家族4人「暮らしをラクにする」持たない習慣2つ。服は5セット、献立は15品で迷わない
毎日の服選びや献立づくりに、「今日はどうしよう」と悩んでいませんか? 著書を複数出版し、“ゆるミニマリスト”として発信を続ける阪口ゆうこさん(40代)は、家族4人で暮らしながら、服は5セットのみ、献立は全15品で1か月回すといった「迷わない仕組み」をつくることで毎日をぐっとラクにしているそう。阪口さんに、そのシンプルな工夫を聞きました。

ゆるミニマリストの阪口ゆうこさん
【実際の写真】週に1度は空っぽ状態。ミニマリストの冷蔵庫の中身
迷いを減らすと、暮らしはもっとラクになる
ミニマリストは、ものを必要最低限まで減らして快適に暮らしている方を指しますが、阪口さんは「ゆる」というワードがつきます。
「ESSEで取材してもらったときに、ゆるミニマルというテーマがしっくりきて、“ゆるミニマリスト”を名乗っています。持たないけれど厳しすぎないイメージです」と、阪口さん。
そんな阪口さんが大切にしているのは、がんばって減らすことよりも、「迷い」を減らして毎日を回しやすくすること。なかでも効果が大きいと実感したのが、服と献立の決め方です。2つの習慣について詳しく紹介します。
工夫1:服は「お気に入りの5セット」があれば、迷わず気分よく回せる

ついつい増えがちな洋服。阪口さん自身は、いろいろと試した結果、「5セットあれば十分」と言います。自分にとっての最適な数を見つけることが、おしゃれを楽しむコツだそう。
「服が好きだという気持ちがあるので、少なすぎるのも違うんです。自分のなかで『これにはこれ』という、バチっと合うお気に入りの組み合わせってありますよね。そのレベルで好きなコーディネートを何セットか持てば十分だと気づきました」(阪口さん、以下同)
阪口さんの場合、5組の「お気に入りのコーディネート」があるそう。
「3セットだと洗濯が追いつかず、7セットだと着ないものが出てくる。でも5セットなら、全部が1軍。きちんと着られる数だったんです。ワンシーズンでしっかり着たおすので、服がちゃんとくたびれてくれて、次のシーズンに新しい服を買う楽しみも生まれます」
ただ、「コーディネートの数は人それぞれだと思う」と、阪口さん。
「服が好きならもう少し多くてもいいし、減らしたい人はもっと少なくてもいいと思います。自分がラクに回せる数がきっと見つかるはず」
工夫2:料理のレパートリーは「全15品」。悩まない献立で冷蔵庫もすっきり

毎日の献立づくりに悩む人は多いはず。夫と、大学生の長男、高校生の長女と暮らす阪口さんは、定番のレパートリーを「15品」と決めたことで、その悩みから解放されたと語ります。
「うちの定番のおかずは全部で15品。いつもつくっているから失敗しにくいし、家族みんなが好きなメニューばかりです。だから『えー、これ?』とは絶対に言われない。この15品を2巡すれば、ほぼ1か月の夕食がまわせる計算なので、基本的には困りません」
とはいえ、柔軟さも大切にしていて、季節のものやそのとき食べたいものは適宜取り入れているそう。
「それでも、ベースとなる15品があるので、献立はすぐに決められるし、買い物メモをつくるのも早くなりました」
週1回、冷蔵庫が空になったタイミングで掃除をする

そんな阪口さんにとって、冷蔵庫は食材をため込む「保存庫」ではなく、出番待ちをする「控え室」だと言います。
「食べる予定が決まっているものしか入れないので、1週間に1回は中身がガランガランになります。その都度、掃除もできるので、年末の大掃除もしないですんでいます」
迷わない仕組みをつくることが、暮らしをラクにする近道なのかもしれません。阪口さんの考え方をヒントに、自分の暮らしに合う「ちょうどいい量や加減」を見つけてみてはいかがでしょうか。
※ この記事は2025年10月にvoicyチャンネル「明日のわたし研究所 by ESSE」で放送した内容を再編集して記事化しています