この10年で「片付けでやめてよかったこと」。 「散らかっていてもOK」なゆる片づけルール3つ
いつもキレイでスッキリ整った部屋で過ごしたいと思ったことはありませんか? 元・片づけが苦手な整理収納アドバイザーでESSEベストフレンズ101エディターの大熊江美子さんもそんなひとり。10年前の引越後は整った状態をキープするためにがんばっていましたが、ある出来事をきっかけに、散らかっていてもOKと思ってラクに。やめてよかったことについて語ります。

【Before】10年前のリビング。完璧に片づけなくちゃと、よく使うものもしっかり収納していた
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片づけはだれのため?「完璧」を手放すきっかけ
10年ちょっと前、今の家に引っ越してきました。せっかく新しい家で暮らすのだから、今度こそスッキリした家で暮らしたいと、必死で片づけをがんばっていました。
子どもたちは家にいる時間も長く、1日じゅう片づけに追われている状態。「片づけて!」と怒ることも多く、きれいな部屋とは裏腹に母としての自己肯定感がだだ下がりでした。
ある日、幼稚園から帰ってきた娘たちに「今日お客さんが来たの?」と言われハッとしました。お客さんはなく、私が片づけているのは自分のため。自分がどう見られるかばかりに気を使って、家族に息苦しい暮らしを押しつけていたのだと。
このことをきっかけに、「暮らすこと=散らかるもの」と考え、「片づけるべき」という思い込みを手放してみました。
ここでは、多少散らかっていてもOK、短い時間で片づく、わが家流の3つの片づけ術を紹介します。
リビングの床にものが落ちていなければOK

よく使うものはすぐに取り出せる位置に収納を設置して片づけやすく
家族が生活していたら散らかるのは当たり前。できるだけ簡単にできる、ハードルの低い片づけルールを決めています。
そのひとつが最低限「床にものを直接放置しない」ということです。
散らかりやすい放置されやすいものは、逆にいえばよく使うもの。片づけやすいボックスを用意して、投げ込み収納OK。しまいやすくしています。また、最低限ソファやイスに置くのはOKとしています。
家族の私物は、それぞれのボックスへ

引き出しの中がごちゃごちゃでもOK。とにかくこの中に収めるルールに
リビングに集まりがちな家族それぞれの私物は、勝手に処分することもできないし、悩みの種になりがちです。わが家では各自ひとつずつ私物エリアを作成、その中に収めたらOKというルールをつくりました。
子どもが小さいときはリビングで過ごす時間が多かったので、引き出しを設置していましたが、自分の部屋で過ごす時間が多くなってきてからはボックスを階段置き、2階に上がるときに持って行ってもらうシステムになりました。

片づけ迷子になりがちな個人のものがリビングに散らかりにくくなるのでおすすめです。
期間を決めて、家族で片づけ祭り!

【Affter】10年前から多少ものは増えましたが、片づけの時間はかなり短縮できるように
毎日使ったものを元に戻せることが理想ではありますが、完璧に戻すのはわが家には大変。その代わり、定期的に家族全員で片づけ祭りを開催しています。
全員で取り組むことで相乗効果があり、やる気がアップ! イヤイヤながらも片づけが進むのでおすすめです。
「片づけなくちゃ」の気持ちを手放し、多少散らかっていてもOKとしたことで、部屋は以前より少し散らかっていても、子どもたちがのびのびと過ごせていることが、よかったことだと思っています。散らかり過ぎたときや、困ったときは自主的に片づけることも多くなりました。
私自身も子どもたちが園に行っている時間に、家事や片づけに費やすこと減らしたことで自分の時間を過ごすことができるようになり、趣味の時間が増えて満足度が上がりました。
どなたかの、「片づけしなくちゃ」の気持ちをラクにするヒントになったらうれしいです。