発射管6門を備えており、対艦攻撃に使用されるハープーンミサイルなども運用できるとされている。

引用:朝日新聞
自衛隊が長距離地対艦ミサイルの配備を強化
日本は潜水艦戦力だけでなく、長距離ミサイル戦力の強化にも拍車をかけている。防衛省は熊本県と静岡県など主要地域に新型ミサイルを配備する計画だ。
熊本県には射程を約1,000kmに拡大した12式地対艦誘導弾能力向上型が配備される予定で、静岡県には島嶼防衛用高速滑空弾が配備される。政府は今後、北海道上富良野駐屯地と九州宮崎県えびの駐屯地にも同じミサイルシステムを追加配備する計画だ。
特に長距離地対艦ミサイルは日本が海上で中国海軍を牽制する上で重要な役割を果たすと見込まれている。
中国・北朝鮮を意識した行動であることを強調
政府はこのような軍事力の増強が中国と北朝鮮の軍事活動に対応するための措置だと説明している。最近、中国海軍は航空母艦を含む艦隊を日本周辺海域に移動させ、軍事活動を拡大している。
日本はこのような状況に対応するため、長距離ミサイルと潜水艦戦力を同時に強化しており、これを通じて海上制御能力と抑止力を高めようとする戦略を推進している。
北東アジアでの軍備増強に懸念
ただし、日本の軍事力強化が北東アジア地域の軍備競争を引き起こす可能性があるとの懸念も提起されている。日本自衛隊は憲法上軍隊を保有しない組織だが、長距離打撃能力を備えた武器システムが増える場合、事実上攻撃能力を持つ軍事力に変化する可能性があるからだ。
専門家は、日本が今後戦闘機や海軍艦艇にも長射程ミサイルを搭載する計画を進めているため、こうした動きが中国と北朝鮮の軍事対応を刺激し、北東アジアの安全保障環境に新たな緊張をもたらす可能性があると分析している。
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