50代、築43年の団地暮らし。インテリアに取り入れて正解だったのは「鈍いゴールド」

インテリアは、色選びで大きく印象が変わります。大人世代のこれからの暮らしに必要なのは、どんなカラーなのでしょうか。インテリアと色のプロである野村恭子さんに詳しく教えていただきました。

心が落ち着く色を選びたい

【写真】おしゃれなグリーンと野村恭子さん

輝きカラーは、本物でないとチープに見える

野村恭子さんは、建築カラーコーディネーター。色がインテリアに与える影響を知りつくしていて、カラーをとおして自分らしい空間づくりを提案しています。そんな野村さんが自宅で最近取り入れているのは、ゴールド。でもピカピカのゴールドではなく、鈍いゴールドです。なぜ鈍い方がいいのでしょうか?

「地味にまとめてしまいがちな私たち大人世代のインテリアに、ツヤ感があるとおしゃれに見えます。ゴールドはツヤ感をプラスするのにぴったりで、本物だったらもちろんOK。でも、ピカピカのゴールド風のリーズナブルなものだと逆効果なんです。年齢にそぐわないチープ感が余計に際立ってしまいます」(野村さん、以下同)

50代、築43年の団地暮らし。インテリアに取り入れて正解だったのは「鈍いゴールド」

だからこそ、あえてマットな鈍いゴールドがおすすめなんだそう。野村さんによると、シルバーを選ぶ場合も同じです。

真鍮(しんちゅう)はアンティークっぽい雰囲気に

鈍いゴールドとともに、野村さんが多用しているのは真鍮です。銅と亜鉛が主成分の真鍮は、ゴールドより黄色味が弱い素材。経年変化でアンティークっぽい雰囲気を楽しめるのも魅力です。

「既製家具の取っ手だけを真鍮素材に変えるだけでも、上質なインテリアに早変わり。セリアは真鍮のアンティーク風パーツが豊富なので、よく利用しています」

大人世代に必要なのはビビッドで目立つカラーではなく、落ち着いた輝き。

「わが家のインテリア、なにかたりない」と悩んでいるなら、鈍いゴールドや真鍮素材をぜひ取り入れてみてください。