旅の専門家が厳選、新発想のオシャレ「旅グッズ」

旅の専門家が、大人旅を快適にしてくれるアイテムを厳選しました(写真:左上から時計回りにダイヤモンド、ヴィブラム、スーパークラシック、べストラーダ、モノコ)
もうすぐゴールデンウィーク。旅行を計画している人もいると思うが、皆さん、今お持ちの旅グッズには満足しているだろうか。旅先のみの使用であったとしても、使いにくい物や、便利だけれど見た目が気に入らない物を旅に持ち込むと意外にストレスを感じてしまうものだ。
【写真を見る】身支度から街歩き、滞在先でのリラックスタイムまで、旅を快適にしてくれるグッズを専門家が厳選しました
街歩きや秘境旅、ビジネストリップやリゾート滞在など、旅のスタイルは人それぞれだが、オシャレと便利を両立したスタイルのある物を“旅のお供”にしたほうが気分も上がり、旅はもっと快適になるはず。とくに旅好きの人や出張が多く旅慣れている人ほど、こだわりたいところではないだろうか。
そんな視点から、元海外旅行添乗員であり、旅の専門家の筆者が太鼓判を押す、本物志向の人も納得の“技あり旅グッズ”を紹介しよう。
身支度に重宝!才色兼備の収納ポーチ
旅の必需品といえば、男女問わず、まずは身だしなみを整えるアイテムではないだろうか。とくに、小分けした化粧水類やメイクアイテム、シェーバーの充電ケーブルやクリーム、整髪料などはこまごましてまとめにくく、バラバラとポーチに入れておくと、いざ使う際に目当ての物を探すのに手間取ってしまう。
アメリカ発「LAY/N/GO(以下、レインゴー)」シリーズの「COSMO(以下、コスモ)」は、このストレスを一挙に解消してくれる画期的なポーチだ。両端の引きひもを緩めるだけでシートのように広がり、中身のアイテムが一目瞭然。周囲にエッジがあることで物が転げ落ちることもないうえ、適度にクッション性のある素材のため、香水瓶など割れやすいものも入れられる。

レインゴー「コスモ」単色:5390円(税込み)、光沢・柄・ファー素材:5940円(税込み)(写真:べストラーダ)
レインゴーを洗面所に持ち込み広げて作業し、そのままひもを絞れば収納完了。ファスナー部分には分けて収納したいアクセサリーやケーブル等をしまっておくこともできる。収納の手順を気にせず、すべてがワンタッチでまとまるので、手軽にきれいに収納したい人にオススメだ。

ファスナーが付いているので分けて収納したいものを入れるのに便利(写真:べストラーダ)
カラーバリエーションも豊富なので、男女問わず好みのデザインを見つけるのも楽しい。サイズは同様だが、コスモより強度の高いリップストップ素材の生地を採用し、革の取手がついた「Traveler(トラベラー)」も、男性を中心に人気を集めている。

レインゴー「トラベラー」:5390円(税込み)(写真:べストラーダ)
“目から鱗”!ビビッドでオシャレな「ニット収納」
旅といえば、悩みどころなのがパッキング。衣類やシューズなど大きいものは比較的収納の仕方に迷わないものの、大きさや形のさまざまなガジェット類やケーブル、充電器類などは適当なサイズのポーチがなく、中身が動いたり必要以上に場所をとったりしてパッキングに納得がいかないことも多いのではないだろうか。
そこでオススメしたいのが、“目から鱗”の立役者、「_go(以下、アンドゴー)」の「パッキングニット」だ。これは、よくあるパッキング用ポーチとは発想が違い、物の形に合わせてピッタリフィットすることで、いかなる物でもうまく収納でき、かつデッドスペースができない優れもの。

アンドゴー「パッキングニット」 基本の3種セット 7370円(税込み)(写真:モノコ)
とくに、絡み合ったり取り出しにくかったりするケーブル類の収納には非常に役立つ。ファスナーやボタンがなく包むだけなので、出し入れの手間も少ない。古くからの繊維産地である新潟県栃尾地域で、伝統と最新技術を駆使して生み出されたニットは、伸縮性と耐久性に優れ高品質だ。
ニットの特性上、どんな形にもミニマムにフィットするので、ペットボトル類を包んで結露でかばんが濡れるのを防いだり、専用ケースではかさばってしまうカメラなどを簡単に保護したり、自分なりの使い方を見つけるのも面白い。荷物の中で発見しやすいビビッドカラーもオシャレで、気兼ねなく洗濯機で洗えるうえ色落ちもしない点もポイントだ。

どんな形にもミニマムにフィット。オシャレなビビッドカラーで荷物の中でも見つけやすい(写真:モノコ)
「靴が足に合わせる」新発想のセカンドシューズ
基本的には街の観光だけれど、秘境やアウトドアなスポットも組み込みたい。あるいは、滞在先でランニングなどのエクササイズも楽しみたい――そんなアクティブな旅で困るのが、どんな靴を持っていくかということ。
ただでさえ荷物の多い海外旅行ならなおさら、シーンに合った靴を何足も持っていくのは負担になる。そんなときのセカンドシューズに最適なのが、「Vibram(以下、ヴィブラム)」の「Furoshiki The Wrapping Sole(以下、フロシキ ラッピングソール)」だ。
日本の風呂敷にヒントを得たという足を包みこむデザインで、足の形や大きさに左右されず、「靴が足に合わせる」という革新的なシューズ。非常にコンパクトにたためるため、さまざまなシーンが想定される旅で携帯するのに便利だ。

