家がキレイな人が「片付けが進まないときにすること」5つ。ハードルを下げたら、心も軽く
部屋の散らかりが気になるものの、どこから手をつければいいかわからず、片付けが進まない…。そんなときに試したいアイデアを紹介します。教えてくれるのは、夫婦共働きで2人の子どもを育てる整理収納アドバイザー・Nozomiさん。ハードルを下げ、無理なく続く片付け術をぜひ参考に。

片付けが進まない日の対処法アイデアをご紹介
【写真】家がキレイな人のすっきり片付いたリビング
1分で終わる場所から手をつける

片付けが進まない日は、部屋全体の散らかりが目に入ってしまい、「どこから始めればいいの」と気持ちが止まりやすくなります。そんなときは、1分で終わる場所から手をつけるのがおすすめです。
たとえば引き出しひとつ分、財布やカバンの中身だけ、文房具スペースや薬箱だけ、というくらいの小さな範囲で十分です。小さすぎるくらいの範囲なら始めるハードルが低く、やる気がなくても動き出しやすくなります。
片付けが苦しくなるのは、最初からがんばりすぎてしまうのが原因になっているケースも。反対に、すぐ終わる場所をひとつ整えるだけでも「できた」という感覚が生まれ、そのまま次の行動につながることがあります。無理なく片付けを継続するためには、勢いより最初の一歩の軽さが大切だと感じています。
「全部やる」をやめて範囲を区切る

片付けが進まない日は、「今日はここもあそこも全部整えたい」と考えるほど、逆に体が動かなくなりがちです。終わりが見えない作業は、それだけで負担になります。
だから私は、今日は棚ひとつだけ、引き出しひとつだけ、床のこの範囲だけ、と最初に範囲を区切るようにしています。小さなスペースであれば、必要な体力も判断の量も減るので、最後までやりきりやすくなります。
片付けを続けるには、理想の完成形よりも「今日できる分」を意識し、無理のない範囲を設定するのがポイント。中途半端に見えるかもしれませんが、全部やろうとしてなにも進まないより、少しでも終わるほうが私は心地よいと感じます。
出したついでに「1つ戻す」だけ実践

片付けは、まとまった時間を取って一気にやるものと思うと負担が大きくなります。だから私は、日常の動きのなかで整えることを意識しています。
たとえば引き出しを開けたら、ついでに近くの1つを戻す。洗面所に行ったら、置きっぱなしのものを1つ片づける。たったそれだけでも、散らかりは少しずつたまりにくくなります。1回で大きく変わらなくても、こうした小さな行動が積み重なると、部屋全体の状態はかなり違ってきます。
片付けが苦手というより、まとめてやる形が合わないだけということも多いです。なにかのついでに1つ戻すなら負担が小さく、意外と続けやすいです。止まらない片付けに必要なのは、特別な時間より生活の流れにのせる工夫だと思います。
迷うものはその場で決めず保留にする

片付けが止まる大きな原因のひとつが、「これを残すか手放すか」で考え込んでしまうことです。思い出があるもの、高価なもの、まだ使えるものほど、判断に時間がかかります。そんなときは、その場で無理に決めようとしないほうがうまくいきます。
私は迷うものを一度保留にして、先に明らかに不要なものや戻すだけのものから進めるようにしています。流れを止めずに片付けを進めることで、全体としては前に進みますし、保留にしたものもあとから落ち着いて見ると意外と判断しやすいです。
手放すか迷うものがあるのは普通のことなので、迷った時点で脇に置ける仕組みをつくると、片付けはずっと止まりにくくなります。
できたところで終わっていいと決める

片付けが進まない日は、「せっかく始めたなら最後までやらなきゃ」と思うほど疲れてしまい、次回のハードルまで上がってしまいます。だから私は、できたところで終わっていいと最初から決めています。
「棚ひとつ終われば十分」「テーブルの上だけ整ったら今日はそれでおしまい」という感覚です。毎回完璧を目指すと、片付けはイベントのようになって続きません。でも、少しで終えてもいいと思えると、また次も始めやすくなります。
家の中は一度で完成させるものではなく、少しずつ整え続けるものだと考える方が現実的です。片付けが止まらない人は、特別にがんばっているのではなく、「小さく終えること」を許しているのだと思います。