鈴木奈々 3億円の自宅を購入した節約術 「茨城から常磐線で15年以上通い続けた」 電車の中で酔っ払ったおじさんに…とっさに出た一言とは

 バラエティー番組や情報番組を中心に活躍するタレント、ファッションモデルの鈴木奈々(37)が都内に3億円の豪邸を購入したことを明かして話題になった。インタビューの【前編】では、地元の茨城から通い続けた質素な生活、芸能界の恩人、今後の夢などについて語ってくれた。

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――新居を購入された時は大きな反響を呼びましたね。

 ニュースを見た友達から「貯金がないと思ったからびっくりした」って言われました。そうか! 周りからはそう見えるのかと(笑)。お金を全部使いきる豪快なキャラクターに見えるかもしれないですけど、生活は驚くほど地味なんです。

■茨城から日帰りでいろいろな場所に

――鈴木さんのイメージを考えると、節約していたことを意外に感じる方が多いかもしれません。

 外見やキャラクターで派手なイメージがあると思うんですけど、高額なブランドの服、カバンは昔から全然買わない。我慢しているというより興味がないんです。今日着ているこの服も5900円なんですけど、買う時に悩みまくった(笑)。金銭感覚が10代の時と全然変わらなくて。家以外で最近の大きな買い物と言えば、スズキの車を買ったぐらいです。

――バラエティー番組でブレークした2011年以降に都内に住もうと考えた時期はなかったんですか?

 一度もなかったですね。地元が大好きだったし、通えるなら通おうと。18歳の時から毎日、常磐線で茨城から都内のスタジオやロケ現場に15年以上通い続けていました。家から1時間半ぐらいかかりましたけど慣れましたね。電車の中で酔っ払ったおじさんに「奈々ちゃん!」って絡まれたこともありましたけど、私がこういう性格なので「応援ありがとうございます!」って(笑)。一番忙しい時期は1年間で365本以上のテレビ番組の仕事があったので、関東以外も大阪、沖縄、北海道など茨城から日帰りでいろいろな場所に行きました。

――18歳でスカウトされて芸能界で大ブレークして環境が激変する中で、地に足がついた生活を続けているのはすごいと思います。

 益若つばさちゃんの影響もあると思います。私は中学生の時からファッションが好きで、雑誌のモデルになるのが夢だったんです。高校生の時につばさちゃんを見て大好きになって、ファッションショーやイベントの追っかけをしていたら、つばさちゃんが渋谷の本屋で開催した握手会で「(ファッション雑誌)『Popteen』のモデルを一緒にやらない?」って声を掛けてくれて。まったく想像していなかったのでビビりました。夢みたいな話じゃないですか!今もすごくお世話になっていて、食事に行かせてもらったり。この前はバレンタインのチョコを一緒に作りました。あと、私が言うのもおこがましいけど金銭感覚が合うんです。一緒に買い物をしている時に、つばさちゃんがスーパーでキノコのセールを見て「安い!」って買っていて。自分自身もそういう感覚だからすごくうれしかった。内面もすごく魅力的なんです。あと、私が休業した時に、アロマキャンドルを箱にたくさん入れて送ってくれて。心から尊敬している恩人だし、今も生き方に憧れています。

■一目ぼれですね

――素敵な話ですね。3億円の自宅を購入した決め手はなんだったんでしょうか?

 昔から家が好きで、モデルハウスや住宅展示場によく見に行っていたんです。友達の家も行ったりして、いつか家を買いたいなあって夢があって。節約していました。不動産屋さんから話が来た時、今の自宅を内見して「ここを絶対買いたい!」って第六感が働いて。一目ぼれですね。私の家は友達やお兄ちゃんの家族など来客が多いので当初建てた時のアイランドキッチンが狭く感じてしまって、早速リフォームして壁付けの白いキッチン台を新たに取り付けました。そして新たにオープンする「こども食堂」の方がキッチン台を探しているとのことだったので、リフォームを決心して、グレーのキッチン台を無償でお渡ししました。私の家のキッチン台だったことは利用者の方に伝えていないですが、SNSで見たら載っていたのでうれしかったです。

――都内に住んでからも、茨城に帰る機会はありますか?

 仕事で行く機会が多いですし、プライベートでもこの前におばあちゃんの家に行きました。地元の人は声を掛けてくれて本当に温かいんですよ。優しい方たちが多くて、「帰ってきたなあ」という思いになります。あっ、でも数日前に恥ずかしいことがあって……。水戸駅に「水戸黄門像」があるんですけど、私が銅像の前に立っていたら、女性の方がスマホでパシャパシャ撮っていたんです。「一緒に撮りましょう」って声を掛けたら、「いや、違います。後ろの銅像を撮っているので」って……。あー! あれは超恥ずかしかった!(笑)。

――鈴木さんと気づかなかったのかもしれませんね(笑)。これからかなえたい夢はありますか?

 メチャメチャ恋愛がしたいです! 離婚してもう少しで5年が経つんですけど、あっという間で……。彼氏がずっといないんです。これまでの恋愛は受け身だったんですけど、自分から行動しないとダメだなって。一度だけ、自分からある男性を食事に誘ったんです。食事に一度行っただけでその後は進展がなかったけど、素敵な人がいれば自分からいくことが大事だなって。車の運転が優しくて、人を平等に見る謙虚な人がいいですね。いつか再婚して子どもを産んで、母親の故郷の神奈川で海の近くに自宅を買いたいんです。「また家買うの?」って話ですけど(笑)。夢ですけどね。50歳になるか60歳になるか分からないですけど、もしかしたらかなう日が来るかもしれない。夢を持っていたほうが楽しいじゃないですか!

鈴木奈々(すずき・なな)/1988年7月9日生まれ、茨城県出身。2007年にファッション雑誌「Popteen」のモデルにスカウトされて芸能界入り。同誌の看板モデルで人気に。11年にテレビ初出演となった「踊る!さんま御殿!!」をきっかけにブレーク。以降、バラエティー番組を中心にテレビやCM、イベントなど幅広く活躍している。 

(聞き手・構成/平尾類)

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