スタイリストとデザイナーに聞いた、この夏にクローゼットから捨て去るべき10のアイテム

2025年の夏、スタイリストによると、個性的でゆったりとしたデニムジャケットが流行っているという。一方でネオンカラーの服やアクセサリーはタンスの奥底にしまっておいたほうがいいかもしれないとも話している。
- スタイリストやデザイナーにもはやトレンドではなくなっている夏のスタイルを尋ねた。
- かつてトレンドだったスキニーパンツは、ルーズでリラックスしたフィット感のあるパンツに取って代わられている。
- チャンキーなスニーカーやカットオフしたデニムのショートパンツも、2025の夏のトレンドからは外れてしまったという。
季節が巡るように、トレンドもまた移り変わる。
去年の夏をともに過ごしたアイテムすべてが、今年も輝くとは限らない。
どのアイテムがあなたの服のローテーションにふさわしいかを決める前に、時代遅れの印象を与えかねないアイテムを整理しよう。
Business Insiderは、この夏の主役にはならないファッションアイテムについて、スタイリストとデザイナーに話を聞いた。彼らが「もう時代遅れ」と口をそろえる10のアイテムを、あなたのワードローブから早々と引きあげてほしい。
カットオフしたデニムに代わって、洗練されたシルエットのショートパンツが流行

裾がほつれたデニムのショートパンツは誰にも似合うアイテムではない。
カットオフしたデニムのパンツは、もはや「音楽フェスのタイムカプセル」だ。スタイリストでBUスタイル(BU Style)の創業者であるナタリー・ティンチャー(Natalie Tincher)は、「より洗練されたシルエットに置き換える時が来た」と語る。
また、この装いにはふさわしくない場面もある。そこで、ティンチャーは、リラックスフィットのきれいめのデニムショーツを選ぶことを勧めている。
「ウエストまわりにしっかりした仕立てのあるデザインのショートパンツや、丈が長めのデザイン、あるいは切りっぱなしでも整った裾のスタイルは、洗練されていて今っぽく、どんな着こなしにも応用がきく」とティンチャーは語った。
マイクロサングラスはクローゼットの奥へ

マイクロサングラスはしばらく人気だったが、2025年の夏はあまり見かけなくなるかもしれない。
ここ数年主流だったほとんど存在感のない細いフレームのサングラスは、今2025年の夏にはスタイリッシュでもないし、紫外線対策でも役に立たないとティンチャーは言う。
彼女はその代わりに、大きめのフレーム、デザインがより個性的でモダンな形状のレンズ、存在感のあるべっ甲柄のフレーム、スポーティなラップアラウンド型(スポーツ用サングラスなどに多い、顔の側面まで覆うフレーム)のものを選ぶことを勧めている。大胆なほど格好いいと彼女は話している。
ロゴだらけの時代はもう終わり

目立つブランドロゴを好まない人もいる。
「派手なデザイナーロゴを見せびらかす時代はもう終わった」とヴォンテル・アイウェア(Vontélle Eyewear)共同創業者でデザイナーのトレイシー・ヴォンテル・グリーン(Tracy Vontélle Green)は話す。
「派手なブランドロゴは、歩く広告のようになってしまい、他のブランドと組み合わせることが難しくなる」と彼女は言う。この解決策は、ロゴで目立たせなくてもシンプルなデザインで品質の良いアイテムを取り入れる「静かな贅沢」だ。
グリーンは、ブランド名は内側のタグにだけ記されているデザイナーの服を着てコーディネートを組むことを勧めている。
「クオリティは全体のコーディネートの仕方で伝わるものだ」
厚底スニーカーではなく、薄底のスニーカーが主役に

厚底スニーカーは数年前に大流行した。
「ダッドシューズ」はそろそろ終わりを迎え、代わりに軽くて動きやすいスポーツシューズやソールが薄くて高さがない「ロープロファイルスニーカー」が主役になると、スタイリストで『カラー・ユア・スタイル(Color Your Style)』の著者デイビッド・ザイラ(David Zyla)は話している。
「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)やミュウミュウ(Miu Miu)のようなブランドがスニーカーとバレリーナシューズを掛け合わせたデザインを発表した後、大きなソールやボリューム感のあるフォルムはカラフルでシンプルなシルエットのスニーカーに取って代わられた」とザイラは言う。
タイトなデニムジャケットは物足りない

