大河「豊臣兄弟!」3月29日第12回【見所】信長(小栗旬)と将軍(尾上右近)不協和音…長政(中島歩)市(宮﨑あおい)夫婦に迫る魔の手

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織田信長(小栗旬)(C)NHK

俳優の仲野太賀が主人公の豊臣秀長を演じるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合ほか)。29日に放送される第12回の見どころを解説する。

大河「豊臣兄弟!」第12回「小谷(おだに)城の再会」(3月29日放送予定)ポイント

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まつ(菅井友香)、とも(宮澤エマ)、寧々(浜辺美波)(C)NHK

織田信長(小栗旬)と足利義昭(尾上右近)に不協和音

木下藤吉郎秀吉(池松壮亮)京都奉行に

浅井長政(中島歩)・市(宮﨑あおい)夫婦の裏で不穏な動きの父、知政(榎木孝明)

大河「豊臣兄弟!」第11回(3月15日放送)ストーリー展開(ネタバレあり)

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足利義昭(尾上右近)、明智光秀(要潤)(C)NHK

前将軍の義輝を殺した男として悪名高い武将、松永久秀(竹中直人)が、畿内を支配していた三好三人衆の三好長逸(中野英樹)・宗渭(奥田洋平)・石成友通(阿部亮平)を撃退した信長に謁見。将軍殺しは濡れ衣と訴え、大和(奈良県)支配の許しを願い、忠誠の証として名入りの茶器を差し出した。信長が京・六条の本圀寺に将軍の義昭を訪ね久秀の来訪を伝えると、側近の奉公衆は義輝を討った者を許すのかと激高するが、信長は松永の悪評は三好が流した虚言だと一蹴。久秀と争えば敵につけ入る隙を与えかねないと牽制した。幼くして寺に入れられ兄への思い入れはないという義昭は、久秀の件を信長に一任した。

藤吉郎・小一郎長秀(仲野太賀)兄弟と竹中半兵衛(菅田将暉)の3人は、信長に命じられ久秀の案内で堺へ。諸国からの品、銭、情報が集まるこの商業都市は商人によって自治統制されていた。信長は久秀を足がかりに堺を掌握し、鉄砲の入手ルート確保を狙っていた。藤吉郎は豪商の今井宗久(和田正人)や会合衆の面々と面会。軍用金として矢銭2万貫を1カ月以内に納めよとの信長からの書状を渡し、拒む会合衆の津田宗及(マギー)に、払わないことは幕府を敵に回すことと同意と伝え、揺さぶりをかけた。小一郎は、2万貫で鉄砲300丁を買い上げると畳みかけ、期限までの準備を命じて帰京。後日、藤吉郎が再度堺へ出向くと、鉄砲は宗及の差配で三好三人衆に渡っていた。裏で糸を引いていたのは、信長によって美濃を追われた元国主の斎藤龍興(濱田龍臣)だった。

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木下小一郎長秀(仲野太賀)、藤吉郎秀吉(池松壮亮)(C)NHK

永禄12(1569)年1月、義昭が籠もる本圀寺を三好軍が急襲(本圀寺の変)。側近の明智光秀(要潤)がわずかな兵を指揮して迎撃するも膠着状態となった。防御が破られるのは時間の問題と悟った義昭は、身を差し出す覚悟を決め、光秀に逃げ延びて三好が将軍殺しであることを世間に広く伝えるよう命じた。これを聞いた小一郎は、民衆はそんなことはすぐに忘れてしまい、農民にとっては誰が将軍でも世の中は変わらないと力説。戦に敗れて潔く死んで満足するのは侍だけで、農民はどんなに不作でひもじくても、泥水をすすって生き延びようとすると語った。理由は、次の年こそ豊作になると信じているからで、たとえ無様でも生き延びて豊作の世にしてほしいと訴え、義昭の心を動かした。

三好勢が火矢を放とうとしたとき、僧侶に扮した小一郎が現れ、信仰の厚いこの寺に火をかければ祟られると脅した。祟りを避けたければ、義昭が移動するまで攻撃を中断するよう求めた。動揺した三好勢はやむなく求めに応じた。

そのころ、政略結婚で浅井家に嫁いだ市は、夫の長政と小谷城の庭を歩き、焚き火の中に信長から贈られた銅鏡を見つける。織田への未練を断ち切れない市を快く思わない長政の父、知政(榎木孝明)の仕業で、長政は炎の中に手を突っ込んで火傷を負いながら鏡を市に差し出した。「わしはそなたを人質とは思っておらぬ。そなたは、織田と浅井を結ぶかけ橋じゃ」。その言葉に市は感激し、長政にもたれかかり涙を流すと、にわかに降り始めた雪が火傷した手を冷やした。

本圀寺前の三好勢は降雪の寒さから辛抱が限界になった。火矢を放とうとしたとき、藤吉郎と半兵衛が堺の浪人たちをかき集めて現れ、織田勢の加勢により三好勢は撤退を余儀なくされる。再会を喜ぶ小一郎と藤吉郎を見た義昭は、光秀に「あの2人…わしのものにできるか?」とつぶやいた。

大河「豊臣兄弟!」第12回見どころ

信長は義昭に「天下人の石」と呼ばれる藤戸石を贈る。だが義昭は、信長と目指すものが違うことに気づき始めていた。

藤吉郎は京都奉行に就任。任務に追われる小一郎と藤吉郎は、あるとき信長に連れられ、市のいる小谷城を訪ねることに。長政と市は幸せに見えたが、裏では織田を快く思わない久政が不穏な動きをしていた。

「豊臣兄弟!」とは?

天下人となるのちの秀吉を補佐役として支えた弟の小一郎の目線で戦国時代をダイナミックに描く大河。連続テレビ小説「おちょやん」や、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」(以上、TBS)などのヒット作で知られる八津弘幸さんが脚本を担当する。