ヴィブラム「フロシキ ラッピングソール」Eco Free(写真上3点):2万350円(税込み)、YUWA(写真下3点): 2万900円(税込み)(写真:ヴィブラム)
イタリアのソールメーカーであるヴィブラム社が手掛ける本格的なソールのため、水場やアクティブなシーンにも対応できるうえ、旅先でむくんだ足にも快適にフィットするという優れもの。筆者は、海外で市内観光とトレッキングを同日に楽しんだ際、このシューズを携帯したお陰で、むくんだ足でも各場所に最適な履き心地で過ごすことができた。
丸ごと洗濯ができるので、つねに清潔感を保つことができるのも嬉しい。イタリアの技術と日本の伝統から生まれたというストーリー性は面白く、デザインもスタイリッシュだ。一足持っていれば注目を浴びることは間違いない。

水場やアクティブなシーンにも対応。旅先でむくんだ足にも快適にフィット(写真:ヴィブラム)
薄くて軽い!出張から観光まで大活躍の「美グラス」
インターネットの使用が欠かせない時代ならではのプラスアイテムも紹介しよう。出張でPCやスマホを使う人、機内の画面やタブレット端末を眺める時間が長い人にとってうれしい、「by/n (以下、バイエヌ)」の「スナップグラス+(プラス)」だ。
目を保護するためのブルーライトカット(45%以上)効果があるほか、度入りもあるので、老眼鏡を持ち歩きたい年配の人にもオススメできる。UVカット(99%)効果もあり、紫外線が気になる季節や国の旅にも活躍するだろう。

バイエヌ「スナップグラス+(プラス)ラウンドタイプ」 4290円(税込み)(写真:ダイヤモンド)
あえて旅グッズとして特筆する理由は、その軽さと丈夫さ、コンパクトさだ。目頭の部分の突起に左右のテンプル(腕)を引っ掛けて収納すると、スマホと同じくらいにまで薄くなる。専用ケースとメガネのセットで特許も取得している技ありアイテムなのである。

目頭の突起にテンプルを引っかけて収納するとスマホと同じくらい薄くなる(写真:ダイヤモンド)
柔軟なフレームのおかげで多少曲げても割れたり壊れたりする心配がなく、PCケースやポーチの中に一緒に入れてしまっても問題ないくらいコンパクトでストレスフリー。機内に持ち込む手持ちバッグなどに入れてもかさばらない。

旅先で本を読んだりガイドブックを眺めたりすることも多いだろう。度入りが選べるので、文字が見えにくくなってきた中高年にもオススメ(写真:ダイヤモンド)
デザインは、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス「nendo」によるもの。とくにラウンドタイプは形も可愛くユニセックスで使えるうえ、フレームのカラーバリエーションが豊富だ。日常使いしながら、そのまま旅に持っていくのに邪魔にならず、ノマドワーカーにも便利に違いない。
長財布なのに二つ折りできる!高い防犯性も
近年では、アメリカやヨーロッパ、アジアの先進国などで、日本よりもキャッシュレス化が進んでいる国も多くなってきた。一方で、東南アジアや中近東、中欧、東欧などでは商店や市場で現金決済のみであることも多く、とりわけ必要になるのがトイレなどのチップ用小銭だ。
また、キャッシュレス化が進む海外でも、まったく現金を持たないというのは避けたほうがよい。つまり、今後は日本と同程度の財布を持つ必要はないものの、海外で必要十分なカード類と紙幣、小銭までがコンパクトに収納できるアイテムが重宝する。
中でも最近筆者が使いやすいと実感したのが、abrAsus(アブラサス)の「旅行財布」。長財布なのに二つ折りにできて、薄くて軽い。長財布はポケットなどに入れるにはかさばるが、二つ折りだと慣れない海外のお金を探すには不便だ。この両者のデメリットを解消した技ありアイテムなのである。

アブラサス「旅行財布」1万4800円(税込み)。長財布なのに二つ折にでき、コンパクトに携帯できる(写真:スーパークラシック)
計算された構造により、小銭とカード、紙幣が重ならずきれいに収納できる。また、主要50カ国の紙幣の大きさに対応しているので、折り曲げることなく紙幣をスマートに収納できて探しやすい。

必要な物が一目瞭然、きれいに収納できる(写真:スーパークラシック)
さらに、お金の出し入れの際にかぶせが相手の目線を遮るため、防犯対策にも有効だ。ウォレットチェーンをつけられる金具もあるので盗難防止にもなる。柔らかい本革に、外側と内部、ステッチの色合わせがオシャレで、旅専用の財布にありがちなやぼったさがなくデザイン性にも妥協がない。邪魔にならず、必要なものが過不足なく入って扱いやすく、防犯性も高いという点で、これからの旅行財布にとてもふさわしいと思う。
今回紹介した旅グッズは、いずれも筆者が実際に旅のシーンで愛用している物で、その機能性、便利さは検証済みだ。次の旅のプラスアルファの彩りとしてぜひ参考にしてほしい。