2025年の夏は、さまざまなデニムスタイルに挑戦する絶好のチャンスだ。
定番にも時には休息が必要だ。フィット感のあるデニムジャケットは永遠の定番かもしれないが、テレビやメンズパーソナルブランドでスタイリストとして活躍するディーナ・セルキオーネ(Dina Cerchione)によると、今の時代には少し退屈に感じられるという。
その代わりに今はゆったりとした少しオーバーサイズのスタイルが主流となっているという。
「オーバーサイズのブレザーのように、オーバーサイズのデニムジャケットは抜け感のあるカジュアルな雰囲気を演出する。ゆったりとした雰囲気は重ね着やクリエイティブなスタイルにもぴったりだ」とセルキオーネは話している。
ネオンカラーからナチュラルなアースカラーにシフト

ネオングリーンはおそらく2025年の夏の主役カラーではないだろう。
ネオンカラーは派手で、取り入れるのが難しく、今流行りの落ち着きのある洗練された色合いとは合わないとセルキオーネは言う。
彼女は夏のワードローブには、自然の色味を感じさせるくすんだやわらかいパステルカラーやニュートラルカラーを取り入れることを勧めている。
「バターイエローやくすんだセージグリーン、柔らかいクレイカラーをイメージして取り入れてみてほしい。より力の抜けたシックで洗練された最新の印象のスタイルになるだろう」
コールドショルダートップスからは卒業して

肩を出すデザインのトップスの中には、すでに流行遅れのものもある。
この肩を見せるシルエットは一時期流行したが、何人かのスタイリストによると、もはや新鮮さや魅力、セクシーさを感じさせるものではないという。
それでもこのトレンドを試したいのであれば、シンプルなオフショルダーやワンショルダーのようなモダンデザインを選ぶといいとサーキオーネはアドバイスしている。
「2025年の夏のシルエットはよりシンプルでわかりやすく、よりすっきりとしたオフショルダーのラインがこのトレンドに合っている」とザイラは話している。
「このようなトップスは、流れるようなスカートやトラウザーショーツと合わせて、カジュアルにもフォーマルにも着こなしやすい」とザイラは付け加えている。
手入れが難しい生地の服の人気は落ちている

手入れが簡単な生地の服が人気。
「シワになりやすい服は、特に夏の暑さの中では実用的とは言えない」とティンチャーは話している。外出前にスチーマーで必死に伸ばしても、外に出ればまたシワが戻ってしまうからだ。
そのため、現在のトレンドは、あえてシワ加工された質感のものや、透け感のあるコットン、シアサッカー、そしてシワがあっても美しく見えるハイテク素材を好む傾向にあるという。
「求められるのは無理をしないイージーな感じであり、トレンドも我々のライフスタイルに合ったものになっている」と彼女は話している。
定番のバレエシューズは飽きられている

先が丸みのあるバレエシューズは、この夏は少し古びて見えるかもしれない。
セルキオーネによると、丸いつま先のバレエシューズはそろそろスポットライトを浴びなくなるという。
セルキオーネは代わりにストラップの付いたフラットシューズ、メリージェーンを提案している。
「もしあなたがスクエアトゥが好きでも、とんがったトゥが好きでも、メリー・ジェーンは、『イットガール(It Girl)』(時代や流行に敏感で魅力的な女性)がデニムやスカート、ドレスに合わせてこぞって履いているフラットシューズだ」とセルキオーネは話している。
ウルトラタイトジーンズは流行らない

スキニージーンズはもう流行っていない。
スキニーパンツは正式に時代遅れになったと感じる人もいるだろう。グリーンとチェルキオーネによると、スキニーパンツはほとんどの体型に似合わないアイテムだという。
2025年の夏、人々はより動きやすく、より着回しのきくスタイルに惹かれているようだ。
「太ももに少しゆとりがあり、足首がきれいに見えるリラックスしたテーラードパンツを取り入れてみてほしい」とチェルキオーネは言う。
快適でスタイリッシュなワイドレッグのデニムかバレルジーンズをグリーンは提案している。どちらもカウボーイブーツとの相性も抜群だ。特にビヨンセ(Beyoncé)のコンサートに行くのであれば。