雅子さまの装いに欠かせないスカーフ使いに変化? 大胆な柄もエレガントに見せる“計算された”着こなし

皇后雅子さまの装いで、お若い頃からトレードマークとも称されるのが「スカーフ」だ。ご成婚が決まった当時から雅子さまのスカーフの装いは注目されてきた。ただ、そんな雅子さまのスカーフの纏い方に“変化”が見られるという。雅子さまの装いに華やぎと品格を添えているスカーフについて、専門家に聞いた。
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ご成婚前の雅子さまの写真をひもとくと、首元にシルクのスカーフを巻かれている着こなしをよく見かける。その姿は、颯爽としていて、まさに“仕事のできるビジネスパーソン”という感じだ。
そうした時期を経て、近年のスカーフ使いの変化に、服装心理・ファッション分析に定評があるスタイリストの角佑宇子(すみ・ゆうこ)さんは着目しているという。ご成婚前のスカーフ使いに見られた“強め”な傾向から、ここ最近は「いまのご自分に合ったものを選ばれている」という。
「ご成婚前後の雅子さまは、スカーフを首元でリボン結びにされるなど、スカーフの主張が割と強めでした。当時の流行のスタイルを取り入れていた面もありますが、雅子さまの華やかなお顔立ちにも馴染みやすく、首元にしっかり巻かれたスカーフがとてもお似合いでした」
そして、いま、色味も素材も優美な印象にシフトしていると角さんは指摘する。
「ここ最近の雅子さまのスカーフは、柔らかな色味を基調にされていますね。大胆な柄で強い色を加えるにしても水彩画っぽい感じで、優しい感じに色が重なるようなデザインを選ばれています。スカーフの素材も通常のシルク地よりも透け感のあるシルクシフォンを選ばれていて、軽やかさと優しさが出るものを徹底して選んでいらっしゃいます」
■大胆な花柄スカーフもエレガントに
たとえば、25年10月4日、翌日の「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム」出席などのために京都を訪れた際は大胆な花柄スカーフだった。JR京都駅に到着されたときは、スカーフなしのパンツスーツ姿。訪問先の京都府立植物園を視察された際にはスカーフを纏われていた。

まるでお召し替えされたかのように、ガラリと装いの印象が変わり、エレガントさと品格が増した印象を受ける。角さんは大胆な柄のスカーフについて、色合わせを緻密に考えられていると話す。
「スーツの色味が優しげな薄い色だからこそ、アクセントとしてこうしたスカーフを選ばれているのだと思います。ピンク色の入ったスカーフですが、薄いピンクベージュのパンツスーツの挿し色として効いています。スカーフをメインに捉えたコーディネートですね」
■ライトグリーンに紫色もうまくコーデ
25年9月21日に天皇ご一家で「世界陸上」を観戦されたときも、雅子さまは大胆な挿し色のスカーフコーデだった。

「ライトグリーンのパンツスーツに、紫色が挿し色に入ったグリーンのスカーフを纏われていました。紫色が効いていたスカーフでしたが、ベースにはきちんとグリーンが入っていたので、スーツとスカーフが“喧嘩しない”コーディネート。ピンクの花柄スカーフにしてもグリーンのスカーフにしても、雅子さまは色合わせをとても緻密に考えていらっしゃると感じます」
一方で薄い色味でも明るいはっきりとした発色のスーツのときは、大胆な花柄スカーフのように“メイン”にスカーフをおかないのが雅子さま流らしい。

「今年の3月8日のWBCの日本―オーストラリア戦を観戦されたときにもスカーフを身に着けていらっしゃいましたが、このときは、幾何学模様も入ったスカーフを首元にコンパクトに巻かれて、スカーフそのものの“面積”を減らしている印象を受けました。このときのスーツが明るいはっきりとした発色のブルーだったので、全体のバランスを考え、計算されていて、すごく素敵だなといつも思います」
雅子さまご自身の中でのスカーフの纏い方の“トレンド”は今後も変化していくかもしれない。これからも注目してみたい。
(AERA編集部・太田裕子)
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